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ナンセンス関西弁ポエム五編
※本作品はChatGPTが生成した詩である。私は何ら手を加えていない。 「空気を焼くレシピ」 まず、窓を全開にして、風を捕まえるんや。 あんまり激しい風はあかん。そよそよと吹く、ちょうどええやつ。 その風を、手のひらで丸めて、見えへん袋にそっと入れる。 ほな、ガスコンロの火を強めにして、火の音、パチパチと鳴らす。空気を一さじ、そっとフライパンに落とすねん。ちょっとだけ焦げ目をつける。ここからや、魔法は。鍋底に、音のない鼓動が広がっていく。 じりじりと焼ける匂いは、見えへん色やけど、誰しも知ってる懐かしさ。 焦げたらあかん。空気は繊細やから、急に蒸発してしまうかもしれへん。 さあ、菜箸でそっと混ぜて、空気の端っこをつまんでみる。何も感じひんけど、そいつがええ。焦らず、ただ待つんや。途中で少しの水蒸気を足してみる。ほのかな雨の香りが広がる。 もしかしたら、空気は今、見えない何かに変わってるかもしれへん。 焼けた空気をお皿に移して、塩ひとつまみ、音もなく振りかける。 それを食べたらどうなる?無味無臭のはずやけど、思い出の味がするかもしれへん。 空っぽの腹を満たす不思議な感覚に、ただ身をゆだねるんや。 焦るな。焦ったら、空気も焦げてしまう。ほんまの満足は、目には見えへんもんなんやで。 「透明人間のセルフィー大会」 公園の真ん中、ひっそりとした夜 透明人間たちが集まってくる スマホ片手にセルフィースティックを持って 光もないのに、フラッシュがピカピカと カシャ、カシャ、誰も写らん写真が増えていく 画面には、闇と空の狭間だけ でもな、透明人間たちは大満足なんや 「ええ感じやん、今日はよう撮れとるわ」 誰もおらん写真がインスタにアップされて ハッシュタグは#透明の美学 「いいね!」がつくたび、見えへんガッツポーズ 「あんたも、今度はこっち向いて撮りや!」と 透明人間Aが透明人間Bに言うても、Bはどこにおる? 「あ、すまん、そこやったんか!」 また空中でスマホが揺れて、シャッター音が鳴る 木々の間に立つ無数のポーズが見えるようで見えへん 遠くのベンチでは透明人間Cが 自撮りに飽きて、ひとりでライブ配信しとる 「どこにおるねん?」とコメントが入るたびに Cは笑いながら「ここやで、ここ」と返事する 夜の闇はどんどん深くなるけど スマホの光だけがあっちこっちでチカチカと 誰もいない写真が増えていく中 透明人間たちは、今日も最高のセルフィーを楽しんどる 空には見えへん笑顔がたくさん浮かんどって 見えへん拍手と見えへんハイタッチが飛び交う 明日もまた集まるんやろな、誰も見えへん大会に 透明なまま、でも確かにそこにおる、そんな夜や 大会の終わり、透明人間たちはそろそろと帰り始める スマホの中の何もない写真を見て、にんまりしながら 「またな、来週も会おうや」と誰もが言うて 静かな夜は、透明な笑い声だけが響くんや そして、そこには何もない けど、何かが確かにあった気がする そんな夜の、透明人間のセルフィー大会やったんやで。 「レモンの対義語」 レモンの対義語を決めるって、ほな、宇宙の果てを覗くようなもんやろか。宇宙には無限の星がぎょうさんあるけど、どの星が「レモンの反対やで!」って主張できるやろか。もしレモンが「酸っぱいやつ」やとしたら、その反対は何やろう。トマトか?いやいや、トマトも酸味がある。バナナか?うーん、バナナは甘いだけで、なんかちゃう。ほな、干からびた餅?いや、餅は存在感ありすぎやし。ほな、ゼロに近いもんやろか、無味無臭の空気のような存在とか。 でも空気も、どこにでもおるし、結局そこにおるやんか。