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醜悪
うつくしいものだけかんじていたいとねがった たのとえばそれは きみのがらすへんをちりばめたはだのような きみのかぜをもてあそぶかみのけのような きみのぼくのこころにふれるときてのひらのような きみのもうもくのふりをするひとみのような きみのぴあののげんがふるえるこえのような きみのたにんのあらそいについてしないみみのような きみのだれかをふみだいにしてきたあしのうらのような きみのぼくにあたたかさをあたえるくちびるのような それいがいのうつくしいものはいつかきみとぼくのあいだにおだやかにとけてゆく
醜悪 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 426.9
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-07-01
コメント日時 2024-07-01
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
タイトルとは真逆に、すごく綺麗で良い詩だと思いました!
1この詩の誠実さはいいですね。思いがあって、欲はない。願望を言葉にすることで、 その願いはかなっていくと、それが世の習いだと思っています。思うことの出来るのが 人間だと思うので、自然に普通に歴史にある通り、現実は急変しておかしくなったりは しないですね。忍耐、忍辱は大切です。やはり自分と相手が大切なものでしょう。 情熱をもってやっていらっしゃるので、その挑戦は、真実的な行動だと思います。
1冒頭~ うつくしいものだけかんじていたいとねがった~ 自分本意にものごとをすすめていけるのならば、美しいもの以外みつめたくはない。ふれたくもない。 という自己中心的な美意識が書き込まれている。醜悪。そんな僕の思いは、きみの意識という直喩に置きかえられた自己認識で表現されていく。 終わり~それいがいのうつくしいものはきみとぼくのあいだにおだやかにとけていく。 この、きみの~と喩えられた文章には温もりのある美的さと皮肉を込めた辛辣さとが入り交じり読み手の感情を混乱させている。アイロニカルな表現だ。醜悪。つまり対比的な意味合いできみの美的さと醜悪さを混交させて、自己中心的な美意識を世の中で完遂させたいと願う厭世家の憧れなのである。 漢字表記のタイトルと全面ひらがなの対比はおもしろい。ならばうつくしい。この表記だけは美しいと漢字に置かれてもいいのではないか。 そして、醜さと美しさ。 何故僕がきみを介してその美しさに拘るのかわからない。 終わりの前に一行くらい表現されるべきだと思う。
1テイムラー隆一さん、作品をお読みいただき有難うございます。僕の詩を美しいと言っていただけてとても光栄です。
0黒髪さん、僕の作品を読んでいただき有難うございます。僕の中の思いについても書いたので共感していただきうれしいです。誠実さについては自分では考えなかったので新しい視点が得られました。
1メルモsアラガイsさん、僕の詩を読んでいただき有難うございます。人に読んでいただけるような詩を書くことが当面の課題であるため、「何故僕がきみを介してその美しさに拘るのかわからない。 終わりの前に一行くらい表現されるべきだと思う。」というようなご指摘は大変ありがたいです。漢字とひらがなに対する意見もごもっともだと感じました。これから詩を書く際に意識していきたいと思います。
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