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今、暇乞いを
貴方が吐いた息の白さが焼き付いている 呼吸する度 歩を進める度 時間は前にしか進まないことを 痛いくらいに思い知って 紛らわすように悴む手を強く強く握った 目を離せばいなくなってしまう気がして 瞬きをするのさえ憚られた 大きくて強くて儚い背中は 時折振り返る貴方の横顔は ふるふる揺れる視界の向こう 熱い雫が頬を伝うと 貴方は困ったように笑った
今、暇乞いを ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 609.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-12-18
コメント日時 2023-12-24
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
別れをうたった詩でしょうか。 「ふるふる揺れる視界の向こう」というところに、何か実感のようなものがこもっていて良いと感じました。 もう少し作者の心情を何かに喩えた表現がほしいかなという気もしました。
0こんばんは 作品を読むと冬の夜の光景のように思いました。なんとなく、どこか一方通行のような気がしました。 最後の一言がとても切なさが伝わってきました!
0前に進んで戻らない時間。その痛切な思いが詩法を慎重にしていると思いました。熱い雫、貴方を困らせる。悴む手はこの詩の象徴だと思いました。
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