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B-REVIEW 2月のお題詩「猫」
日頃よりB-REVIEWをご利用いただきありがとうございます。運営の沙一です。 2月22日は語呂合わせで"にゃんにゃんにゃん"の日ですね。 2月4日の公式ツイキャスにて、2月のお題は「猫」に決まりました。 詩をはじめとした文学や芸術を愛する方には、猫が好きな方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。 猫にまつわる詩を募集します。 以下、ルールを説明いたします。 ①この投稿のコメント欄では、お題に沿った詩の投稿を無制限に行えるものとします。 ②ここのコメント欄に投稿された詩の全ては、ビーレビ杯不参加とさせて頂きます。 ③システムの関係上、コメント欄に匿名で詩の投稿はできません。 ④コメント欄では縦書き機能は無いので横書きになります。それか、自力で頑張って縦書きしてください。 ⑤投稿者に対する返信として、連詩や返詩も可能です。 ⑥ハートの数を個人的に得点として競ってみるのもいいかもしれません。なので気に入った作品にはぜひハートをつけていってください。 ※無論、マナーガイドラインに反することは禁止です。運営の開催する企画でカードを発行するようなことになってほしくはありませんので、くれぐれもマナーガイドラインを厳守していただきますよう、よろしくお願いいたします。 B-REVIEWマナーガイドライン&ルール(必読) https://www.breview.org/forum_blog/guideline_and_rules それでは皆様、よろしかったら遊んでみてください。
B-REVIEW 2月のお題詩「猫」 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1705.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-02-11
コメント日時 2023-02-26
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
キシャーーーーーーーーーー
0靴が汚れてる 酷い臭いだ 勝手口の段に座って もう明日のことを 考えているみたいだった トタン小屋から 冷たいすきま風が吹き 彼女は私を抱いた 今日は何も話さない 私の息づかいに合わせて 呼吸している 手がほどかれたので 膝から降りた 私からすり寄ったり 見つめたりしない 誰かに話せばいいのに。 随分前から思っていた ついに私にも話せなくなり こんな寒いところにしか 居場所がない 汚れた靴を脱いだ 小屋の出口の庭にある 短いホースがついた 水道の蛇口をひねって ホースの出口をつまみ 靴の汚れを落とす 激しい水流で 靴の汚れが 彼女にもわたしにも あちこちに飛び散る 靴はきれいになっても 汚れがどこかに 消えていく ということではない 彼女は座って 自分の左手で 右手の親指を握り 丸まった左手を 右手で握っていて 落ち着かせようと しているようにみえた トタン小屋へ戻り 私に飛び散った汚れを タオルで拭いた後 小屋から出ていった 私はその後ろ姿を しばらく見つめていた 靴は濡れたまま 庭先に投げ出されるように 散らばっている
2うらさびしいところで。粘土質のしつこい微温くすんだ顔して、鳴いて。逃げていく足跡だけ、とても食べたい。骨もなさそうなカラダで、軸だけを残して、飛び回る蝶蝶に成り変わるらしく。なけども、わめけども、くそやろうどもと多分ひざまずく/膝枕で、ゆたんぽであれば尚いい。紙に描いた鼠でも咥えて、いきいきとしたところ、で。ココは地獄、ぬかるみすらヌルい、やわらかすぎるからだはとても、「美味だった。か。」陽だまりの香りを だいぶ 腹に収めている 魔性のおんな、不詳にも、公園の角で死んでいる。たぶん、今日もそうだ/これからのことに、相違ない。
0「別の猫」 彼は祈ってた そこは縁側と有機物の境目 愚かなことは止めろよと 額を伏せて ひたすら祈り続けたようだ 真っ赤な跡が残ってる 諦めるべきは領土 酒と肴と女と女 女の子に、女の子に見える男に 時々本物の男の子 とても発音の出来ない名前 デートの順番ぐらいは心得てるさ 理解出来なくてもいいけど デタラメだけは投げたくない 推測するに首から肩にかけての 骨の一部 いやーよ 離れちゃいやーよ うわぁーお おっともう一人の神が来た 花鳥風月両手を広げた 心臓を掲げ まだ熱いぞと 止まる前に触れろと その指で その舌で 俺より薄い短い舌で ペロリペロリと 警察だと自分で言っている ブリしか認めないお前 しきりにぐずってる 遺言のすぐ隣り 弁護士のやや上ずったヴォイスに合わせ いやーよ 忘れちゃいやーよ うわぁーお
