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手繰り寄せること
手繰り寄せること ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 716.6
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 23
作成日時 2023-02-20
コメント日時 2023-02-22
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 4 | 4 |
前衛性 | 4 | 4 |
可読性 | 4 | 4 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 3 | 3 |
構成 | 3 | 3 |
総合ポイント | 23 | 23 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 4 | 4 |
前衛性 | 4 | 4 |
可読性 | 4 | 4 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 3 | 3 |
構成 | 3 | 3 |
総合 | 23 | 23 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
複雑な内容のある詩だなあと思いました。夕焼けの中で引き絞られるようになんて、とても胸に来る表現。場所について何かあるのかなあと思ったらやはり。おそらくは育ってきた場所と、それに対比されるある異郷でしょうか。時間や記憶についてある答えに至っているようで、読みがいがあります。推測しながら読むのを楽しめる。そして胸を打たれることも。春─秋─いつか。今こそいつかか。
1はじめまして。 冒頭の引き剥がされる春とは、夢や希望の象徴で、胸元で糸を手繰る所作は、現実を受け入れることを表しているのでしょうか。 行き交う目線のなかで佇んだ場所は 偶然にいる場所のはずだった ということは、その場所が偶然ではないように感じたということでしょう。 それは一方通行の細い道を振り返ってはじめて、感じることのできることなのかもしれません。 偶然ではないと思うということは、意味を付与することでもあるのですから。 オーストリアの精神科医、V・E・フランクルの言葉に「意味への意志」というものがあります。 人間とは意味への意志を持つ存在であって、人生の意味を満たすことが生きる力になると言っています。 この詩を読んで、全体に漂う哀感の奥底に、「意味への意志」の存在を感じました。
0それは傍から見れば秋を引き寄せることに似ていたのかも知れない というこの部分、語り手が他者からの視点を想像するという所で現実に引き戻されてしまいました。 惜しいなあと。
0お褒めいただきありがとうございます。 丁寧に読んでくださる方がいるということはありがたいものですね。 この場の良さを痛感します。
1フランクル、昔日にいくつか読んだ記憶があります。 夜と霧とあとなんだっけな。 とにかく夜と霧は一時期のまぎれもない道標であったように思えます。 好きなのだと思います。
0現実はいつもそこにありますからね 私個人としては引き戻されていいと思っています
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