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真っ白なこの世界に彩りを
人間はみんな画家だ。 すべての人間が心に 真っ白な世界のキャンバスを持っていて、 それはひとりひとつだけの、 この世界からの贈り物なんだ。 私はそんな世界のキャンバスに色を塗る。 理性は筆で、感情は色鮮やかな絵の具、 そして経験は古びたパレットだ。 喜びの山吹 怒りの紅 哀しみの群青 苦しみの漆黒 幸せの純白 さまざまな感情の絵の具で世界を彩る。 正しい行いは太い筆のように力強く、 優しい行いは水を含んだ筆のように滑らかに。 さまざまな理性の筆をもって世界を形づくる。 パレットに乗っているその色は、 明るいのか暗いのか、 濃いのか薄いのか。 塗ってみないとわからないけど、 いままでの経験をもとに創ったその色は 綺麗な虹のように輝くのだろう。 色が染み込んだパレットは私の筆と絵の具を支えてくれる。 ひとりひとりが違った絵の具を持っていて、 違った筆を持っていて、 違ったパレットを持っている。 ひとりひとりが同じ大きさの 真っ白な世界のキャンバスを持っていて、 それに描く作品の大きさや形、色、輝きは君次第だ。 私はこの世界にいるたった一人の画家として、 真っ白なキャンバスを自分色に彩る。 世界で一番色鮮やかで、 美しくて、 幻想的な世界を描くことを夢見て。 それを見た誰かを勇気づけられることを祈って。
真っ白なこの世界に彩りを ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 565.4
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2024-04-23
コメント日時 2024-05-02
項目 | 全期間(2024/12/26現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
間違えてアカウント2つ作っちゃって、 同じ作品2個あるけど気にしないでほしいです。 前のアカウント消せなくて、ごめんなさい
1運営の黒髪です。 ・間違えて投稿してしまった作品を削除しました。 ・ユーザー登録時の【重要事項】にあるように、ユーザーページ、投稿作品、コメントの削除は原則としてできませんが、運営の余裕を見て、判断により、冬彩さんの訴えに則り、二重投稿を削除しました。 これからも、B-REVIEWをよろしくお願いします。
1人間理解と、創作の原理に果敢に挑まれていると思います。 白いキャンバス、平等にある、確かに。 絵を描くことを自覚すれば、鮮やかな絵画が自分の記憶の中に残り(思い出が増え)、 それを操る手が芸術の方法を記憶している。さあ、どんな絵を描こうかな? thinking timeですね。過去はあった、現在は今、未来はどうなるのか、 手掛かりとなるのはこの世に存在する全てですよね。
1>ひとりひとりが同じ大きさの/真っ白な世界のキャンバスを持っていて 自分ではどうしようもないことが多すぎて、同じ大きさだとおもえない。自由に振るえない人もいるだろう。夢物語、みたいな、祈りだけで救われるものでしょうか。そういう意味でこの詩はまだうら若く希望に満ち溢れている様をいうのだろうな。信じるって素敵だな……
1素晴らしいですね。詩に艶がある。 張りがあり、背骨がしっかりしていて凛とした作品です。
1実に分かりやすく健康的な正論でした。好印象な人物ですね!
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