凪 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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今日は 遠回りして帰ろう 定食屋の食品サンプルは ショーケースの中で夢をみる 曲がり角から夕飯の香りがする 窓から漏れるやわらかなひかりが この街を包んでいるんだ 心から消えてしまわないように ゆっくりと 日暮れに沈んでいく いつか来る秋の終わりは あなたが知らせてくれるから いまは言葉に埋もれたい めくる隙間に挟まっている私の幻影かげは 栞みたいな道しるべ 私の運命と偶然と必然と 疑いながら 信じている 六時のサイレンみたいに 毎日が続いていくから 私は私でいなくちゃいけない 明日も



凪 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 678.0
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2023-12-04
コメント日時 2023-12-16
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:678.0
2025/04/12 04時10分17秒現在
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    作品に書かれた推薦文

凪 コメントセクション

コメント数(3)
勉強します。ありがとうございました。いろいろと迷惑をかけました。
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(2023-12-10)

学校や職場から家に帰る道だけが、私が私であることを、思い出すことができるから、やっぱり遠回りしたくなりますね

0
田中恭平 new
田中恭平 new
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(2023-12-16)

おはようございます。 その、きっと「私たち」っていうのは社会の製造品に過ぎないんじゃないか って視点は僕にもありまして、それはきっと人それぞれ異なる信条みたいなものにも 及んでいると思います。 但し、そういう事実を一旦脇に置くというか、あえて見ないようにつとめる これも、あるなぁ、と思いました。 私は私でいなくちゃならない、のは社会的な要請なんですよね。 そうして、私でいつづける自分、己、を変革するきっかけがルーティン化された日常に乏しいと。 なかなか考えさせられました。

0
いすき
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(2023-12-16)

歩いていると夢を見てるような気持ちになる。歩いているときは何も考えない。だがいろいろなことが頭の中を駆け巡る。寒いときと暖かいときでもまたなにかが違う。空腹を感じないほど疲れ切っているとき、食品サンプルはなにかを与えてくれるカラフルな絵の具のように見えてくる

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投稿作品数: 2