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魚籠の家
魚籠の家 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 946.7
お気に入り数: 3
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-03-20
コメント日時 2024-04-02
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
めっちゃ好きです。他の作品も読ませていただきましたが、どれも素敵でした。詩作する際にぱっと言葉や文が脳裏に浮かぶタイプっぽい。その言語は舌触りもよく聴力としての音感も働いていますね。ですから、とてもキレイに読ませる、酔う事ができるものと思います。ただ画像として読んだ言葉を映像として脳裏に浮かべる認知特性だと、理解が先に来てしまうので難しいと思われてしまうのかなと思いました(違かったらすいません!)なにがすきとかどこが良いとか理屈とか何も言えなくなった語彙力0のまま、とかく重ねて言わせてください、めちゃよきです。
1A・O・I様 コメントいただき、誠にありがとうございます。 もうこの数分で5回は拝読し、心が救われております。 そしてご推察の通り、言葉を先に思いついてから音感を整えつつ、映像で自分の言葉を追いかけるので…なんというか「ズレ」が生じることが多々あります。そういったところもコントロールできるようになりたいです。 超寡作ですが、書いて投稿できて良かったと思います。こちらこそ重ねてお礼を言わせてください。ありがとうございました!
1魚籠の家。魚籠と書いて(びく)と読む。竹で編んだ籠ならば主に川釣りに使うのでしょうが、不可思議なタイトルですよね。~次はみっつくわえてよっつ~ここのところの語呂が非常に気持ちよいですね。わからないのは魚籠と幽霊の関係ですが、本文、~土中の祖母へと~なので幽霊は霊のことを示唆しているのだと思われますが、幽霊の木~とはあまりいいイメージが湧かない。魚籠も幽霊も非常に強く印象には残ってしまうので取り留めてつなぐイメージは持ちづらいですね。タイトルは刺激的にも面白いとは思うのですから幽霊かな。幽霊の木。べつに幽霊でなくとも霊の付く言葉は在ると思うし、納得できなければ何々の霊、とご自身で造語させてみても面白いのでは? という印象を持ちました。
1メルモsアラガイs様 コメントいただき、誠にありがとうございます。音に出した時の気持ちよさは心がけているのでとても嬉しいです。 ご指摘いただいた魚籠と幽霊の関係ですが、完全に蛇足ながらお話させていただけたらと思います。 この詩は椿と八百比丘尼を詠みたくて考えたものです。 一部の地域では椿を「お化けの木」「幽霊の木」と呼ぶこともあるそうです。 そして八百比丘尼伝説の一つとして、彼女は最期洞穴に自ら埋まり、入り口付近に椿を刺して「この花が咲いている間は私は生きている」と残したとか…。(諸説あります) 八百比丘尼にもし子孫がいたとしたら、その子孫は自分の血の大本を探す時に椿を目指したら面白いのにと思いました。 尼がもし子どもを持ってしまったら尼の属性がなくなると設定して「八百比丘尼」から尼をとって「比丘」。 魚籠の読み仮名「びく」と繋げます。 そして漁具である魚籠は、八百比丘尼はそもそも超長命になる原因となった人魚をイメージさせると感じて使いました。 椿は家の庭に埋めると不吉とか家運が傾くとか死人がでるなどよく言われております。 総じて、永遠に近い時を生きなければならない囲われた空間を椿が支配しているような絵をイメージしたくて、このタイトルと本文にしました。 書いてしまってなんですが、まさしく「言わぬが花」だったら失礼いたしました…。
0土中の祖母に捧げる花なのだろうか。 花弁が落ちるたびまるで一つ寿命の火が吹き消されるようで、穏やかな情景を描きつつも薄気味悪い。 最後の花が落ちる音を二行で間をあけて表現したのが良い。
1わざわざ下地の解説をしていただき恐縮です。このことは私どもの知識不足ということで、納得いたしました。作者による補足説明という追記。べつに作品を貶めるものでもないと思っております。
1秋乃 夕陽様 コメントいただき、誠にありがとうございます。強すぎず、底の方に薄く不穏さを出したいというのは創作をする上でずっと考えておりまして、光栄なお言葉です。あまり行間で遊んだことがなかったので、試みをお褒めいただき嬉しく思います!
0メルモsアラガイs様 丁寧にご返信いただき、ありがとうございます!とんでもございません。どうも詩を詠む時は客観視が難しいので、読んでいただいたご感想やご意見をいただくと新たな視点が見つかります。語りすぎず、でも語っている…そんな質を求めて励んでいきたいと思います。
0語呂の良さが心地よく、そして全体の不思議な一体感はなんなのでしょうか?なかなか書けるような詩ではないと思いました。とても良かったです(^人^)
1さいごの2行が効いていますね。
1Wednjddbjt様 コメントいただき、誠にありがとうございます。まとまりがなくなりがちなので、一体感があるとお言葉いただき嬉しい限りです。
0田中宏輔様 コメントいただき誠にありがとうございます。オチの2行は勇気を出して書いてみたので、味が効いていましたら安心です…!
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