皮脂欠乏性皮膚炎の女の脚
軟膏ベタベタ
赤い斑点の全体は宇宙に広がる
泣いている
私の世界が醜くなった
脚は世界を駆け巡る
どこまでも世界は広がる
あらゆる脚に対する普遍性
白い脚は世界であるのよ
白い世界
から
赤いぶつぶつ世界
醜い
見たくないの うううー、、。うっ、、うー
赤いぶつぶつ世界
じんわりと黒紫へ変更しながら戻る
白い世界
中間世界の色
白と赤から黒紫へ変わる理屈は存在しない
世界を目で見ている
黒い小粒の斑点が広がる
視界は黒い
脚よ動け
世界の果て
白色から黒への極端へ
果までにある中間色は三原色で語れない
1mm
10m
100km
世界の識別など不可能可能
だまりなさい
うるさい
脚で稼げよ
おい
お前
作品データ
コメント数 : 7
P V 数 : 605.9
お気に入り数: 0
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ポイント数 : 0
作成日時 2023-09-25
コメント日時 2023-09-26
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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技巧 | 0 | 0 |
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閲覧指数:605.9
2024/11/21 19時29分13秒現在
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皮脂欠乏性皮膚炎の画像調べて怖くなっちゃったので、保湿しようと思いました。
1こんにちは。 皮脂欠乏性皮膚炎はアトピー体質の人が罹りやすい病気だそうですね。 私もアトピー性皮膚炎を患っているので、その辛さは他人事ではありません。 2連目はその女性本人の視点からのものですね。 「あらゆる脚に対する普遍性 白い脚は世界であるのよ」 そのような認識を持つ女性にとって、この皮膚炎はさぞかし辛いことでしょう。 その後の連はこの女性の恋人らしき男性(作者?)の考えを述べたもののようですが、前々作の「色彩と孤独」にどこかつながるところがあるように思えます。 でもやはり最後の方の 「だまりなさい うるさい 脚で稼げよ おい お前」 というのがとても面白いです。 皮膚炎で本当に辛い思いをしているのに、脇でゴチャゴチャとわけのわからないことを言っている男にとうとうキレてしまった。そんな感じがしました。 でも、もし実話だったら面白がってはいけませんね。お大事にとお伝えください。
0なかなかないタイトルでそれは惹きつける力はあるのに、本文がタイトルの説明(病気の説明)になってしまっていてもったいない。皮膚病で白や赤の色の表現なんてあまりに距離が近いし。 例えば「赤い斑点の全体は宇宙に広がる」から「私の世界が〜」とすぐ現実ベースに戻すのでなく、宇宙のくだりからさらにさらに暗喩を混ぜて飛躍させていったほうがよいのかなと。詩って明確に書く対象があるとあんまいい結果を生まないからさ。
0コメントありがとうございます。 秋に近づき冬が来ますね。 乾燥する季節です。 保湿大事です。
0コメントありがとうございます。 色彩と孤独を覚えてもらえること 嬉しくおもいます。 色彩と孤独のような話を辛い人に話す内容でないですね。 辛くなくても普段こんな話をしていたら面倒くさいと思えます。 人と付き合うとよく思い知らされます。 なので、このような場で試しています。 一人でも多くコメントもらえたら嬉しくて投稿しています。
0コメントありがとうございます。 改めて読むと病気の説明になっていると感じました。 暗喩、試していこうと思います。 勉強2なりました。
0こんばんは。 タイトルネームからしてそれは理屈というか、説明の方へ流れる詩かなと思ったのですが そういう側面もありつつ、読んでいて非常にエモーショナル=感情的な詩だったのですね。 いいなぁと思って。好みなので。 しかしこの作者さんは何を取り上げても一編の詩として展開できるのではないか と思いました。
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