あしたって、簡単にきてしまうんだよ
ぼくが止まっている間に
もうずっと先に行ってしまう
あきらめることは簡単なのに
つづけることをやめられない
お金があってもやりきれない明日を
みつめるたびに時報がなった
夜ねむる度に
自分がどこかにいってしまう気がした
不確実なこのせかいは
だれかが付けた名前がただよう墓場みたい
からっぽの空のむこうに
ぼくがぼくである意味はあったのでしょうか
きみがしあわせなら
ぼくはふしあわせだったよ
朝になれば太陽がのぼるように
夜になればねむれないように
きみがきみでいられるように
ぼくがぼくでいられない
生きたくない、は死にたいじゃないよ
生きられないから縄をむすぶんだよ
朝焼けと酔っ払いのサラリーマンと
終電とぼくの世界と
ぼくの人生に勝手に踏み込んだきみの足跡と
強迫観念とぼくの言葉と
手をたたこう
しあわせなら、手をたたこう
ほら、みんなで、
作品データ
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作成日時 2023-12-03
コメント日時 2023-12-03
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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技巧 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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2024/11/21 23時10分23秒現在
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