大人気パスワード、しばらくは神々 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



作品を
別枠表示

大人気パスワード、しばらくは神々    

公共の電波は無関係を装っている。 公共はどこにもない、翻訳されている。 無関係を装うためにいろいろの言葉を考えて使う。 同種であるからそういうことはできる。 畔を飛び越して、水の表を走り去る、風の神。 今年は凶作であるから、死んでくれえい!! と、大いなる土星。


大人気パスワード、しばらくは神々 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 12
P V 数 : 1349.0
お気に入り数: 1
投票数   : 1
ポイント数 : 114

作成日時 2023-04-19
コメント日時 2023-05-26
#現代詩
項目全期間(2025/04/03現在)投稿後10日間
叙情性3030
前衛性2020
可読性22
エンタメ1515
技巧2020
音韻22
構成2525
総合ポイント114114
 平均値  中央値 
叙情性3030
前衛性2020
可読性22
 エンタメ1515
技巧2020
音韻22
構成2525
総合114114
閲覧指数:1349.0
2025/04/03 06時26分42秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

大人気パスワード、しばらくは神々 コメントセクション

コメント数(12)
m.tasaki
作品へ
(2023-04-19)

こんにちは。 今の世の中の何とも言えぬ不穏な空気を表しているのでしょうか。 禍々しい現実をメディアは様々な言葉(放送コードに引っ掛からないような)を以てオブラートで包んで伝えていて、どのメディアも横並びに同じような伝え方をしている。 でも、それを越えて来る風の噂で本当の様子が少しずつ聞こえてくる。 そんなふうに読み取りました。 末尾の「大いなる土星」とは「大いなる怒声」のもじりでしょうか。

0
よびな
作品へ
(2023-04-19)

ありがとうございます。 詩などの表現とニュースとか世界への認識が同じものとして考えられやすいところが、無関係感があると思います。

0
つつみ
作品へ
(2023-04-19)

新聞やNHKニュースを見た後、部屋でぼんやりしていると、なんかもやもやとしたものが頭を巡り、でも、いや、これは仕方ないことなのだと割りきっていました。 この作品を見て、あぁ、もし、そういうことなのなら、わたし、もっとちゃんと目を背けずに、事実を見れるかもしれないと思いました。 ここ最近、世の中のことを、真正面から見ることに疲れて、半月以上たまっていた新聞の山からひとつ、ひとつ、また読んでいきます。 ありがとうございました。

抒情:30 前衛:20 可読:2 エンタメ:15 技巧:20 音韻:2 構成:25  
0
よびな
作品へ
(2023-04-19)

ありがとうございます 思考モデルとしての「世の中」が正しくあることは自分の責任なのでしょうか?誰だろうと自己以外の人格に責任を持てないと思うのですが。 君の人格の善悪は私の責任であるとか他者に言われたら不当だと思います

0
田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-04-26)

やっぱり「今年は凶作であるから、死んでくれえい!!」が印象的なのだけれど タイトルの「大人気パスワード、しばらくは神々」というのが今の雰囲気を 捉えているような。それが言いたいが為の詩文でもありそうな。 ただこれ、丁寧に展開して、行数が増えたなら、現代版「春と修羅」を夢みてしまいますね。

0
よびな
作品へ
(2023-04-27)

ありがとうございます 時代って言葉は、なんか、個人の精神を圧搾してる気がしませんか?

0
田中恭平 new
田中恭平 new
田中恭平 newさんへ
(2023-04-27)

うむうむ、気がしますね。 時代という言葉ではないけれど それは僕が特化した話題ではないのですけれど ジル・ドゥルーズという哲学者は、資本主義という時代の到来が 個人個人の精神に、確か、抑圧、という語で訳されていたけれど 抑圧を与えている、と主張していますね。平たく言えば。 うん、でもまあちょっと筆者のいうニュアンスとは違うのかな。

0
福まる
福まる
作品へ
(2023-04-28)

神様は公共の電波をつかいこなしているんでしょうか?ちょっと怖いですね。

0
田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-04-28)

おはようございます。 眠ってしまいました。 昔の日本人はよく泣いた、今ではあまり泣かなくなった、と言われている。 作中、「凶作」の語があるけれども、これはどうする、として 農業に携わっている常民が集まって 恨み節も込めて、泣きあったということは想像に難しくない。 そういうことで、人の精神は、発露、されていたわけで これは健康的なことだろうと思うけど その常民が集った場所と違って「公共の場」は現在という時代 寒々しいものだと思った。 ホイジンガ?という方が、中世ヨーロッパについて丹念書いていたか。 「中世の秋」という本かな 西欧について言っても中世では、人は大袈裟というか過剰なくらい 泣いたり、笑ったり、怒ったり、つまり精神を発露、していたことを 書いていたな。 それが時を経るについて、今の時代、そういうことは無くなった、と言えるか。 「公共」という概念もそうだけれど、それが成立して ルールは、マナーは、と決められてゆく過程で 人間のこれ、精神は豊かからとおくなったでしょう。 そういうことをけさは考えました。

0
よびな
田中恭平 newさんへ
(2023-04-28)

ありがとうございます。 ある時代の特定の特徴、とかではなくて、そもそもそれを認識するセットとしての時代という観念とか歴史とかです。

0
よびな
福まるさんへ
(2023-04-28)

ありがとうございます。 そうです、ある種で神様です。神様の話をクリティカルかつ穏便にやっているテキストを見るとき、すごいなあと思うことがあります。

0
よびな
作品へ
(2023-05-26)

読んでいただきありがとうございます 日本の農村において、風の神は台風の神であり、時にその年の収入減を壊滅させる神様なのです

0

B-REVIEWに参加しよう!

新規登録
ログイン

作品をSNSで紹介しよう→

投稿作品数: 1