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khefa
琲の澳 街から 嘘を 見取る 他人の 脈 臍帯は 震えに 糾える 裏声と 繋がれた 舌 覆いを はからう 荏苒 国道 を 下る だれよりも ゆっくりと たとえ 行き先が 何処でも 梦 梺 萝 いずれも 熱を 支払う それでも 重浪帰 する 日の群 とは 殻の果 とは 暈の晶 とは 杲の沓 とは 思いだす なければ ならない 音連れ 梳り に 匂い は 記憶 ごとに 痛みを 散らす 耳へ 近づく ほど 手が 花 になるの は 淪が 暴力 だったから 色彩に 留まる ことを 拒否 する ひかりを 欠落と そう 呼ぶのなら 手を引く 手は 暴力 世界は 一 から はじまりを ひく 虚数を 現実へ のばす ように インターチェンジを 継ぎ足して しやかに いさめる しめやかな 火 宵闇は 陽炎の 延長 つごもる とは けな 隠り けはい の 夜が 産れる という 息の 重さ を 知るまえに 凍えな ければ 踊りに 払われた 血のように 熱く 蹴られることも なかった 粘度をまだ 知るまえ 内臓には 結露する 豊かな 痣が 聴こえる 耳 緒と そして街 夜明け と よく似た 振動 が スマートフォン の 裏に 翳ろう おおきな 貝は 虚ろ舟 静寂が 仮初を 埋める たび 白く 穢れて ときおり 鳩は 嵐へ 飛び立つよ と 息を 折差す ときに とは と とう とと と はは は ときに とう とひ ひと と とう ときに ひえて て いらう は ひとつ の ひ のちに 問ひ 人 の 血 とは ひ の ち つめたい 痣 熱い さざなみ だった とは に 密む ささくれ 以外の 行為を 背けて 手から手が 離れる ように 冬が鳥を 手放す ように ひとつの 趾もない 手のひら から とりとめもない 話を しよう
khefa ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 933.5
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 133
作成日時 2023-04-08
コメント日時 2023-04-26
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 35 | 35 |
前衛性 | 10 | 10 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 5 | 5 |
技巧 | 25 | 25 |
音韻 | 30 | 30 |
構成 | 25 | 25 |
総合ポイント | 133 | 133 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 35 | 35 |
前衛性 | 10 | 10 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 5 | 5 |
技巧 | 25 | 25 |
音韻 | 30 | 30 |
構成 | 25 | 25 |
総合 | 133 | 133 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
掌から広がる世界観が素晴らしいと思いました。 >とりとめもない 話を しよう 個人的に、誰かに話しかける文章を好まないので、ここがなければ投票していました。
つつみさん、コメントありがとうございます。 <掌から広がる世界観が もったいないお言葉で恐縮です。 前作にもコメントを寄せていただいていて、 いつも申し訳ない気持ちでいっぱいで この場を借りてお礼を申し上げます。
0好みです。全体的に緊張感を強いられるのですけれど、さらりと日常語が挿入されるところで ほっと安心し、また緊張に入り、最後落ち着く。スリリングでした。
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