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満たされる着信がほしい
黒電話は 着信履歴が 残るなんて なかったね 今は それが どれだけ 羨ましいかなんて わからないよね 消すに 消せない 履歴を 名前を 見るたびに 思い出し 忘れるなんて 出来ない 忘れない もう 鳴らない 電話 電話帳を 開けば あいうえお順で 最初に 出てくる なんて 虚しいだろう 大事なものは 増えるけど 大事なものは 減るばかり 擦り減る こころは 満たされ方を 知らない この こころに 着信は 残る存在がほしい
満たされる着信がほしい ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 702.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-12-01
コメント日時 2024-01-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
一読して「なるほど」と思いました。 現代の電話の便利な機能が、逆に虚しさや苦悩を生んでしまう。 見過ごしていた新たな視点だと感じました。 表現の面では、1連目がノスタルジックな感じでいいですね。それを受けた2連目も心情が上手く表されており、また、次の展開を期待させる効果もあります。 ただ、5連目の 「電話帳を 開けば」 というところはその次の連に付けて、 「もう 鳴らない 電話」 というところを一つの連として独立させた方がより効果的な気がしました。 また、最終連の「着信は」は、「着信が」にしたほうが自然な感じではないでしょうか。 でもこれらの指摘は些末なことで、全体として切ない心情が上手く表されている、いい詩だと思います。
0いつもコメントありがとうございます! 私もコメントをいただくたびに 『なるほど』です。 作って、何度も読んでも、これでいいかなと思ってるのにコメント頂くと 気付けなかったことに気付けるので嬉しいです! ありがとうございます!
0黒電話、なつかしい。
0こんにちは? コメントありがとうございます! 黒電話懐かしいですよね! 友だちのおじいちゃん宅にあるのを詩を作っているときに思いだしました!
0え!切ない感じだ………… なんだろうやっぱり具体的な物がでてくるといいですよね。昔はそういえば電話帳とか連絡網ってあって個人情報筒抜けだけど、誰にでも電話書けれたような気がする。。いや、ここの文脈は携帯電話の電話帳ソフトを読み返してるってことかな。大事なものは増えるけど減るばかり、つまりどっちの読み方をしてもよいということか…………………… ありがとうございます
0コメントありがとうございます! スマホや携帯電話を見てたら 連絡とったり既にとらないような関係とかの日常を詩にしてみました。 あと友達の家に黒電話も思い出しました。 捉え方は、どちらでも良いです! 読んでくださってありがとうございました。
0「存在」と言うと「存在と時間」を書いたハイデガーを思い出すのですが、この詩ではあまり関係なさそうなのですが、この詩にある種の時間軸を感じました。具体的には、黒電話と最近の携帯電話やスマフォの比較を反映した着信履歴の事だと思うのです、この詩では。着信履歴は消すことが出来ると思うのですが、消すときの心理的ハードルの事を言って居るのかもしれないと思いました。
0コメントありがとうございます! 消す時のハードルや消えないでほしいとのところ消さないと思い出すのも嫌だし、いろんな思いが入ってます! 読んで頂きありがとうございます!
0・スガシカオの傷口という曲が浮かんだ ・少ない文量と固くない言葉使いで無駄がない詩 ・私は人間関係リセットな所があるのですが、惰性なのかなんなのかアドレスに残っている人達がいて、なにか期待をしているのか考えました。
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