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詩の世界へ
詩の女神は優しく微笑む たおやかな手を差し伸べて 暗闇の中で孤独に沈み 膝を抱え丸くなる私を瞳に映す 差し伸べられた手に気づき肩を震わせ 瞳を開き彼女の姿を私は見た 女神の後ろにある扉から光が漏れて 彼女の髪と瞳は透き通るような美しさ 神々しさに目を奪われ 恐る恐るその手を取ると 女神は更に笑みを深め 沈む私を引き上げた ようこそ詩の世界へ あなたを歓迎します 女神は彼女の後ろにある光が漏れ出る 巨大なアンティークの透明な両開きの扉を そっと空いた片手で開いてみせる 眩い光のその先に 女神と共に一歩踏み出す かつての先人達と同じように あなたもまた詩の世界へ 足を踏み入れました 才ある宝石たちと磨きあって いつか星のように輝く姿を 私は楽しみにしています 頑張ってね 応援しているわ 女神は微笑み光の粒になって 空へと消えていった 残された私はしばらく空を見上げたあと 前を向き息を吸って吐くと歩みはじめた 詩人としての冒険が今はじまる
詩の世界へ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 556.1
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-03-13
コメント日時 2024-03-15
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 わかりやすい表現ですっと頭に入りやすく、情景が容易にイメージ出来る詩ですね(・∀・)! 女神やアンティーク調の扉等、ファンタジーな要素を盛り込まれているのも素敵です( ◜‿◝ )♡ まるでジブリ映画のワンシーンを見ているようで惹き込まれました★
1田代ひなの様、こんにちは。 ジブリ映画のワンシーンを 見ているようで惹き込まれると 言っていただけてすごく嬉しいです(≧▽≦) 頭の中で映像として浮かんだものを 文章にして落とし込んだ作品でして それが伝わってすごく幸せです( ꈍᴗꈍ) 素敵な感想をありがとうございます♪
1拝見しました。なんか、元気がもらえるような詩で、純粋にやる気が出てきますね。
1メルモsアラガイs様、こんにちは! 詩をご覧くださりありがとうございます。 私の書いた詩を読んで元気とやる気が出てくると言ってもらえてとても嬉しいです♫ 頭の中で見た詩の女神様と世界が 詩を書く人の力に少しでもなれたなら 本当に幸せです。 嬉しい感想、ありがとうございます!
1他の方が好評しているので、あえて私からはちょぴっと意地悪な、これからの詩作に対する種を植えてみたく思います。一意見として……。 詩ってなんだろう、っていうのは詩人みなさんが背負う大きな問いの一つで、それぞれ色んな向き合い方があります。詩とは、どこでも、誰にでも、何でも書けるという無限に開かれた世界です。 そのため、詩人というのは暗闇の底でも詩を書けます。女神を信仰しない、無神論者にも詩は書けます。才ある宝石たちじゃなくても詩が書けてしまうのです。 この詩の光は神々しすぎるあまり、逆に、そういうアンダーグラウンドで、絶望の淵にある変哲もない石ころを照らし出すことができていないように思いました。 想いを馳せている、「詩人としての冒険」のプロットには、おかしく聞こえるかもしれませんが、自らの意志でまた暗闇の中に入っていく時もあると思います。 どうか、美談に包まれなければ詩を書けない、と謳って本当に潰れそうな芽を潰さないよう、時には自分の女神を疑ったり、光そのものを疑うことも、やってみてほしいですね。 無限世界の中の、一つのチッポケ石ころ意見でした。
1熊倉ミハイ様、こんにちは! 私の詩を読んでくださり ありがとうございます。 詩の無限に開かれた世界って 最高に素敵ですよね。 そうですね。どんな人にでも書けること それもまた詩の持つ素敵な魅力です。 だから私は詩に救われました。 なるほど… ミハイ様はそう思われたんですね。分かりました。 そうですね。自らの意志でまた暗闇の中に戻ることはあるでしょう。時に芸術とは負の感情の中で発展することもありますし、 より魅力な作品を作るために必要なこともあるでしょう。詩の世界への冒険はそれもまた含まれるでしょう。 私の詩の女神や光を疑う…潰れそうな芽を潰すつもりはまるでなく全く持って不本意なので、そうすることで避けられるならやってみますよ。 私の詩の世界での冒険はまだ始まったばかり、いわば初心者なので研鑽が足りません。 だけど、今は書けてないとしてもこれから磨いて日の当たらぬ場所にも隣でただ寄り添うような優しい詩も書けるように精進します。 貴重な意見をありがとうございます。
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