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『外へ攫ってった青猫』
たいして君は 美しくない そして狐は 水に飛ぶ 明日は夜に会えるね 怖い時計の音と共に 古びた本は僕の下 喜劇のような悲しみと どうでもいいような籠 明かりが見えた。 青い城は僕から消え 古びた工場が目を襲った その後、目が覚めた. 遠回しな言い方はしない。
『外へ攫ってった青猫』 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 504.8
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-04-27
コメント日時 2024-04-28
項目 | 全期間(2024/12/26現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
>その後、目が覚めた./遠回しな言い方はしない。 シュールを主軸として、言い訳ととれるような(遠回しな言い方はしない。)まあ夢オチ。元ネタでもあるのかな? 読み手を引き込むことができるほどの文面ではなく、読解しようとおもえない、まだまだ素材もっと深く覗いてみて
0A・O・Iさん、手厳しいコメントを残してらっしゃる…… が、私もおおむね同意で、素材を深く覗くというのはすごく大切です。 これは最近の私の課題でもありますが、 詩に並べられる語が、 「ABCDEFG」と変わる詩のコントロールは難しく、言葉たちが空中に放り投げられている感覚がすることがあります。意図的で、何か美学がそこに見えれば良いとは思います。 「A→A'、B→B'」と法則性をチラチラと見せながらたまに「F」に飛ぶ、などの罠にかける緩急の仕掛けを意識すると、深みが出るのかもしれません。 作品についてですが、A・O・Iさんの言う元ネタかは分かりませんが、「青猫」というと最近、杉井ギサブローさんの「銀河鉄道の夜」のアニメを観まして、それが想起されました。普通、青猫っていないですよね……。狐が出てるので、元ネタではないかもしれませんが。 ただ、 水に飛ぶことや、夜のイメージ、時計も重要ですし、喜劇のような悲しみでもありますね。目が覚めるのも含め、似てると言ったら似ています。 そう考えると、あまり霧散してるような詩に見えなくなってきたような……。独特な魅力を持ち始めるようでもありますが、「銀河鉄道の夜」と結びつかなかったらどう感じてたか分かりません。
0>元ネタでもあるのかな なにかが見えたわけではありません。ただアニメOPやMusicPVの一瞬映り込むVisualや、特定のシーンを切り取ったcollage。見て/それを書き記した感じにおもえたので。 正直書かれていることばから想像することは可能です。 たいして君は/美しくない/そして狐は/水に飛ぶ →見た目と心の対比、狐は騙し、水面を沈まずに疾走るような自由 明日は夜に会えるね/怖い時計の音と共に/古びた本は僕の下 →夢であれば会える。夜中になる時計の合図、寝台の下に古びた本(夢を見るためのキーのようなもの)が隠されている 喜劇のような悲しみと/どうでもいいような籠/明かりが見えた。 →今ではあり得ないような出来事、カゴに乗るような貧富の差、一連の流れから希望の灯りではなさそう。 青い城は僕から消え/古びた工場が目を襲った 時代の流れ的なもの。青い城は月に照らされているイメージ。古びた工場は未だ稼働していそうです とここまで書いてみて、ふと青猫と調べてみたのですが。萩原朔太郎 青猫 という作品がありますね。そのイメージなのかもしれませんが。あくまでこの詩を読んでの感想にとどめたいと思います。 自動筆記的な滑らかさではなく、なにか見て記した。本当に夢を書いたものなのかもね。
1「怖い時計の音と共に」は周りが異常に静かなために秒針の音まで聞こえる、短針長針の音が聞こえると言う事なのかもしれません。
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