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虹に対して
悲しむことでも とどまることでもない 時の途中 虹を見た 人の心には 色彩も旋律も いくでもあって それらを放つ鍵もまた いくらも用意されている 光となり せまってくるもの 一瞬の内部に 宿っているもの 自分とは誰か 解らせる 張りつめた なにものかのちから 旅の道 歓びも哀しみも すべてがあったと 瞳は確かめる その瞳に明日は どう映るか まだ見ぬことが 起ころうとしている 虹に対して
虹に対して ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 675.9
お気に入り数: 0
投票数 : 3
ポイント数 : 0
作成日時 2024-07-14
コメント日時 2024-07-16
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
虹は色彩に富んだ五線譜のようですね。西欧では虹の根元に金が埋まっているだか、なにか大切なものがあるというらしいですが、うろ覚えで。シンボリックに夢や理想を描きたいのかな?
0虹というテーマですが、心の働きを上手く描いた方がいいと思います。 そのためには、詩が、ものと心についての、豊かな思索に裏付けられていないといけないのかと思います。 全体的に、散漫な印象があるので、心や気持ち、感情を、言葉に込めて歌うことが大切だと思います。 つまり、私の印象では、言葉で何かを描こうとしているのに、言葉がまだ十分に豊かには 把握されていないように思いました。方向性は悪くない、と思うのですが、決定的な アイディアや、確かな叙述といった課題が強いのかと思います。
0梅雨時に虹のことを考えるとは素敵な心で感心します。
0虹に対して。 二連の~いくでもあって。これはいくらでもあって、でしょうね。短詩のミスは決定的なので慎重に投稿されたほうが宜しいのでは、とミス打ちの多いわたしは思います。 終わりの~重複する~虹に対して。これは要らないですね。目の前に見て取れる現象としての虹だけに収めてしまいます。 それよりも三連の~解らせる、でしょうね。語り手自身が応えちゃってる。これでは詩が形而上学的にも拡がりません。ここは水(雲)がはじけた。とか空気感を一変させてみるとかで、ずいぶん好くなる気はします。 たぶん情景は描ける、抒情も書けるようになる方だと思うので、あと少し頑張ってください。と俯瞰しちゃったわたしを許してください。
0黒髪さんが厳しい意見をされてるが、ならば指摘しなければ却って失礼にあたる。たぶんまだ書き始めて年数を経ていない書き手の方だと思われる。黒髪さんはこちらサイトの重鎮だ。丁寧に説明されたし、と思う。 そこでわたしなりに改編されたし箇所をあげてみる。 一連目~時の途中~。そして終わりの連の冒頭~旅の道~この二カ所は表現があまりにも陳腐です。どうせなら一連を旅の途中とされて、終わりの冒頭も、虹の道~とされたほうが拡がるだけまだいい。この連にも瞳が二度使われているので、瞳は確かめる~ではなく時を確かめる~とされたほうが私には心地よく伝わります。 よく使用(仕様)される言葉をできるだけ避けて表現してみる。これも独自性を磨くための一歩にはなるとは思います。ごちゃごちゃと失礼いたしました。
0抒情性があって、綺麗で……かなり好きな部類のタイプの詩です! まあ、課題はあるのかもしれないけれど……それでも、こういった透き通った詩はいいものだと思うんだ。
0再レスです。眼が悪かったため、文章の順序が私には読めておらず、良い点を感じることが、 出来ていませんでした。ごめんなさい。再び読むと、きちんと感情があり、アイディアも 確かなものがあります。「虹に対して、まだ見ぬことが起ころうとしている」、この感覚は、 素晴らしい感性だと思います。私も自分なりに責任を自覚はしているのですが、 目が悪いと、詩の良さを見過ごしてしまうことがあり、反省することしきりです。 これからも、B-REVIEWをよろしくお願いします。
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