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くるふる
寝そべってたら、くるふるが。 僕の眉の間に居座った。 聞いてくれ、くるふるよ。 「えぃ、やあ、とぅ」と いったいなにと競り合っているのか せめて勝敗を明かしてくれよ なあ聞かないか、くるふるよ。 「ゑぇ、嗚呼、うぅ」と いったいどのしーんで泣けたのか せめて涙くらい拭ってくれよ 僕の瞼が開けない。 はあ、なんなんだ、くるふるよ。 そもそもお前は くるふるなのか クルフルなのか 来降なのか CLUEFLEWなのか はたまた某〇△□なのか 結局聞く耳をもたないじゃないか。 せめて、その名について 一口でいいから 齧らせて くれよ 。 「・・・」 いったいいつから僕の眉間から去っていたのか いても いなくてもの くるふるよ。
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くるふる ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 317.9
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-11-02
コメント日時 2024-11-15
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
くるふるの様な何かを、私も感じた事があります(同じものかは分かりませんが)。 いつからかそこにいて、いつの間にかいなくなってしまうあの情動は、確かにどんな名前が付くのでしょうか。考えた事はありませんでした。 くるふる、という言葉の響きが、何故だかとてもしっくり来ます。私の眉間にも、もう一度来るのかもしれないと思うと、今しがた抱えていた寂しさが少し和らいだ様な気がします。名前を見つけてくださって、ありがとうございます。
1子供の頃、妖精や小人を信じていたのが思い出しました。トトロのようにくるふるのように名前が有るのは良いです。全てはそこから始まる。人間関係の意味も。
1頭が柔らかい人なのか? 感覚的な物語をきちっと形に出来る筆力を感じました。 くるふるというネーミングも、センスを感じさせるものです。
1サードアイ、その直感が目覚めた時の詩のように思いますが、「くるふる」というのが面白い。 直感が覚醒している状態であれば、中盤に正体が出てるように思います。「来降」なのではと。私も灰塚さんに共感で、「それ」は、何かちょっと先の未来みたいなのが降ってきたり。迷信ですが。開眼したいなあなんて、読んでて思いました。
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