ベイトボール - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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ベイトボール    

晴れた日こそ歪ませたくなるんだ ガラスキューブで曲がりたがって君は 虹色のガムボールを青空にばらまく それが青春でしょ なんて ころんころん あてもなく転がっていけば歌舞伎町 ホログラム青光るサンダルは歩くたびに鳴いた ぱっこんぱっこん 君の唯一の個性はスカート丈だったけど まだ人格なんて案件探してるの 廃ビルの非常階段で ほら 振り返ったって足跡はない 雑音だって雨風だって全て抜け落ちる だって雲の上 老犬のように透けた目はもう 巨大な吹き溜まりが さながら一つの生命体のように 大きくうねりゆっくりと旋回する 気づいたら飲まれてるんだ 迫りくるイワシの群れみたいに


ベイトボール ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 599.7
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2024-01-02
コメント日時 2024-01-03
#現代詩
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:599.7
2025/04/12 06時14分36秒現在
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    作品に書かれた推薦文

ベイトボール コメントセクション

コメント数(4)
天才詩人2
天才詩人2
作品へ
(2024-01-02)

はえ〜素敵っすね 幻想的な比喩と現実のボキャブラリーのミックスが大変手際が良く なんだか見た目にもキマった改行ですごくさわやかですね ラストのイワシの群れの回遊のイメージと 青空に虹色のガムボールが乱れ飛ぶイメージが上手く合致してると思います クールポエム!

1
エイクピア
作品へ
(2024-01-02)

「君の唯一の個性はスカート丈だったけど」 ここにふと立ち止まりました。人格と言う案件。青春の定義など、一番最後のイワシの群れのたとえが印象的でした。

1
ぺえ太
ぺえ太
天才詩人2さんへ
(2024-01-03)

クールポエムだなんて言って頂けるとは思わなかったです。ありがとうございます。 技術的なことはほとんどわからないド素人なので大変勉強になります。

0
ぺえ太
ぺえ太
エイクピアさんへ
(2024-01-03)

拙い作品ではありますが、読んで頂けて光栄です。ありがとうございます。 先日アベプラ見てたら、トー横キッズがパパ活のことを「案件」って言ってました。この真冬にも彼女達はスカート丈で競い合ってるのでしょうか。

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