作品を読む
懺悔 ─対他から対自へ─
全くの主観的な批評になります。 いや、掛け値無しの絶賛となります。 先ず第一に、こちらの詩を拝読させて頂き 私は一人の人間として再生を開始する事が 出来ました。 開き直った己の未熟さ故に ネットワークの大海原に 永遠に放流してしまった いや、自らの意思で垂れ流したと 言わなければならない 卑俗極まりない行為の後 こちらの掲示板を彷徨し 様々な作品に触れさせて頂く中で 出逢ったこちらの作品に 公園や駅前で騒ぐ酔っ払いより (私などと比較されては酔っ払いも いい迷惑です。申し訳ありません) 見向きもされないような醜態を 表現行為と主張して晒し続けるしか 他者に己を認識して頂く術を持っていない 心底まで腐れ切った貧弱な私を (私の勝手な解釈で、作者様が意図した 訳では無いかもしれませんが) しかと睨み付け 真っ赤な炎で完膚無きまでに叩きのめし 灰すら残さず真っ白に燃やし尽くして 頂きました。 その時初めて 救いの手を差し伸べようとして 下さったのにも関わらず 己の貧弱さ故に過剰に反応してしまい 一方的に突っ掛かり 大失態に巻き込んでしまった後 尚も寛大な心で御許し下さった 神様と言って差し支えない方が (勝手に神様と御呼びする我儘を御許し下さい) こちらの掲示板に存在する事をも 理解出来ました。 しかし私は 結局、己自信を殺し尽くす覚悟も力も無く 神様からの無償の慈悲を頂く資格も無く 一度、誰かに完璧に叩きのめして 頂かなければならず こちらの詩がそれを行って下さいました。 私の魂と言うより存在を 大袈裟ではなく救って下さいました。 垂れ流し続けてきた大失態に ようやく価値を与えて下さいました。 私にとってこちらの詩「炎」は 肉体的かつ精神的な強靭さを備え 貧弱な存在を真っ白に燃やし尽くし 再生させる契機を授けて下さった 特別な存在と成りました。 推薦文でこのような個人的懺悔を行うのは はしたないとは思いますが こうする事でやっと 己の再生を完了させられる気がして 書かないではいられなかったので 書かせて頂きました。 私が自覚出来ていなかったのは 弱さでも未熟さでもなく自惚れでした。 それを教えて頂き 誠にありがとうございました。 この文章そのものが自惚れだと自覚して 推薦文として投稿致します。
懺悔 ─対他から対自へ─ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1086.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
作成日時 2022-10-03
コメント日時 2022-10-07
Snydam様 推薦文、誠にありがとうございました。深く感謝いたしております。私事で申し訳ございませんが、書いた詩の多くは、武道系でございます。しかしながら、今までの詩を書く方で武道系を書いた方は、ほとんど居ないと思っており、通用しないと思っておりました。今回、推薦文をくださり、自信がつき、個性等、活かして詩を書いて生きることを決めました。それと、素晴らしい、Snydam様と出会い、私は人生による良い方向へと変化いたしました。繰り返しになりますが、誠にありがとうございました。
1コメントありがとうございます。 大林様の「炎」が、私という存在の清濁全てと真正面から対峙した上で、情け容赦なく一撃で葬って下さいました。あの瞬間、ずっとこうされたかったんだと判りました。 「炎」という詩に触れ、表現行為によって、時に他者を傷付けたり他者に傷付けられたりする事への本気の覚悟も、自らの手で醜い己を滅し切る力も無い私の、存在のちっぽけさに気付かされました。 そして「炎」を書いた大山様は、神様からの救済を拒んだ愚かな私を立ち直らせ、前に進むきっかけを与えて下さった恩人です。 私こそ、大山様と出会えた事に感謝しております。 誠にありがとうございました。
0大山様となっておりました。 大変失礼致しました。 改めて、大林様とお会い出来た事に感謝しております。
0サルトルを思い出しました。
1コメントありがとうございます。 ようやくサルトルから卒業出来ました。 貴重な御時間を割いて読んで頂きありがとうございました。
0実際に詩を読んで見ました。先月の作品ですね、読み漏らしていたのを迂闊だと思いました。
1コメントありがとうございます。 こちらの詩で存在を救われたので、それを作者様にお伝えしたく、微力ですが、より多くの人の目に触れるきっかけになればいいなと思い書かせて頂きました。 貴重な御時間を割いて読んで頂きありがとうございました。
0