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わたしのお花
人生とはなに 喩えることしかできないの 路地裏でのいつかのらくがき ずっとおぼえているのです またいつか見に行くつもり もしかしたら間違っているかも もしかしたら無粋な誰かさんが消しているかも 暑かったのか寒かったのか その時の天気も覚えていないの 文字の感触だけが残っているの 心とはなに 喩えることしかできないの 今のわたしはそんな気持ち 掬い取ってあげられない わたしのあちこちに散らばっている 水面に花びら散らばっている ひと集めにして誰かに伝えたい わたしのわたしのお花をあげたい
わたしのお花 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 841.1
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2023-10-24
コメント日時 2023-11-03
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
花を作り出すことのできる心というのは美しいと思いました。 路地裏で、らくがき、何人でやったのでしょう。 よい思い出ですね。
1こんにちは。 萩原朔太郎の「こころ」から引用します。 こころをばなににたとへん こころはあち゛さゐの花 ももいろに咲く日はあれど うすむらさきの思ひ出ばかりはせんなくて。(こころ) とあります。 人生とはなにか、心とはなにか それは 喩えることできないの としつつ その、後半三行ですね 思ひ出じゃなくて今の、この作品では、生の気分だなと思いつつ 何かこの作品を踏んでいるような気がしました。〇。
1感覚に依存した表現を排して、「~とはない」という言い方を重ねたり、また >わたしのわたしのお花をあげたい といった表現をしているのにも好感を覚えました。
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