四月四日 - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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四月四日    

四月になって空は ますます 身近なものになった きみの 笑顔がみたくて したためた文字は 清らかな堕落になり 一面花が咲いている もう一度こえを こえをきかせてほしい 流れていく雲が早い 風が 野良猫に 野良猫にエサをやるひとに やさしくかたりかける 言葉以前の言葉を ああ、わたしは生まれる前の記憶を どこへ落としたのだろう 雨上がりの 湿潤な土にふれていた うまれたばかりの とりどりの ものがたりを 紙飛行機にして とおくへ とばす やがて やってくるものがある きみはそのてのひらにのせて ひらいて みせて



四月四日 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 916.5
お気に入り数: 2
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2024-04-14
コメント日時 2024-04-25
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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 エンタメ00
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閲覧指数:916.5
2025/04/12 13時59分22秒現在
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    作品に書かれた推薦文

四月四日 コメントセクション

コメント数(7)
ほり
作品へ
(2024-04-14)

春のきれいな空気みたいな詩です。言葉一つ一つ軽くて、少し涼しくて、なんだか開放感を覚えました。 「もう一度こえを こえをきかせてほしい」 が好きです。この部分がひらがなになってて、本当に声が聞こえているような気がします。

1
A・O・I
作品へ
(2024-04-14)

この詩を読むとすごくふわっとしてるんですね。ありきたりで曖昧な、ただのいちにち、四月四日というイメージしか見えない。 >ああ、わたしは生まれる前の記憶を/どこに落としたのだろう この詩の心を引っ張るぐらいの強さがあるコレ、この部分を仮にこの部分を最初に持ってくるとどうだろう。ただの一日である四月四日が、毎年の春のこと、記憶のない春のことを。キミに渡すために堕落という花を、紙飛行機にしてとおく咲かせているように見えてきませんか。 どういう意図が見えて作者はこのように書いたのかわからないけどね。なんとなく書いたようにしか見えなかったので、少し手をいれるだけでだいぶ変わると思ったので、勿体ないなと思いました。

1
入間しゅか
入間しゅか
ほりさんへ
(2024-04-17)

コメントありがとうございます。春のきれいな空気ってコメントがもう清涼感があります。 好きな部分も教えてくださりありがとうございます。

0
湖湖
湖湖
作品へ
(2024-04-17)

清らかな堕落とはなんだか解らないが興味を感じた。人に伝えることの価値を思う希望の春ですね。

1
入間しゅか
入間しゅか
A・O・Iさんへ
(2024-04-22)

コメントありがとうございます。A.O.Iさんにはなんでもお見通しですなぁ。そうなんです、何となくで書いてました?

0
入間しゅか
入間しゅか
湖湖さんへ
(2024-04-25)

コメントありがとうございます。興味を持ってもらえただけでも嬉しいです。

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天才詩人2
天才詩人2
作品へ
(2024-05-30)

言葉以前の言葉 ってかっこeですね

1

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投稿作品数: 2