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聖なる群青
群青の聖なる雷は 描いていた穢れの隙間へ 眩いばかりの普遍性を落とす 彼等に傷つけられる子は 善し悪しのない世界へ降り 長いこと溢れ出る練乳の様な儘に 従うなかれという言葉の下で さまよい成長した 僕の笑顔は理解されない それは遥かな闇の彼方まで貫き通す 影響の雪崩れは形を変え 儘にそぐうように成長した 下水やガスのような こびりついた汚れは 汚れている時には目につかない 迷っている時には迷っていることに気づかない 聖なる雨に交じる普遍性に 気付けるまでに成長した子は もう彼等に傷つけられる子ではなくなっていた
聖なる群青 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 993.5
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2023-04-29
コメント日時 2023-05-13
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
比喩が少し私には難しく、しかし成長、の語を強調されているからには ある世代特有の感覚、それはネガティブな側面もありつつ、「気づき」によって もう負けない、ということを訴えてらっしゃるのかなと思いました。 文明批評などとてもとても自分の手に負えないのですが 不思議に、魅せられているじぶんがおります。
0「普遍性」という語句を巧く落とし込まれていると思う。その語句を深化させるのに可読性を崩さず観念上の話で終えず読む者の心を魅く。タイトルも好ましく思いました。
0ここでいう普遍性は、集合的無意識のような、遍く多くの人に共有されてる狂気や偏見などのことと読みました。
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