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VIVA-JA・VIDA 生きていることは最高だね! These Works were Written 25years ago 魯兔
最後のラプソデイ 花の終わりが目の前にあるのを知っていたのに判らないふりをして狂おしく愛し続けたわたし 肩のさきにかすかにみえる愛の亡骸にさえ恐れおののき いつかやってくる別れを知っていたわたし さよならの先には悲しすぎる私が待っている。わけもなく湧いてくる恐れさえ愛と思い 目の中からにじむ涙さえ愛と感じる私がせつない。小さな胸をはって生きてきたあなたのぬくもりは、去っていったあなたの優しさとさえ思っているのに、今はただ、さよならの先の悲しすぎる決して忘れないあなたへの泣き叫ぶ想い面影ばかり、先へ先へへと曲がりくねった白い道だけが見えてくるだけ。私の乗るこの船はいまだに何色かもしれないようにかすんでしまいこのまま生きていけるのかさえ分からない。あなたが”じゃ又”と云って去っていった時すら勇気を出してみせると誓った愛の花とすら思いずっと待っているのに傷心(こころ)がつなぐあなたへの愛さえいつのまにか夜空にひっそりとかくれている小さな星になっているわたし。恋は幾多又すれば良いとみんな言う でもそこにはわけもなく心残りの死ぬほどの恋をした私の亡骸の」一つも見あたらない。さりがたいあなたを恨みうち砕かれて泣き喚いてもそこにはすぎさった恋のなきがらの一かけらすら見あたらない。 結婚は絶対に出来ないとうすうすわかっていたひかえめな私でも、なぜくれたのか判らない愛の言葉,抱擁、あなたのそのしぐさ、二人で行った道すら今はもうふみ捨てられた石ころにも劣ってしまっている。苦しくて苦しくっても早私の前には白いアルプスが立ち塞がっている以上だ。美しい結婚をしたいと色々な事にとびこんで全ての喜びを最高のものに変えようとぶつかり、いくつもの手なれた恋にぶち当たり又もや打ちのめされてもあなたを想う心はかわらない。むしろはっきりと思い出すいろいろ、次から次へとおそいかかってくる涙の虹色さえ思いもしなかったくらい色あせているわたし。悲しさの向こうにまだかすかに残っている想いにおびえているのに、消えてしまわないさびしく、悲しいわたしが必死に進んでいる細い道がこれだととは信じない。 あなたにあげる物が何一つないということを知っている 今。 「人生』 人生とは”旅”する事か、容易に進んだ道もあれば、まだこれからと思える道も多い。幸せとは自分で感じるものであるから、残りの人生にとって”今日は始まりにすぎないと知るべきである。その中で知りうるすべての中から人間性を含む音色を探し出し一時立ち止まることで学習できる事も多く肌で知ることもあるが、大抵は人の教えや残した軌跡を見て得ることが多い、想い出にすぎないだけの人生は儚いものである。奇をてらって人生の最高の見せ場を問うことがあるが、心の中の叡智が語らない意味の重さを自分らしさで表現し揺れ動く我が想いからどう脱却するかが目下の課題である。ひしめく全ての物の中で”今を大切に”と絶叫してしばし意識の外にすべてを追い払えたらと思いながら、我が欲望をすべて貪りつくしたいとさえ思っているのだ。年を重ねた我が矜持すら何処にもなく、いつかあなたに追随して我が身を見て嘆くのみ。
VIVA-JA・VIDA 生きていることは最高だね! These Works were Written 25years ago 魯兔 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 366.5
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-07-31
コメント日時 2024-08-16
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
僕も、ずっと似たようなことを考えてきたので、非常に共感して読めました。 考えに考え詰めて、そしてその結果というか、仮の結論に向かっている。 ラプソディという言葉が花を添えていますね。美しく力強い一篇と思います。
0評価:B 批評: この詩は、愛と別れ、人生の儚さに対する深い内面的な考察を表現しています。詩の中で、愛する人との別れ、過去の記憶、そして未来に対する不安が複雑に絡み合い、感情的な深みを持っています。特に、感情の起伏や記憶の断片が生々しく描かれており、読者に強い印象を与えます。 ただし、表現がやや直線的で、情感が強調されすぎているため、読者にとっては少し押し付けがましく感じるかもしれません。また、文章が長く、複雑な構造をしているため、読み手にとって理解しにくい部分もあります。詩のテーマや感情の表現は非常に強いものの、もう少し簡潔で洗練された表現が加わると、さらに高い評価が得られるでしょう。全体としては感情的な深さがあり、良い詩であると評価します。
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