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愚作三昧
愚作三昧 「それがいいよ」 できれば相手を肯定したい そう思ってLINEをする 女性は話がコロコロ変わるので (秋の空でしょうか) すべて うん、それがいいよ! と返信している自分は 意見がブレまくりです 「お金がないので」 僕はお金がないので 高い値段の本が買えません 友人から紙の本じゃなければ安いと聞きました でもAmazonを見ても Kindle版の中古がありませんでした 「皮膚科」 サバ缶を食べたら体が痒くなって皮膚科に行きました 身体中にバーっと赤いポツポツができて 痒くて仕方がないのです 先生は僕の身体を診るなり「蕁麻疹です」 お風呂や甲殻類や香辛料はよくないそうです もらったプリントには 「体温が上がると痒みが悪化ーーー」 でも僕が悲しいのは あまり使っていない頭と海綿体が無事だったことです 残った缶詰は野良猫にあげようと思います 「ガソリン」 初めて買った原付でガソリンスタンドに入った時です タッチパネルに触れたらいきなり住所を訊かれました 僕はボロアパートに住んでいたので「廃屋」を選びました 「仮性近視」 目が霞むので 「仮性近視はこれで治る」 と言う本を買いました 僕は近視になりたくないので 昼も夜も一生懸命この本を読みました そして僕は今メガネをかけています 「パワーテープ」 ファイテンのショップにあったパワーテープ 肩こりに効くらしいので一つだけ買ってみることにしました レジのお姉さん「どこに貼っても元気になるんですよ」 僕は家に帰っておちんちんと頭にテープを貼りました 元気ですがバカかもしれません 「ムスカの断薬日誌」 1日目 見ろ! 人が人のようだ! 2日目 見ろ! 月水金がゴミのようだ! 3日目 ミロ! 牛乳で溶かすとうまいようだ! 4日目 見ろ! 電波でやられたようだ! 5日目 見ろ! 思考が抜き取られているようだ! 6日目 ミロ! アワビが歩いているようだ! 7日目 見ろ! 息子がきゅうりのようだ! シータ「お巡りさん、ここです!」
愚作三昧 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1070.0
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2023-05-07
コメント日時 2023-05-17
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「サイン会」のクスリとする感じは良かったのですが、この詩は最初から愚作三昧と前置きをされていて、面白いのは大抵そうじゃない時であって、その通りだと読者が思ってしまう場合はむしろ褒めちぎって突っ走ってしまった方が良いのかもしれません。すみませんそんなことを少し思いました。 大喜利としては大変面白いと思います。 戯けた中にももう少しだけ詩性を置いて頂きたかったと思います。
0ナンセンスということにこだわって詩を書きたくなる時たまにありますよね。 もしかするとシリアスな詩よりも作為的になりやすくむつかしいのかもしれません。 またたわし節を楽しみにしております。 大変失礼致しました。
0こんにちは。 ああ、詩性のしの字も無いですね。自分が書ける世界で人に快感を与えられそうなものといえば、ナンセンスで残念なものしかないんですが、昔読んだコクトーやまど・みちおのようにもっと深みのある作品が書きたいです。インプットをしなければ。愛読書の田村隆一の詩集では何の影響も受けないですし。吉増剛造なら尚更です。
0コメントありがとうございます。 面白いが自分の限界です。ビーレビに投稿し始めた頃はもう少しマシだったんですが。作風を変えたいです。
0拝読しました。 作者様の生活と言いますか、リアルがよく見える作品だと思いました。 詩というよりもTwitterの投稿のような気がしますが、表現やリズムはとても面白いと思います。 ついでですが、人生はそれなりに楽しいですが、現実は辛いですね......
0これは芥川の戯作三昧と 在る阿呆の一生じゃないかと。 テイストとしては 悲哀というか暗めにふっている と思います。 私はシリアスに読みました。
0あっ。 或る阿呆の一生だった。 お笑い芸人の漫才を聞いていて それはとても怖いことを言っている と思うときがあります。
0連投コメント失礼します。スマートフォンで、自分のコメントができるか試したのですが やはり批評となると無理でした。失礼しました。 その、まず芥川龍之介の「戯作三昧」があって、それは馬琴のことを扱った作なのですが その「戯作」というのは要は、エンターテイメントなわけです。 まあ戯作、といい仰せにも、この作の愚作に似た自虐的な含みがあります。 で、芥川が、その馬琴の私生活について書いているわけですが過分に 芥川の批評性が、出ている。ときどき、これは芥川自身のことを書いているのではないか という創作のシーンなどが挿しこまれる。 まあ面白いものを書こうとして、馬琴も芥川も真剣なわけですね。いや、本気です。 それが色々なことが起こって、歴史的には馬琴は眼を失いますし、芥川も眼に「歯車」が見えちゃうなんてことになります。それでも書く、この志の高さはなんでしょう。 この作品では、今までのたわしさんの作から一歩踏み出たところにある作品だと思います。 エンターテイメントな意識は失わずとも、読んでいくうちに段々 意識的か、無意識的か、暗い、怖い方へ流れてゆく感覚が湧きました。 そしてその一回の印象が何度も目を通してゆく内に 作品全体のテイストとして認識されます。僕だけでしょうか。 その、怖いことを書きます、と書いて書かれているわけではないのでしょうが 最近読んだ詩の中では、一等こわい詩のように思われるのです。 長々失礼しました。ありがとうございます。一票です。 追記 仕事中、昨日はこの作品のことばかり考えていました。
0コメントありがとうございます。うーん。この作品は自分のリアルの生活とは関係ないんですよね。
1あ、詩集を何百冊読んでも私には詩が何なのか分かりませんでした。コメントにあるように、これはただの短い文章です。
1コメントありがとうございます。 芥川のその作品は読んでいないので何とも言えませんが。これは一言でいえば「残念系」のジャンルに属する作品です。 或る阿呆の一生のブックカバーなら持っていますよ。角川文庫のでなかなかオシャレです。
1たわし様、コメント返信ありがとうございます。「残念系」ですね。 そっちに探りを入れて、また読みかえしてみたいと思います。
0こんにちは。 残念系はラノベやアニメにありますね。この作品は失敗作なのでダメです。それより5月1日に投稿した「無題」という作品の方が自信はあるんですが、あまりコメントがつきません。匿名だからでしょうか。
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