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ワンショット・ワンキル
夢の島がごみの終着点の代名詞となり。積極的に狂人にならざるをえない時代に生かされている。だれかの夢だったそれが以前より私のものだったこともなく。狂人の子は狂人になるのだろうか。また誰かの夢として語り継がれる哲学・漫画・アート・自己啓発本・こんなはずではなかった歴史の「削るように・瞳を脱色する」・「足あとの向きを・やり直すように」・散らばる名前の残骸の。肩を組んでオンラインゲームをしていた。持ち主をしらないか。断線したコントローラーの先に。あった夢が。大型ドローンとすげ代わっていて。おいてきぼりにされるのが怖くていつも後ろをくっついて歩いた。トタンの廃材がさびれた時代に何を伝えられるだろう。戦争反対?メビウスの輪をほぐして火をつけたら。誰かに借りた瞳をくりぬいて。マイルドセブンを吸う。ガラス質のレンズなら解像度はあがるのか。なかった夢が。さもあたりまえのような顔をして。狂人をやり直している。足あとの向きを変えないように・後退しながら。肩を組んで歌っていた。ラッパ飲みで外国製の焼酎を小宇宙と言い間違えた」痕跡を消すように。戦争ゲームではいつも佐藤にボコられていた・ワンショット・ワンキル・と笑いながら。ファッション狂人。姿を消すのがチートでないなら。顔を隠す布はいつも透明で。透明マントも光学迷彩で魔法じゃない。あれは魔法じゃなく、アンチ・キリスト教だ。ルーモス・ひかりよ」スマホが背面ランプを点灯させて。後退する痕跡を。断線したコントローラーの先を。こんなはずではなかった歴史の。名前の残骸を。一点透視に照らしている。夢の島に代名詞が漂着する。ことはもうない。
ワンショット・ワンキル ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 665.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-06-14
コメント日時 2023-06-14
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ごみの思想について語られており、興味深く読みました。文体というのか、詩文が工夫されており、端的で実際的でかっこいいと思います。代名詞ってどういうことだろう。固有的でないからごみとして扱われるべき場面場面のことかな。
0こんにちは。 「積極的に狂人にならざるをえない時代に生かされている」人の書いた詩、という感じがよく表されている作品だと感じました。 「こんなはずではなかった歴史」を受け入れるためには、狂人にならざるを得ないということでしょうか。
0黒髪さんのいう内容でだいたいは合っています。 代名詞はわかりやすくするためのラベルで、使われなくなったら捨てられてしまいます。 でも夢の島はもうない。 別の名前、別なもの、になって大事なものやゴミ、使えるのに古くなって放置されるもの、 時代、概念、場面場面。 をひろってリサイクルして、歴史はがらくたにあふれてごちゃごちゃですね。
1受け入れることがたぶんできないから狂人なんでしょうね、ファッションでなければ。 ファッションな私は中途半端なのでファッシになることもできずに スタンドプレーでフレンドリーファイアされるんです。
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