別枠表示
虚空
切なさでいっぱいになった胸の中の虚空が雄叫びのような音で響く 中心から円を描くように渦の音がイタチのように回転している 空白が跳ねるように満たされていき 快楽が全身を撫でた 今日で二人目だった 僕は虚空から出ていく 犯罪だけがあった
虚空 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1032.3
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 2
作成日時 2022-12-30
コメント日時 2023-01-17
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
大胆な直観かもしれませんが(自分で言うのもなんですが)、昆虫の立場に立って詩作したのだろうかと思いました。「イタチ」と言う比喩、「犯罪」と言う単語から見ると昆虫と言う断言は難しいのかもしれませんが。
0年明けの最新の投稿作品を読んで、震撼しましてこちらの過去作品へきました。読んでよかったです。
0読んでいる間ずっと、少し強めの風が吹く屋外で喧騒を聞いてるような、抽象性の高い音像を感じていたんですが、二連目、特に最後の一文を目にした途端、音の解像度が急激に上がってゾクッとさせられました。 まるでシューゲイザーのようです。音の用い方がすごく好みです。
0