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嘘
隠した人差し指から 無意味な言葉が生まれ 早朝の雲と金糸雀の歌 神の歓喜が降る所 下らない酒を飲んでいる 据わった目で酔っている 朝が来る度に「おはよう」 自分が誰かも分からない 心の中は空っぽで 外の世界は焼野原 いまだに焼夷弾が降ってきて 何を争うのか誰も知らない 今日も元気に人に恋した 冷え切った指先で摘むとげ なんにも解せない振りをして 世界の終わりがやって来て 願っているのは何だろう 祈っているのは何故だろう 堪えた涙が堰切った時 私はあなたの本当になる
嘘 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1004.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-04-07
コメント日時 2023-04-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 タイトルの「嘘」とは、自分自身への嘘でしょうか。 一連目で描かれているのは、詩を書くことだと受けとりました。 そして二連目の「酒」とはその書かれた詩のことなのでしょう。 詩を書いているときは「神の歓喜が降る所」にいるように感じられても、その時が過ぎれば心の中にも外の世界にも悲惨さが道溢れていて、涙が堰切ってしまう。 そのとき私が本当になるあなたとは誰でしょう。 擬人化された人生か、それとも作者が向き合っている「詩」そのものなのかもしれません。 こんなふうに受け取ったのですが、前作の「水仙」では私の解釈がズレていたようなので、今回もズレていたらすみません。
0コメント有難うございます。 正直な話をいたしますと、自分が何を書きたいのか、書いているのか、 後になってしか分からないことが多いのです。自分自身が解釈を間違えていることが多々あります。 そんな調子なので、書くことを先にして、それをどう理解するかは時間に任せています。 下らない酒、それが「自分の書いた詩」だという解釈が面白いと思いました。 「あなた」は唯一、自己満足で酔う為でない、読者との接点であることはなんとなく意識して書きました。 自分の詩の為に泣くという発想は作者にはなさそうです。 「水仙」の時のレスも、作者が提示する一つの見方でして、 どう受け止めるかはお好きなように楽しんで貰えれば嬉しいです。
0どうあれ、いつか諦める日が来るとおもうんですよね。自分をね、諦める日が来るんですよね。それは無意味な空気が冷たい早朝とか、なんにも考えられない焼夷弾が降る心の中とかね、それはもう、ほんとにね、諦める日を待つしかないんですよね。そうすると、今日も人に恋したり、急に泣いてしまったり、諦める日が希望的でもあり、絶望の現実を知ることから始まる愛情があったりするとおもうんですよね。そのように読んで想いました。
0盛ったテーマが多すぎるような気がします。ナンセンス、神、アルコール、エゴー、戦争、恋、世界の終わり、信仰、真実、それぞれ独立して、一品ずつ、詩が書ける深いテーマを盛り込んでいて まるで、こういう語を使って詩を書いて、とAIに頼んで創作しているようです。私はちょっと、と、思いました。
0コメント有難うございます。 今の作者は、 自分を諦める程の現実を待っている間に、幸せのままで死んでいくような気がします。 どこまで行くか、どこで足を止めるか、生きるのは自由なことなんだと思う時間が増えました。 三浦さんが何を感じたかが分かって良かったです。ご自愛下さい。
0コメント有難うございます。 どうして盛り過ぎてしまうんでしょうかね…。 日常に対してテーマが重過ぎると指摘された方は恐らく二人目です。 頭でっかちな所が良くないんだろうと思います。 もう少し読者の目線を意識してみます。
0>今日も元気に人に恋した こういった経験がないので、素敵だなと思いました
0有難うございます。あまりおすすめしません。
0おはようございます。 全体的に粗削りな感じもしますけど、この作品はyatukaさんにしか書けないきらめきを感じます。 だから、どんどん書き続けて、作品を磨かれていったらいいと思いますよ。
0おはようございます。 書き続けていい、という言葉が一番嬉しいです。 有難うございます。 トビラさんの作品も楽しみにしています。
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