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四騎士
この世は苦しみの海 生きることは溺れることに等しくて 真理を知らずにいることは 海図のない旅路のようなもの 子を宿す三月の瞬間に 封印は解かれるだろう 自由自在の魂が 何一つ自由にならない 温もりと暗闇のなかで 生まれる苦しみを知る 萎靡沈滞の肉体が 何一つ上手くいかない 情けと過去のなかで 老いてゆく苦しみを知る 槁木死灰の人生が 何一つ願い通りにならない 恕しと愛のなかで 病に伏す苦しみを知る 跼天蹐地の落日が 何一つ合点いかない 畏れと安堵のなかで 死にゆく苦しみを知る かくして病院には 四人の騎士が馬に乗って 福音を宣べ伝えてる
四騎士 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 532.0
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-07-16
コメント日時 2024-07-17
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
生老病死を描いていて、意味深いと思います。設定として、三月の赤子が封印を解くという 文が、独特の味わいと祝福されるべき生まれを言い表していると思います。 四人の騎士が、病院にやって来るというところから、希望への道のりをつけており、 意義深いと思います。全体的に格式を保った詩に見えますが、知の働きにより、 それが支えられているように思います。
0/自由自在/萎靡沈滞/槁木死灰/跼天蹐地/ 真理得ずして四字熟語の解析病棟。四字熟語はできるだけ避けて~わたしのコメントへの挑戦ですな。然らば「被害妄想」対義語として「誇大妄想」の騎士、愚直にもドンキホーテを進取果敢と游がせてほしかったですな。病棟マニュアル。廊下階上の空間に。
0槁という漢字がコウではでなかった。しかし検索してみて槁(稿(コウ)という漢字の多さには驚きを隠せない。漢字には疲れる日本人は難しい。泣笑
0お久しぶりです★ 作品読ませて頂きました! 神聖で厳かな雰囲気の中、生きることの苦しみとその中でも希望があると信じる強さが織り混ざっていて美しく感じました(*´ω`*)
1此の度は、歌誌「帆」自由詩掲載欄へとご投稿を賜りまして、允に有り難うございます。 未だ、ご応募受付開始よりは間がございます。 暫し、(一から三ヶ月程度、凡そ十月辺り指標と致しまして)お待ち下さりますと嬉しく存じ上げます。 御作を拝読をさせて頂きました。 漢籍よりの熟語の応用に於きまして。何処と無く仏典の芳香が致します御作ではございますが、 題名はヨハネ黙示録よりの借題となっておりまして、不可思議な作風、構成を具有しております様に感受せられます。 「生老病死」の四苦へと四騎士を当て嵌めになられていらっしゃる箇所、等中々に考え抜かれた構造を付帯していらっしゃられます様に感受せられました。 「恕し」等の表記の拘りにも注目を致しました次第でございます。 而して、如何でしょうか。此処は思い切りになられましていっその事、 文語体表記に転換を為される等、修辞の美(=非‐説明的文体)へ移行を為されました方が、題材が映えるのでは、と存じます次第でございます。 着想は面白くあらせられると存じますので、もう一つ、ご工夫をなされますならば「化ける」のではないでしょうか、と。 差出がましくも考えました次第にてございます。 今後の御作の作風へのご参考の一助と為れましたならば、僥倖でございます。 それでは、復のご挑戦をお待ち申し上げております。 此の度は、ご応募ご投稿を賜り、允に有り難うございました。 そして、皆様に通知をさせていただきたく存じます。 discord上の歌誌「帆」チャンネルにて、前号第三号が閲覧可能となっております。 アクセス可能な方に於かれましては、 誌面の傾向を通読為されて後より、応募作品の程を構想、起草為されて下さりますと心嬉しく存じ上げます。 そして、来たる八月十七日に於きましては、歌誌「帆」主宰のオンライン歌会‐詩批評会が開催をされます次第でございます。 事前エントリーが必要でございますので、ご興味をお懐きになられた御方に於かれましては、 エックス上の歌誌「帆」アカウントよりの歌会概要ポストをご参照に為られて下さいませ。
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