ゼロの対義語やったら、レモンの対義語はもしかして「無」か?でも「無」って、なんもないことやし、それ自体が対義語って言えんかもしれへん。ほんでまた「無」の反対は何なん?「あること」?いや、それも雑やな。ほんなら、「存在しないレモン」?いや、そんなもん、何やそれ。 ほかに何かあるか。そうやな、レモンが「ピン」とした酸味やとしたら、その反対は「ぼんやり」したもんかもしれん。ほな「もやもや」か?「霧」か?でも霧もその場にあって、存在感示しよるやん。ほんなら、透明な風船か?触れるとパッと消える。いやいや、風船は割れるときに存在を主張するから違うな。そうなると、いっそ「うっすらと消えかけの虹」とか? いや、なんか違うわ。それなら、レモンの対義語は「誰も気にしてへんカフェの隅っこのお冷や」とかやろか。透明で冷たいけど、誰も飲まへん、そこにあるけどないようなもの。え、でも待てや、それもちゃうか。ほな、なんかもう、ずっと考え続けることそのものがレモンの対義語なんかもしれん。 でもそれもよくわからん。レモンの対義語を探そうとすると、それ自体がレモンの存在感を強めるんやないか?ほんで、結局、答えは何なんや。ひょっとしたら、レモンの対義語は「やっちまったなあ!」って思った瞬間かもしれん。なんでかって?知らんけど、何かその瞬間にはもう、レモンがどうでもよくなってる気がするんや。結局、答えなんかあらへんのかもしれへんな。うーん、誰か教えてくれ。 「泣きっ面にカフェラテ」 泣きっ面にカフェラテぶっかける 熱い涙と熱いミルクが混ざり合って 泡立つ顔面がぼやけてくるんや 泣いとるか笑っとるか、もうわからんままに 目からカフェラテが流れ出て 口の中は、苦さと甘さの闘いで満ちとる そのまま顔面をカップ代わりにして カフェの客がひとくち、ひとくち味見してくる 頭の中では天使が踊り、チェーンソーの音が響く 「あんた、まだ生きとるんか?」と カフェラテまみれの脳みそがそう聞いてくる 「ああ、これが生きるってことか?」と返してみたけど 返事はなし、代わりに現れたのは ガラスの靴を履いたバクテリアや ミルクの海に浮かぶゾウの幻影や 口の中で響くジャズのリズムや カフェラテの泡が髪に絡みついて その泡の中で小さなサーカス団が 綱渡りを始めとる、あかん、これはほんまにあかん 誰か止めてくれ言うても、もう誰も聞いとらん 泣きっ面にさらにカフェラテぶっかける 目も鼻も口も、全部カフェラテや 泡立つ視界の中で、電柱がバレリーナのように回り その背中に乗ってるカラスが真顔で踊っとる ほら、また一杯、もっと濃い目で カフェラテの嵐が降り注ぐ 泣きっ面はいつしか笑顔に変わり でもその笑顔も、ラテアートの幻や 涙かカフェラテか、それともただの空気か 全てが混ざり合って、ぐるぐる回っとる 世界の端っこで、最後のひとくちをすすったら どこかで時計の針が止まる音がしたわ そしたらな、また新しい朝が来るねん カフェラテの跡が顔に残ったままの朝や ほんまに生きとるんか、夢なんか、知らんけど そのまま笑いながら、次の一杯を待つんやで 「サボテンの足跡」 そやなあ、サボテンってなんであんなに強気なんやろか。何にもない砂漠でひとり、ピンと立って、まるで「あんたら、どこ見て歩いとんねん」て言うてるような顔しとる。けど、ほんまにサボテンに足跡があったらどうなるんやろな?砂の上に、ぽつんぽつんと、小さい棘の形の跡が残っとったら。なんか、寂しげでもあり、おもろいでもある。 ある日、サボテンが砂漠を横断しよう思て、一生懸命にその棘で歩き出したら、どうやろ?砂が柔らかすぎて、ズブズブ沈んでいくんちゃうか。そないなったら、サボテンも「あかん、これでは足元が立たん」とか言いながら、ぺたんと座り込んでまう。ほんで、そっから動かれへんねん。