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学校に馴染めなかった心境に共感
僕はSNS上の友達は一人もいない。 SNSで友達を募集しているページや、自分がとても困っているという内容のページを時々閲覧する。 バカ丸出しの文章がひたすら書き込まれている。自分とはまるで違う人種だ。 失業者にしてもそうだけれど、何故失業者同士でどうすればいいか話し合えるような社会的枠組みがないのだろう? 社会的成功者からすれば、失業者に構っている暇はないのだから、失業者は失業者同士で、どうすればいいか話し合うのが本来筋だ。それが出来ないのは、失業者のカウンセリング依存がそうさせている面がある。 「自分がとても辛い苦しい助けて欲しい」 困った時に我が儘だけの自分が露に出てしまう。自分がなにが出来るかというアピールがなければ、助けられるわけがない。瀕死の時に、駄々っ子のような自分が露に出てしまうのが、ダメ人間の特徴だ。 ネットの文章は時々見る。相変わらず馴れ合い目的のそつのない文章が並び、まともにものを考える人間は疎外されている。 「あ」と言ったら「い」と返すだけの関係は、脳内の理屈をすべて置き去りにし、肉体関係を社会的ゴールと見做すような悲しい関係だけれども、現在はそれが主流である。 この文章を読んで、短く中学時代の心象が描かれていることはよかった。 多くの人はその中で、それなりに楽しくやっていく。発狂していた時代を 「あの時俺も悪だった」 と懐かしむのが通常である。その中で、少し馴染めなかった心境に共感出来ました。 しかし、中学校卒業が最大の勲章とは、わからなかった。社会に飛び出てなにか成し遂げないと人は人前で嬉し涙を流してはいけないと胸に誓った小学校時代。学校さえ我慢して卒業すれば、それなりにいい時代を過ごせるということなのだろうか? 私には学生時代がない。そしてそれを特別感慨もなく、思い浮かべる。 ひらひらのスカートに発狂した群れ。嬉し涙と大合唱。それよりは夜空のお月さんを見て、涙を浮かべていた方が詩情も湧くし、私は好きだ、
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作品データ
P V 数 : 570.7
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作成日時 2023-11-14
コメント日時 2023-11-14