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遠い呼び声
ある日を境に白兎は嫌われてしまった 傲慢さと気狂いのせいで 仕方なかった とはいえそれを理解する人は少ない 人参を投げ合ってふざけた日はもう遠く 他人と自分はかけ離れた存在だと 気付くことが出来たならお互いに傷付くこともなかったのに 白兎と黒兎は仲が良かった たくさんお喋りをして 転げ回って笑い合った それはもう随分と昔のこと 今は昔とは違う だけど話がしたい 白兎は黒兎にそう言ったけど 黒兎はそれに対して何も答えないのだった 戻らない遠い日々を追いかけても それはただ幽霊船に住む亡霊を追いかけているようなもの 温かい手に触れることは出来ない 白兎は悴んだ手を丸めて人気のない道を歩いていた 夜桜の蕾が少しずつ膨らんでいた 顔を上げ願う先には春満月 全てを照らす道筋となる 月には兎が住んでるんだって 本当か嘘かそれは誰にも分からない
遠い呼び声 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 413.0
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-03-19
コメント日時 2024-03-20
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
寓話として絵本にでもなれば子供たちは喜びますね。童心。~べつに幼稚だからとタカビーに言ってるつもりもなく、書けないわたしもこんな新鮮な心でもう一度言葉を扱ってみたい。素直にそうさえもうのです。
1こんばんは! 絵本に出来たら素敵ですね、本当に。そしたら、子供たちが読んでくれて、そして子供たちは大人になって昔読んだ絵本のことを思い出したりして。 コメントありがとうございました。
0打ち間違い誤字ですみません。べつに変な奇病持ちではないです。笑。
1打ち間違えること、ありますよね。変な風には思ってませんので、大丈夫ですよー。
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