君を守る者・・・冥界の守護天使 - B-REVIEW
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君を守る者・・・冥界の守護天使    

逝ったなら天駆け抜ける栗毛の駿馬に乗せ 水音泡立つ清流の河原に横たえ 流れ行く水面の果を見ていて欲しい 俺は世界を捨てても戻って来るし 立ち帰る先はお前の厚いその胸だけ 例え深海のうねりに紛れていようと お前に続く道は迷わず判る 顕れたなら柔らかな肉質のその胸で包んで欲しい 白い光となり点となって消えるまで守って行くよ 精霊流しの灯りが水面を揺らす船の舳先は 風が刻んだ俺とお前の契りの指定席 何が過ろうと肩抱き溶け合いゆらゆら 揺れる船上の赤と青の淡やかな鬼火よ 二人で行こうな幽界のあの深淵まで そこは天国かそこは楽園かはたまた 草穂が萌え立ち香る田園か 舵はあるだろか無ければ共に漕ごうな思いで導に 船を降りれば夜空の彼方に真っ直ぐ続く道がある 俺はあてどもなく荒野をさまようはぐれ犬 その日の血肉を求め貪り食らうだけ お前に預けた泥に汚れたこの紐の先 紐は聳え立つアンデスの霊峰に漂い ヒマラヤの紺碧の天空になびくだろ 俺は子供のまま稀にも俺を変えられない 育み導けるのはお前だけ 光と波となった俺は時空を駆け抜ける風花になる それが荒野を独り生き抜いた過去世への見返りか 風は戻る。お前の胸元を這う指先の感触を頼りに



君を守る者・・・冥界の守護天使 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 658.1
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-07-08
コメント日時 2023-07-09
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:658.1
2025/04/12 11時36分56秒現在
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    作品に書かれた推薦文

君を守る者・・・冥界の守護天使 コメントセクション

コメント数(2)
三浦果実
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(2023-07-08)

前作も読んでいて、私には重厚に思える作品で、なかなかコメントが出来ませんでした。生々世々、そう感じました。ただ、なんでしょう、強いて言うならば、冗長さを感じます。思想は黙して語られているべきものと、そう私は信条としてありまして。言語表現でありながら黙して語るとは矛盾ではあるのですが。

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忠次
忠次
作品へ
(2023-07-09)

コメント、有難う御座います。冗長と簡潔、控え目と表現化、寡黙と主張・・・難しいです。 BーREVIEWさんは投稿後は修正できないようなので困っています。 定年後の趣味として始めた詩作活動ですがどこまで続けられるか、頑張ってみようとは思っています。と言っても今のところ書きたい詩はあと2作しかありません(笑)。

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投稿作品数: 2