昼の足掻きに草臥れて - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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昼の足掻きに草臥れて    

太陽に照らされ、雲の親子に見られながら 草の上で昼寝 涼しい風が心地よく すぐそこに風車があるから 風を見ることができる 口笛吹いて このまま眠って 目が覚めたら何をしょうか・・ そんな感じで寝れたらええのに全然寝れへん 汗かいて動悸して身体自然と丸まって 風車が言うてくる「生産性無いのお」 顔下向けるしかない 見えへんけど虫も潰れてるんかな せめてもの反撃でタンポポの綿毛をなるべく遠くに飛ばした 誰も褒めてくれへん そらそうやわな 風車の言うてることはわかるから反撃せえへん 自分の力量見誤って、風車に挑んで 死んだやつおるって昔に見た だからいつか大きなって すごい大きなったら 俺の息で回したる! どや! どや! ぷは~疲れた でもそんな大きなったら迂闊に屁もこけへんな


昼の足掻きに草臥れて ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 1216.1
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-11-30
コメント日時 2017-12-11
項目全期間(2025/04/09現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
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音韻00
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閲覧指数:1216.1
2025/04/09 12時31分03秒現在
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    作品に書かれた推薦文

昼の足掻きに草臥れて コメントセクション

コメント数(4)
まりも
(2017-12-02)

一連目の、「おーい、雲よ」みたいな、絵に描いたような「入り方」だなあ、と気が緩んだところに、 二連目のパンチがくる。「生産性無いのお」これはオモロイ、というべきか、キッツいなあ、というべきか。 大阪弁?を使うことで、ストレートなのに、柔らかい感じになっていますね。 三連目で、ドン・キホーテの話に飛ぶ。「俺の息で回したる!」その意気で行け!と応援したくなりますね。 落ちも、イイ感じに気が抜けていて、笑ってしまいました。 へっこき女房、のオチは、へこき部屋を作ってもらう、だったでしょうか。 飛ばしたたんぽぽ、どこかで芽吹いて、春にはたくさん、咲くでしょう。 風車は吹き飛ばすばっかりで、種をまくことはしない、でしょうから。

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湯煙
(2017-12-03)

《生産性ないのお》も気になりますが、関西弁であるのが個人的に親しみを感じさせます。私も関西ですから。タンポポの綿毛が飛ぶのは私には佳きことの前兆としてありますね。なにか願いが込められた情景と、そのようにも思えるかなと。 最後のオチ?の一文はなかなか面白く感じさせましたが、《こけへんな》は、こかれへんやんけ! がより正確な表現になるかな?とは思いますが。

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京のふじ
(2017-12-11)

まりも様 コメントありがとうございます! 笑っていただけて良かったです。このテイストで深みを持たせれたらと色々試していきたいと思います!

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京のふじ
(2017-12-11)

湯煙様 コメントありがとうございます! そうでしたか!同じく関西ですよろしくお願いします! 最後のは、疲れた後気の抜いた感じで、アホ面して遠くを見ながら言っているようなイメージをしました なので特に感情の起伏もなく言葉がこぼれている感覚で書いてみました!

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