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天の河よ
天の河よ あまりにも美しい天の河よ いまどこを流れているのかね 愛しあう二人を隔てる流れはもうないよ 織姫と彦星は年中いつでもあえるよ 短冊は7月7日以外のときにも書かれてよいのであり 星々は永遠に子供達の夢を叶えつづけるのだよ
天の河よ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 556.8
お気に入り数: 3
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-01-13
コメント日時 2024-01-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
泥臭さみたいのが魅力だと思うんです。 頑張ってください。
1泥臭さ、を評価してくださり、ありがとうございます。どろどろの人生をやってきました。 田舎にいると、夜は静かですが、都会では賑やかでしょうか。夜景はきれいですか。 孤独になるのは、一日15本のタバコを吸うのと同じくらい体に悪いそうですよ。 頑張ります。万太郎さんも頑張ってね。ありがとう。
1平易な様でありながら、現代的な天上の風景(排気ガス故か、誰も星空を見ないが故に見えなくなった「天の河)、が綴られ、 便利快適安心安全を追求するテクノロジーに拠って、却って興趣を喪失した現代社会への批評精神が記述されていらっしゃる様に受け取りました次第でございます。 穿った見方ではございますが。「永遠」への信仰への皮肉が隠れていらっしゃる様にも。 味わう程に、簡潔かつ、奥深い御作であると。
1見えなくなった天の河に、逆転的に意味を見出しました。星の本質とは違うのかもしれませんが、 人間の想像力として、現在さえ使ってしまえみたいな。心の中に、理想の天の河を わすれないよ、みたいな。卑怯と言えば卑怯なのかもしれませんが、現代社会を 否定したくないのです。永遠への信仰は、愛に関することのみ、してよいことだという、 甘えのような信念を持っています。奥深い詩、と読んでくださり、とても嬉しかったです。
2天の河を、隔てる距離ではなく「流れ」と捉えているところに、光るポエジーが見えました。 この星たちの「流れ」がほどけるのと一緒に、7月7日という時間の「流れ」もほどける。空間も時間も、単なる「流れ」にしか過ぎない。 ただ、自分の周りの「流れ」を抜けたとしても、またそこには新たな「流れ」がある。織姫や彦星はその新たな「流れ」に乗ったのだ。 星たちは、その永遠の「流れ」を保証する絶対的な存在であってほしい、その願い。まだどこか宇宙の果てから新たな光、「流れ」を届けてくれる星が、空に溢れてくれたらいいなと、思わせられた詩でした。
1そうですね、そこまで「流れ」というものを意識はしていなかったのですが、流れという言葉 のはらむポエジーについて、熊倉さんが書いてくださったので、今気づきました。 星たち、の流れ。深く思いを寄せて下さったようで、嬉しいです。
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