僕が「星を掃きたい」と言うと、彼女は - B-REVIEW
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僕が「星を掃きたい」と言うと、彼女は    

僕を見護ってくれてるだろうあの女(ひと)もまた 半端な人(ひと)なのだと知る深夜 「適当でいいんだよ」が彼女の口グセ 1人咳するこの背に染みて 適当に愛するなんてできないよと 泣きたくなって 僕が「星を掃きたい」と言うと 「ロマンチストだね」と彼女は笑う― そんな凡庸な2人の吐息 丑三つ時の空に昇りゆく、パラレルワールド 隘路に入っていた あの夜のキミのモノローグ 添えれた言葉をいまさら探す、長い夜 敬礼の演技が曇り空を弾ませた 黄昏みたいな、最後の別れ 愛を切る愛を、信じられない それは僕の弱さなのか 去り行くキミのあの背中 憎らしいほどに逞しくて        * また出逢う、夢食み続けた2年間 ようやく微睡みから覚めました あなたとの別れの痛み、抱きしめて 1人遥か遠方の街に行く その地で凛と生きていきます あなたと添い遂げるよりもあなたを もしかしたら愛せるかもしれないと 自分に酔う僕を許してください 母はこの上なく大切な人 でもあなたはきっと そんな母よりも大切な人であり続ける



僕が「星を掃きたい」と言うと、彼女は ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 495.8
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-12-02
コメント日時 2023-12-03
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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閲覧指数:495.8
2025/04/12 03時31分05秒現在
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    作品に書かれた推薦文

僕が「星を掃きたい」と言うと、彼女は コメントセクション

コメント数(2)
m.tasaki
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(2023-12-02)

1連目の「あの女(ひと)もまた半端な人(ひと)」というところに、自分も半端だが大切な人また半端、互いの弱さを認める想いが表れていると感じました。 そのことを認めたうえでの別れには、切なさを伴う甘美さが宿るのかもしれませんね。

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田中宏輔
田中宏輔
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(2023-12-03)

適当に愛するなんてできないよと 泣きたくなって けっこうできるものですよ。

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投稿作品数: 2