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生まれて、育った町の 毎日 渡った橋を きみとゆく 今日は雲が多いね 川面もすこし 白い そうして乗る 路面電車の窓を 飛ぶ鳥が きみとぼくを 一瞬 つれて どこかで 糸を むすんで、ほどいて、 むすんで、ほどいて、 結び目理論っていう 数学があってね そんな話をしながら 繊維に沿って 薄皮を剥がして すき、きらい、 すき、きらい、 きらきらひかるのは たとえば川面 たとえば窓 たとえばリボン たとえば君の 濡れたくちびる 生まれて、育った町の 一度も 通ったことのない路地を きみとゆく
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作品データ
P V 数 : 1168.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-05-10
コメント日時 2023-05-13
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 青春の一ページのような詩ですね。 路面電車の窓を飛ぶ鳥に一瞬つれてゆかれるのがいいです。 どこかでむすんでほどく糸とは、人との出逢いのことでしょうか。 繊維に沿って薄皮を剥がすところが、隠れていた想いをうまく表していると思います。 生まれ育った町の一度も通ったことのない路地、という表現も何か意味深長で、知っているようで実は知らないところ、みたいな気がしました。 どこか郷愁を誘うような詩です。
0読みやすいのと反復のリズム感がとてもよかったです。とても綺麗な詩だと思います?
0修正↑ 文末は?じゃなくて。です
0コメントありがとう.
0きれい,という感想で止まってしまうのは,少し,残念だ
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