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地下鉄の走る街で
自分の一歩はこんなに小さかったかな ひさしぶりに あの人の好きな曲を イヤフォンで流しながら 車でずっと流れてた 意味もわからないまま口ずさむ 鉛のように重い足を ひきずるよに ゆっくりと歩みを進める コンビニまで 十分かけて 一歩一歩を投げ出すよに 地下鉄の走る街で ぼくは一体なにになった 空をかける飛行機に 憧れることもなくなって 地下鉄の走る街で 乗り換えのために早足で 空をかける鳥たちを 羨ましいとも思えない 自分の一歩は こんなに大きかったかな 朝日昇る 大阪の動く歩道を リズム合わせ歩きながら 昔ずっと考えてた ぼくどんな人だろな 思い出す 誰かの視線に怯えながら 確かめるよに ゆっくりと歩みをすすめる おれの歩幅 十分かけて 一歩一歩を投げ出すよに 地下鉄の走る街で おれは一体なにになった 空をかける飛行機に 今ではすっかり乗りなれて 地下鉄の走る街で 小さな飴をくわえながら 空をかける鳥たちを 羨ましいとは思わない 地下鉄の走る街で ぼくは一体なにになった 空をかける飛行機に 憧れることもなくなって 地下鉄の走る街で 乗り換えのために早足で 空をかける鳥たちを 羨ましいとは思わない
地下鉄の走る街で ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 607.2
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2022-10-31
コメント日時 2022-11-03
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
地に足のついた(というのは好きな表現ではないのですが)しっかりした作品だなと感じました。音韻も心地よいし、イメージも纏まりがあってとても読みやすく、すごく憧れます。
0>空をかける鳥たちを 羨ましいとは思わない ぼくもそう思います。理由は違うと思いますが、自分の場合は人間でいたいので・・・
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