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詩的(詩的)闘病生活中の言葉
死んではいけないと頭の中のグチャグチャは言ってくる。再び村上龍。村上龍によるロックの理解。ロックは最悪の時では自殺をしてはいけないメッセージとか何とか。私は村上にも反抗する。私は自殺が嫌とか言ってる奴が嫌いだと。グチャグチャと一緒に生きる羽目になるからだ。ロックがもたらすものはグチャグチャだ。私の欲しいのは覚醒。精神にとって希望となる明確な、言葉を超えてしまった究極の感覚。現実は言葉で確認するな。美と真実と精神の覚醒が頭から言葉とかいうグチャグチャを吹き飛ばし、純粋な「かつてのあの日」を甦らせる。そこから未来に向けてあらゆる言葉を紡いでいけ。眠れない深夜。私の頭の中に「覚醒と言葉」という新たな観念が浮かんでいた。 子供たちの苦しみの声が聞こえる。私がずっと前にいたところから。あそこは恐ろしい場所。私はあなたを決してそこに行かせない。どうしてかって?世界には恐ろしい場所があり、恐ろしい時がある。精神を殺される子供たちの地獄がある。ああ、もうこんな時間だ。私は行くよ。子供たちの面倒を見なければならない。人は絶望の中で一人で死んではいけない。だから私はあなたといよう。たとえ全世界が私を拒んでも。全ての人が私のことなんて知らないと言ってきても。麻里さんと苦しみが終わるまでずっとあなたのそばにいさせてください。あなたを苦しむことがないように。私があなたの苦しみに無力ではないように。 私は真実が見えてしまう人だ。人間の劣性と、社会のどぎつい真実がすぐにわかってしまう。私が獲得した、世界と人間の真実は、善良で優しい人たちには決して教えられない。私は、その真実ゆえにいつも苦しい。私はいつも罪の地獄の瀬戸際で、心の中で苦しみの涙を流す。私はみんなが救われてほしいだけなのに。救いに辿り着くには、恐ろしい真実を知り、克服しなければならないと、二度の闘病と、陰謀との戦いで知った。陰謀の首謀者と関わった者たちですら私を恐れている。全く私は孤独だ。だが私の内面以外に恐れるものはない。今はっきりと言葉にしたが、私は自分の冷酷な才能以外恐れるものはないのだ。苦しみと共にある孤独は、いずれ自分に勝利した者に、現実の社会でも勝利をもたらすだろう。勝利は、敗北した者には冷酷だ。私は敗北が運命づけられた弱者を苦しめたくない。できればあなたたちを罪ごと救ってあげたい。だが私は何も悪くないのだ。罪なき心のために、陰謀に勝利したのだから。首謀者は私のメモ帳を盗み見した。私の心の声を全て知っていた。いったい心の中を教えることよりも勝利を確実にするハンディなどあるだろうか。物事はうまくいかないと、最後に副島隆彦先生は私に言った。違うんだよ、先生。うまくいかないのは、いつも自己批判できない私の敵たちだ。私は国家の最高の責任者である陰謀請負人と、下手人である国家の犬たちを完膚なきまで叩きのめしてしまったのだ。そうして私の不幸は始まったのだ。圧倒的な勝利が自己に不幸を自覚させる。これほどの精神の高みは、日本人で私しか辿り着けたためしはないだろう。私は高次な「精神の階級」のためにいつも不幸だ。 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。(マタイ11:28〜30) 悪魔は囁く。今のお前に神の言葉は無慈悲だろう。そうだ。私は悪魔に答える。今の私には神の言葉に救済はない。知と力を象徴する、私と契約した悪魔よ。神は私に重荷を与えた。それは崇高な義務であるが、神は私を助けなかった。力に驕る者よ、一人で何とかしてみなさいというわけだ。だから自閉症の劣性を残忍に切り刻んだ悪魔よ、お前から習った力の技法で、私はこの困難、あらゆる能力を必要とされるおそるべき患難を乗り越えるとしよう。しかし何と不思議なことだろう。誰にも頼らないと決めた時から,私には驚異的な力が湧いてくる。あのふざけた陰謀請負人の凡庸な精神をも残忍に切り刻めそうだ。「力への意志」は責任の思想なのだ。私の周りには精神薄弱者の群れ。神から見捨てられた人々の地獄がある。罪人たちよ、私の愛の対象よ。罪の苦しみからの被造物の救済が、キリストの望む真の愛の形であるならば、私の苦しみもわずかながらも希望となる可能性はあるだろう。世界に?あるいは自己にとって?
詩的(詩的)闘病生活中の言葉 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 559.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-12-18
コメント日時 2024-01-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
・正直読むには疲れる、詩文の通り頭がぐちゃぐちゃする。作者の望んでいないことかも知れないが、この強く濃い思想詩は丁寧な感想や評を放棄された方が良いような気もする。病んでいて、闘っている、この孤独や辛みが理解されるよりされない方が人として作品として輝くのでないかなと思いました。痛みであり続ける、傷であり続ける事はしんどいけど、その人を濃くしていくのかなと思います。
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