木下。 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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木下。    

緩やかに落ちた 沈みながら揺れてる 覆い被さって そのまま沈む 夕日が綺麗な季節だった 少し肌寒い記憶 薄れていく 君が遠くなる 近くなる 瞬きの中 居なくなる 中央線の電車が過ぎていく 釣り堀に降り注ぐ 落ち葉が見える それは遠い記憶 曖昧なブラウン 君の瞳の色も 曖昧なブラウン 緩やかに落ちた 沈みながら揺れてる 覆い被さって そのまま沈む 夕日、 オレンジ、 中央線、 釣り堀、 枯葉、 曖昧なブラウン、 緩やかに落ちた 沈みながら揺れてる 覆い被さって そのまま いく 季節は 咲く 桜が 咲く 何故か 春の 季節の ように 秋の 季節は 君がいない 違う 飽きてない 違うんだ いかないで 直すから 違う 誓う 違う 誓う 季節は ブラウン 曖昧な 君の瞳は曖昧なブラウン ずいぶん若い 記憶の中に 沈んでいたのは 曖昧なブラウン。 の様な 気がした。


木下。 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 586.2
お気に入り数: 2
投票数   : 4
ポイント数 : 0

作成日時 2024-04-30
コメント日時 2024-05-28
#現代詩
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
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 エンタメ00
技巧00
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閲覧指数:586.2
2025/04/12 13時59分19秒現在
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    作品に書かれた推薦文

木下。 コメントセクション

コメント数(8)
atsuchan69
作品へ
(2024-04-30)

ボクには到底書けない 真っ正直に生きてる人の呼吸と、 矢鱈リアルな、 ことばの凄みを感じました

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メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2024-05-01)

曖昧なブラウン。この言葉がよほど気に入ったのでしょうね。確かにソソラレル。青年期に見つめていた鏡を思い出しますね。栗色の瞳。あ~あ、もうずいぶんと澱んでしまったな。私の瞳。

0
ほり
作品へ
(2024-05-01)

感覚、イメージ、言葉が溶けて混ざり合う感じがとても好きです。

0
5or6.(ゴロ)
作品へ
(2024-05-01)

皆さん。感想ありがとうございます。 最近はエックス、旧ツイートの文字数制限の中でのツイート詩ばっかりでしたので久しぶりに現代詩を書いてみました。 とはいえこれが現代詩か?と聞かれてその定義を述べよとか言われてもうるせぇ。で返してしまうネット詩民ですので宜しくお願いします。 真っ直ぐに生きれない左曲がりのダンディです。曖昧なブラウン。これしかないと思いました。 上手く混ざってくれて良かったです。

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佐々木春
佐々木春
作品へ
(2024-05-01)

中央線と釣り堀とブラウンという感じが目に浮かぶようでした。

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5or6.(ゴロ)
佐々木春さんへ
(2024-05-02)

浮かびました。まで引き上げる詩をかきたいですね。

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エイクピア
作品へ
(2024-05-10)

簡潔な表現の中にも、特にヴィジュアル重視と言う訳ではないでしょうが、この詩を読んでいるとある種の絵が思い浮かぶようでした。

0
5or6.(ゴロ)
エイクピアさんへ
(2024-05-28)

シンプルなイメージは意識しました。 サカナクションの一郎さんの歌詞も参考にしてます。

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投稿作品数: 1