0「ニャー」 お前は何を考えとるんだ 必死になって治療し 躍起になって準備し 億劫になりながら働いていく 「ニャー」 猫はそんな俺を見つけるなり 鳴き続ける 振り向いたらもうおらず 気が付いたら 俺の服にへばりついて昇ってきている 「ニャー」 はい邪魔だからね ひっかかった爪を外し 遠くへ置いておく でも猫は動くから また足元でなんかやっている 「モー」 「ニャー」 お前らそういやどっちも瞳孔が細長いのな 同じような瞳で 自由の中 走り回れ 俺の分まで
0・夜鳴き猫 記憶がキイキイ 家族の借家 一人暮らしのアパート 結婚後の中古マンション 今はうちの子供も泣いている
0〔愛着の示し方〕 九州出身の、眼鏡と真一文字の口元がトレードマークの 飲み屋で見かける陽気なおじさんみたいな親しみやすさを感じる オルタナティブロックバンドのボーカルは “発狂した飼い猫を 川へ捨てに行って 念仏唱えてさようなら(※1)” したらしい 同じ九州出身の、50歳過ぎた今も少年的な顔立ちに見える 現実のピーターパンのようにも思えて少し怖さすら感じる 同じくオルタナティブロックバンドのボーカルは “猫になりたい(※2)” らしくて、アルバムのジャケットにも猫の写真が起用されている物がある 地元から出て、ずっと帰っていない間に 実家で飼っていた猫が死んでしまったのを 数年前のその日、LINEで親から伝えられた事を 「猫」、「ペット」という言葉を見聞きする度に、今でも思い出す 私も九州出身だからか、彼らに勝手に妙な繋がりを感じる そのメッセージには、愛猫を埋葬した墓の写真も添付されていた その時は、その写真を見る事に説明し難い罪悪感を抱いた 今でもその感覚は説明できないし、その感覚が正常か異常かも分からない 一生分からないままで良い、分からないで抱え続ける方が良いのかもしれない この思い出をここで吐露してしまう自分の弱さだけは分かっているつもりでいる ※1 : NUMBER GIRL『鉄風 鋭くなって』より ※2 : スピッツ『猫になりたい』より
0・夜鳴き猫 なんでヒトのアレに似てるの
0「猫田議員の猫詩データー、完全版。」 にゃんにゃん ツンツン あっちに こっちに にゃんにゃん にゃにゃにゃん なんでも かんでも ツメツメ トギトギ にゃんつったっても ひっかいたっての そこらのはしらに ひっかいてってば しょうがないよね かゆかったっから ゆるしちゃうよね かわいかったら なんにもいえんね かいたかったし 猫ちゃん猫ちゃん かわいんだもんで ゴロゴロゴロゴロ のどがなるなる のどなるゴロなる どうなるのどかく トロンとするする トロンとするんよ うにゃらうにゃら ゴロゴロゴロりん 尻尾をフリフリ ねこじゃらしっしで おててもフリフリ にゃんにゃ‥ 猫田「オイッ!!」 ? 猫田「お前だよ!お前!」 詩書「?」 猫田「ニャンだ!このアホっぽい詩はぁあああ!このニャゲーーー!」 詩書「うわぁ!すみません、すみません!ネコフェス中ですので!すみません〜!」 猫田「ちーがーうニャーろー!違うーニャーロー!」 シャシャシャシャ〜! (猫田ヒステリック引っ掻き中) 詩書「うわぁ!引っ掻くのはすみません〜!」 猫田「お前はどれだけ私のポエジーを叩いている!どれだけ私のポエジーを叩いてニャ〜!」 詩書「はいぃ!」 猫田「私の猫詩を傷つけるニャ!」 詩書「はいいぃ!」 猫田「これ以上ネコフェスを怒らせるニャ!」 詩書「はいいいぃ!!」 猫田「わかったか!このニャゲー!」 詩書「はいいいいぃ!!!」 猫田「なら車を出せー!ニャー!」 詩書「うわああああぁー!!!!」 ブロロロロ〜 (前橋へと走っていった。)
0・即興路地 石塀と石塀が複雑に入り組み 忍び込む影は記憶に紛れ込む 野良猫と飼い猫の邂逅一番は 決まり文句でいいわけがない 朝に昼に夜に過ごす時間の密度 しょせん皆は野生でありましょう 猫科の世界線をひいて逃走を、 いや闘争をはかる心づもりの重力は 隕石落下対策部隊をも唸らせるのです
1ピアノと猫がランデブー ニャーニャーにゃにゃ、ニャーにゃ だから今は、 苦い生命線と朗々平平な、 一室で、 瓶の中にいる、 あの猫がいる、 「ハイ、アレイスター。黄金は僕にお似合いだろ」 HAHAHA 明日、には何になってる? ニャーニャーにゃ 足跡を洗って足が軽くなる NO?NO… 大事なものは失って初めて気づくんだ。 君のいない部屋は黄金の無い金庫のようだ。 2月の憂いに惑う dye C I hate you… ここは何も無い暗がり 君には言えない事ばかり こんな自分にうんざり 日陰を探す猫みたい 時折傷つけてみたり 何かを捧げてみたり こんな日々もいつかは終わり AAAAAAAAAAAA!!! またあの部屋で会いましょう No.1055 名義は「Sibgeo」
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