よーいどん、で後ろに走りだそう - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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よーいどん、で後ろに走りだそう    

(……そうして偽物の場所は朽ちていくのでした) わかんねぇ、言ってることもやってることも 書かれていることもわかるわけ、ないだろ? 伝わらないことで死にますか? 君たちの言葉は 寂しいときにはマッシラー博物館を裸足で歩いた く、ぎ、ら、れ、て、い、く、日、常、は、そ、う、だ 意図しないことで地図を描いてあげよう 道案内を頼まれたから、ヌーの群れに突っ込んだ 点と点、勝手に繋いでくれる、僕は善意のひと らしい、ぎこちない笑みさへ、いいように とってくれる、博物館の名前を調べても意味はない それからこれを読んでる人たち、すべて 馬鹿だな教えるわけないでしょう? 勝手に接続してくださいよ、ネットなんだから ヌーをみたい、無性にヌーの群れをみたい 肉眼で、肉眼て日常で使わないよね? 言ってみただけ。そう、肉まんはよく食べる 大体がそうですよね、こことそこ。 なんとなく、ここからそこまで、線引きをした なんてなく、ヌーとマッシラー博物館、肉まん 区切られていく日常は嘘だ、それはそうか? 考えたこともない、林檎の皮の匂いを嗅いで それがながくながく繋がっていくことを望む 望んでいたのは裸足で歩いても安心な場所だ あの少年は御伽噺を物語をとても愛していたのでした 点と点を繋いだ星座、点心のように甘いものが好きで 勝手に想像して、楽しみ、彼はやがて背中を刺される あー、あっ、とこれだけ喋ると喉が痛いな、そう、 フィクション。フィクションですよ、実在する人物・団体とは一切関係ありません、だから、最初からやり直し、想像せよ、僕は嘘つきだからね。くるくるまわっていちからはじめ。



よーいどん、で後ろに走りだそう ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 786.9
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-11-10
コメント日時 2023-11-12
#縦書き
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
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閲覧指数:786.9
2025/04/12 03時00分29秒現在
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    作品に書かれた推薦文

よーいどん、で後ろに走りだそう コメントセクション

コメント数(2)
m.tasaki
作品へ
(2023-11-12)

冒頭の1行目は末尾の行の続き。 日常を区切ってゆく言葉は夢幻あるいは虚構。 それがグルグルとエンドレスで回り続ける。 そんな印象を受けました。

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ほば
m.tasaki さんへ
(2023-11-12)

言葉は風の如し、という台詞を思いだしましたね。しかし、我々の日常というものは虚構もレイヤーとして重ねられて虚々実々としてあるものだから、そんなものと言えばそんなもの。

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投稿作品数: 1