別枠表示
分子零度
願うなら 君が結わえた髪を 解かないまま生きていける ずっと生まれ変われる日だけを 想い続けていた 純情な不滅へ 気配たちを惑わせた 君は、輝いて 続く歌は時間の限り 見境なく誰かを襲い続けて 星は砕ける 理解の外側で 分子より もっと小さく 消える寸前の魂魄に 綺麗だねと嗤って魅せた 呼び声は いつも 日々の隙間に 塗り替えた記憶を また映してる 夜戦の果てに 辿り着いた 結び目を君はずっと まだ見ている 星す機雷 劈く星霜 僕たちは寄生木と知りながら 万感の混濁に いつも朧げで 星す機雷 冀う星霜 また導かれて繋がって 内側の世界で いつも朧げで いつも朧げで。 夢を見ていた 昔の夢を 気性は荒く 読み違える詩歌 夢を見ていた 昔の夢を 君がいて 僕がいて 君がいなくて 僕がいて 予想よりも遥かに 遠い未来で 懐かしい声 気配たちを惑わせた 君は、輝いて 続く歌は時間の限り 見境なく誰かを襲い続けて 星は砕ける 理解の外側で 分子より もっと小さく 消える寸前の魂魄に 綺麗だねと嗤って魅せた 綺麗だねと笑って、笑って。
分子零度 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 540.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-07-04
コメント日時 2024-07-04
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
此の度は、歌誌「帆」自由詩掲載欄へとご投稿を賜りまして、允に有り難うございます。 未だ、ご応募受付開始よりは間がございます。 暫し、(一から三ヶ月程度)お待ち下さりますと嬉しく存じ上げます。 御作を拝読させて頂きました。 一定水準の修辞力に於きましては、充たしていらっしゃられるとも感受を致しましたが、 実存方向ではなく綺語の方向を貫徹なされるのならば、矢張稍、衒いが普通の域より著しくは逸脱してはいらっしゃられず。 言葉への踏み込みが足りないのではないでしょうか、と思いました次第でございます。 微細なこととは存じますが、 >綺麗だねと嗤って魅せた に於ける「嗤って」「魅せた」等の語句選びに於きまして、一定のバイアスが掛って居られ、 それが悪い意味に於きまして常套的な修辞法の域を脱してあらせられず。勿体無い、と思いました次第でございます。 而して >理解の外側で とう詩句には、稍光るものを感受致しました次第でございます。 それでは、復のご挑戦をお待ち申し上げております。 此の度はご応募ご投稿を賜り、允に有り難うございました。 追記でございます。 discord上の歌誌「帆」チャンネルにて、前号第三号が閲覧可能となっております。 アクセス可能な方に於かれましては、 誌面の傾向を通読為されて後より、応募作品の程を構想、起草為されて下さりますと心嬉しく存じ上げます。 そして、来たる八月十七日に於きましては、歌誌「帆」主宰のオンライン歌会‐詩批評会が開催をされます次第でございます。 事前エントリーが必要でございますので、ご興味をお懐きになられた御方に於かれましては、 エックス上の歌誌「帆」アカウントより、歌会概要ポストをご参照に為られて下さいませ。
0最近の子供たちは当て字の名前が多くて下手に声を出して読めない。まあ、この自由さも流行りではあるのでしょうが、劈く星霜。なんてのも日頃から漢字を見慣れていないとなかなか覚えてても忘れて読めない。と思えば鷹枕可氏主催の歌会に応募するようなお方だったんだ。何方はだいたい察しもつきますが、批評も氏にお任せするしかない。いやあ、私からみればこういう難字にはいつも苦労させられて勉強不足を痛感させられますね。
0