いつも真面目に狂ったフリをして
いつか誰かが僕に気付くまで
そしてどこかで君が立ってたら
きっと何かを話すだろう
だけど今日も世界は廻るから
もっと静かな時を待とう
あの娘に惚れた人の数だけ幸せが
消えて無くなっていくというのに
冬が嫌いだよと着込んだコートの厚みだけ
微笑みが増えている
何故生まれてきたのと言われても
僕はただ眉を曲げて考え込むフリをする
今は何も話したくない気分だった
今はまだ何も話せる気がしなかった
地下鉄に揺られて 辿り着いた街で光を浴びた
知っているんだろう 君の踵が答えてくれた
もう帰ろうか
重い瞼閉じて 明日目が覚めたら
新世界かなぁ…。
そこで言葉を濁してしまった
そんな苦悩が今日も続いてた
そしてどこかで君が立ってたら
ちょっと悲しい夢なのに
どんな世界も必ず廻るから
だからこのまま耳を澄ましていよう
昔に別れた人の数だけ新しい雨が
降ってきた歴史の中で
悪い風邪が流行る季節の折り目に
一人だけ出会う人がいればいい
見たことのないはずの人なのに
僕の友達は笑って話しかけるマネをする
たまに彼はおかしくなってしまうんだ
ただそれだけのことだから別にいいんだ
物置で見つけた赤茶色の猿が僕らに告げた
“怖がっているのなら
拒むことだって答えなんじゃない?”
ーーーでも逃げられない
厚い扉叩く音が 五月蝿く媚びてるってのは
なんなんだーーーー⁉︎
作品データ
コメント数 : 2
P V 数 : 752.8
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作成日時 2023-02-05
コメント日時 2023-02-09
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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2024/12/04 02時35分07秒現在
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フレーズが渋滞気味な感じ 筆名が題名だと勘違いしたけど 良い筆名だよね 詩を書くのは猫背みたいなものだもんね 作品自体はbacknumberの歌詞みがあって雰囲気はあると思います まあだけど読み辛いかな 光る部分はあるんで詩作には向いてるタイプじゃないのかな 今後に期待したいです
0吸収様、大変勉強になるコメントを頂き、有り難うございます。「詩作に向いてるタイプ」、「今後に期待」とのお言葉に自信が持てました。渋滞気味で読みづらいところは自分でも正直感じていたのですが、初期衝動といいますか、感情が言葉になって溢れてくるものを書き付けたいと思い、そのままで載せることにしました。今後は読みやすさを意識して、推敲を重ねた詩作を心がけていこうと思います。
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