「なんやこれ、聞いてへんぞ」言うてる間に、風が吹いてきて、砂がどんどん積もってきよる。 そのうちに、サボテンも考え出すんや。「あれ、足なんかいらんかったんちゃうか?」。せやから、歩くんをやめて、また元の場所に戻ろう思て、逆方向に足跡つけて戻るんやけど、すでに風で消されてもうて、どこがどこか分からん。えらいこっちゃ。 ほんなら、近くのラクダが通りかかって、「お前、何しとんねん?」言うてきよる。サボテンは「いや、足跡の練習やねんけど、全然あかんわ」と答える。ラクダは鼻で笑いながら、「サボテンに足跡なんかいらんやろ」言うて、また歩いていく。 サボテンはそこで気ぃつくんや。「せやな、足跡なんかいらんのや。わしには、この棘と水分があればええんや」。ほんで、また堂々とそこに立つ。風が吹こうが、砂が飛んでこようが、サボテンの足跡はどこにも残らへん。けど、そこには確かにサボテンがおる。なんや、人生のヒントみたいやな。
ナンセンス関西弁ポエム五編 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 504.2
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-09-01
コメント日時 2024-09-03
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
なんや、おもろいやないか。特に後半の作品にいくにつれて力が抜けとるんやないか? まあAIに脱力ってもんがあるのか分からんけど。「泣きっ面にカフェラテ」と「サボテンの足跡」、おもろいな。「レモンの対義語」もおもろかったで。これ、タイトルもすべてAIが作ったんか? タイトルだけ人間が与えたと思いたいくらい、欲しい発想しかない。 わいが注目したんは、たとえば「泣きっ面にカフェラテ」の第四連と第五連とかやな。カフェラテぶっかけられてサーカス団やバレエのイメージが舞い込んでくるってどないやねん。そのあと何回もカフェラテをぶっかけられるのもおもろいし。 なんか、音が重要なんやな。序盤のチェーンソーの音とか。「曲が流れる(音が聴こえる)」っちゅう「流れる」って動詞と、「目からカフェラテが流れ出て」の「流れ」が結びついて連想されていったんやろか。他にも考えると白人と黒人の融合した文化、ジャズが出てくるのも、カフェラテみたいやな。なんか、どういう経緯で一行一行作ったか聞いたら、えぐい量の知識動員されて説明されそうやわ。こわいなあ サボテンは童話みたいでええな。「なんや、人生のヒントみたいやな。」の終わり方も、そうそうできひんて。 他の人の意見も、色々聞きたなってくるわ。
0詩になってる!
0オモロイですな。先ず発想がいい。それと展開の仕方も。でもAI?一定のパターンは読みとれる。それは演繹法とか帰納法を駆使して主題の話を解決に向かわせる。という展開の作りには読めるが、この発想はどのようにして描いているのだろうか。思いつき?AIが発する言葉にはやはり何かしらの意図として組み込まれた基準があるのか、それを自身で解説できるのだろうか、それとも?
0読んでくださりありがとうございます。どうやって作品を作ったかは秘密ですが、タイトルも本文もAIが生成したのは間違いがないです。ただし、複数通りあるタイトルや本文を人間が取捨選択していることはあり得ます。
0どれもおもろいし上手だけどなんか飽きる なんでなんだろう? 無難すぎるのかなあ レモンのやつとか好きですね俺は 仏教哲学みたい どれもおもろい 卒ない でも飽きる なぜかは不明である まとまりすぎてるのかもしれない
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