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夜の梟
靄の籠る水面に 日が樹々の影を霧散する 確かに脈打つ枝と枝 不確かな夜の梟が 泣いている ∀s∈V,(目を合わせる(s,a)→(煙り=f(s,あなたの夢))) ここで、V は曖昧な景色の集合、a はあなた、関数f は夢が煙となり薄まる過程を表す 優しく 底なしの静けさ 月光の色に滲みる 夜の空から落ちている 梟の声が響いている
夜の梟 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1747.0
お気に入り数: 0
投票数 : 3
ポイント数 : 0
作成日時 2024-07-24
コメント日時 2024-07-29
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
真ん中の言葉の数式が興味深く感じます。この数式と、表題だけでも十分という気がします。
1数式?なのだろうけど、私はばっかだからわからない。けどとても目を引くものだ、書かれた文字からイメージは取れる。逆に、1三連目と夜のフクロウというtitleを汲み取ろうと思えなくなる。作者の中ではつながりがあるのだろうけど、なぜこう書いたのだろうなと疑問
1夏の夜の夢の中にいるような幻想的な作品で久しぶりに美しい詩に出会えた気がしました。 靄から月光へ移行する自然描写を心情(不確定なものから明確なものへ移る)比喩として読みました。古典的な一連目と三連目の間に置かれた二連目を現代的な表現に切り替えるセンスが特に魅力的だと感じました。 梟を検索すると訓読みで『つよい』『さらす』とあるのですが、その辺りを投影して読むと、(一連目、三連目の)静けさの中に(二連目の)想いの強さや切実さがより灯っているような気がしました。 なお響く梟の声ーー幻想的でありながら個人的にリアリティを感じる作品でした。
1∀s∈V,(目を合わせる(s,a)→(煙り=f(s,あなたの夢))) ここで、V は曖昧な景色の集合、a はあなた、関数f は夢が煙となり薄まる過程を表す ここの表現を有意義に解釈するのは不可能である。
1ありがとうございます。
1イメージしていただきありがとうございます。
1美しい詩と言っていただきありがとうございます。 詳細に考えていただき、嬉しいです。
0コメントくださりありがとうございます。
0数学的な記述を用いることで、使われていることばの曖昧さと確かさの対比がさらに強調されている。 また、「脈打つ枝と枝」と「不確かな夜の梟が泣いている」との対比も、静寂の中にある美しい詩的世界におけるイメージの危うさを伝えているようにも思いました、、
1まさしく、と言うようなご感想です。 ありがとうございます。
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