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天才さん
アイツは自分を天才だって言う 俺が一番 俺に勝てるヤツはいないって アイツは周りをすぐに見下して言う ヘボは要らん 上に行くのは俺だけだって 天才さんよ、 あんたは何の勝負をしてるんだい? 天才さんよ、 あんたは幻覚を見てるんじゃないかい? あんたは何にもない壁に向かって 必死でパンチしてるだけだぜ あんたは誰もいない場所へ歩いて ひとりごとを吐いてるだけだぜ 天才さんよ、 あんたは何の勝負をしてるんだい? アイツは自分を天才だって言う 俺が一番 俺が勝ててないと不安だって アイツは周りをすぐに見下して言う ヘボは要らん 上に行けないと嫌だって 天才さんよ、 あんたは何の心配をしてるんだい? 天才さんよ、 あんたは現実が見えないんじゃないかい? あんたは自分の何かにおびえて 自ら孤独になってるだけだぜ あんたは誰かに見られてると思って 自分で鏡を見てるだけだぜ 天才さんよ、 あんたは何の心配をしてるんだい? 天才さんよ、 あんたは自分が思うほど弱くないぜ 天才さんよ、 あんたは自分が思うほど見られてないぜ 俺とあんたを含めたみんなが 鏡に映った自分を見るのに必死なんだから 天才さんよ、 あんたは自分が思うほど弱くないぜ 天才さんよ、 あんたは自分が思うほど見られてないぜ
天才さん ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 374.8
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-07-31
コメント日時 2024-08-01
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
これ好き❤️
0ビートルズの歌に、一人ぼっちのあいつという歌がありましたが、その曲の歌詞を思い出しました。 孤独で独りよがりな男を嘆き励ます歌ですね。 誰しも自分は天才だと思うことはある。天才がいて凡人がいるのに、おかしく、また不公平なことです。 自分が天才だという人たちと今まであってきましたが、業績と作品数にこだわらないところが、天才を甘く見てると感じました。天才は、量と質だと思います。
0天才に出合ったことがあります。
0此の度は、歌誌「帆」自由詩掲載欄へとご投稿を賜りまして、允に有り難うございます。 未だ、ご応募受付開始よりは間がございます。 暫し、(一からニヶ月程度、凡そ十月辺りを指標と致しまして)お待ち下さりますと嬉しく存じ上げます。 御作を拝読させて頂きました。 仮想対象「アイツ」への応答文の書式にて認められました、ライトな詩作品と致しまして読解をさせて頂きました。 「自分が思うほど見られていない」との辞に於きましては正しくその通り、と感じ入りました次第でございますが、 作中客体「アイツ」の行動原理を勝手に慮りますならば。天才を自称なされる程の覚悟、決心の裏に於きましては、 「他者の鏡へも自身を投影し、影響せんとする」欲求、 或は奇矯な使命感めいた某かが含まれているのでは、と感受を致しました次第でございます。 うら若い「天才」を貪欲に希求を致します現代日本メディアに。 副わず、呑まれず。距離を保ちつつ自らの使命を全う致します姿勢が、肝要なのかも知れませんね。 末尾に、御作への総評を述べさせて頂ますが。ライト且つ、端的でいらっしゃる箇所が長所でありつつも、物足りなくも感受せられた次第でございます。 それでは、復のご挑戦をお待ち申し上げております。 此の度は、ご応募ご投稿を賜り、允に有り難うございました。 そして、皆様に通知をさせていただきたく存じます。 discord上の歌誌「帆」チャンネルにて、前号第三号が閲覧可能となっております。 アクセス可能な方に於かれましては、 誌面の傾向を通読為されて後より、応募作品の程を構想、起草為されて下さりますと心嬉しく存じ上げます。 そして、来たる八月十七日に於きましては、歌誌「帆」主宰のオンライン歌会‐詩批評会が開催をされます次第でございます。 事前エントリーが必要でございますので、ご興味をお懐きになられた御方に於かれましては、 エックス上の歌誌「帆」アカウントよりの歌会概要ポストをご参照に為られて下さいませ。
0ありがとうございます!
0コメントありがとうございます。 その通りです、ひとりぼっちのあいつを元にこの詩を書きました^ ^
1コメント、総評、誠にありがとうございます。
0あんたが大将!とサビで連呼する歌があって、自信過剰な人の揶揄になってるんだけど、その別角度の詩かな、と。でも田中さんのコメント「天才に出会ったことがあります」の一言の方がこの詩自体よりインパクトあるよね。天才、いるんですよ。このレベルの揶揄じゃ届かない、太刀打ちできないタイプの人が。もっとそういう人の作品に触れてみるのもいいかなと思う。出会うんだ、この世のあまねく天才の作品に。
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