はじめてほんとうにつらいと思った。つらいしか言葉が出てこないけど、一生懸命僕なりに語ろうとおもう。
マーマレードは苦すぎるし、暖房はききすぎる。世の中そういうふうにできていて、それ以上でもそれ以下でもないんだ。僕が見ている世界はある人にとっては素晴らしいものかもしれないし、あるいは理不尽な許せないものであるかもしれない。
でも、僕にとっては僕が見ている今が世界でしかなくて僕はどれだけ親しい人とも世界の見方を共有することなんてできないんだ。
だから僕は孤独なんだ。ひどくさびしい。ささえてくれるガールフレンドさえいないんだ。凍えそうなんだ。
おまけに僕はぼくが嫌いなんだ。この世界を唯一共有できる僕自身とはささえあうことができないんだ。だからといって死んでなにになるのだろう?僕が死んでも悲しんでくれるのは少ない友人と家族だけだ。僕がいなくても世界は回っていってしまうんだ。そのことも僕をひどく虚しくさせる。
もういいんだ。
みんなきらいだ。
重力がなかったら地球の回る遠心力でいろんなものが飛んでいってしまうそうだ。そうなればいい。世の中みんな等しく不幸であるべきなんだ。ひどく利己的だけれどこれが僕の全てだ。
どうもご清聴ありがとう
作品データ
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作成日時 2022-12-20
コメント日時 2022-12-23
#現代詩
#縦書き
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2024/11/21 23時00分08秒現在
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なんでしょう、、前ぶりがとても丁寧に書かれている印象。その独白の核心部まで云わずに終えられたように読んで思いました。
0人の不幸は蜜の味、この言葉を子供の頃は邪悪に感じたものですが、そうではなく、悲しみに悲しみは甘露だ、共感の味こそが蜜の味なのだ、と知った大人になりました。本当に不幸な人のことを考えると自分の心のちっぽけさから救われます。人間はほんとは平等だけど、この世は不平等、不公正がまかりとおっていますものね。地球から遠心分離機のように人や動物が飛び散っていく想像をして笑いました。
0ですよね。私もなんかで見た時に笑いそうになりました。
0なんか心配してくださった?ようでありがとうございます笑 自分のこともある程度は好きです笑 心身ともに健康ですし御心配には及びません!
0読んでくださってありがとうございます!
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