作品投稿掲示板 - B-REVIEW

鈴木歯車


投稿作品数: 33
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鈴木歯車の記録 ON_B-REVIEW・・・・

初コメント送信者の燈火

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大賞受賞者

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Aya Ragi Round

2021-05-05

飛行機

2021-04-04

プールⅡ

2021-02-25

プール

2021-02-14

2021-01-01

わたし

2020-12-28

球体佐々木君

2020-11-14

人さらい

2020-10-24

テレビ

2020-09-21

速さについて

2020-05-09

きりん

2020-03-31

失踪

2020-01-07

白い棟

2019-10-01

光の子

2019-09-17

編み物

2019-08-19

さざなみ

2019-07-26

花譜

2019-07-13

盲目

2019-06-01

喪失

2019-05-24

疫病神

2019-05-06

透明度

2019-04-15

星の名前

2019-03-19

水の処方箋

2019-02-12

シェルター

2019-01-17

 これはちょっと投票っていうシステムが絡んでくる難しい問題なんですけどもね,みやびさんは「主観的な評価」と「集合知による『一般的な答えに近い』評価」(的確な投票による順位付け)ってのを混同されてらっしゃるのか,あるいは「投票」という集合知による評価の大事さを,自分だけの主観的な気持ちで塗りつぶしてしまっていると,僕は思うんです.またはシステムを理解してない.そりゃもう「ガイドライン読んで」としか言いようがないんですがね. >推薦文を使えばもっとたくさんのユーザーの目に止まる文章になるはず  こういうあなたの気持ちも分かるんですけどね?残念ながら,どれほどの思いが募っていても,結局は主観的な気持ちでしかあり得ません.この主観的な気持ちを推薦文にブチ込むとどうなるんかっていうと,あなたの主観的な気持ちが,「5票」にものぼる,すごい重みの入った「定量的な評価」の隠れ蓑と化すんですよ.虎の威を借りる狐になってしまう.  悲しいことに,(前は選考式でしたが)現在のビーレビの月間大賞ってユーザー投票の数で決まるんです.そして多くのユーザーは(さらに悲しいことに)あんまり作品の価値や本質を読みこんでおらず,その月の投票結果を見てはじめて,作品への評価を決めることがある.つまりはあなたの一存で,投票された作品すべてに評価が影響してくる.  でも,そうだとすれば,あるひとりの子供じみた錯誤によって,作品全体の順位(あるいは評価)が変わってしまうことって,おかしなことだと思いませんか?そのつもりがなかったのにもかかわらず独裁的になってしまうのは,非常に悲しいことだと僕は思うんですけども.  今からなら間に合うと思うので,推薦文は削除依頼を出すなりして,それから,ユーザー投票という重みから解放された「批評文」(この推薦文では小泉進次郎構文とトントンですから,これよりかなり突っ込んだ内容が望ましいです)でもう一度やり直してみてはいかがでしょうか. (あ、詩人だ。そう思った。)

2021-04-15

>ぶらぶらと足を揺らして >身近なものへ熱を預ける >アルミの机が体温を下げるあいだにも魚は前に進んでいること >そっと開いた瞳の中に収まるつむじ風に >僕の所在を問いかけたこと この第2連(第2カタマリ)が良い.とくに1~3行目と4,5行目の乖離が心地よい.ただ,もっと語を削ったり,改行で空白感を持たせても,伝わるものは伝わると思う. (光を蹴る日)

2021-02-25

引用または参考にした作品 1 の全文 : Guillaume Apollinaire - IL PLEUT(ギョーム・アポリネール「雨が降る」)から引用. 5 の「あさ」「こわれやすい」「がらす」の語:谷川雁「東京へゆくな」 より引用. 6 の「乾ききって」「リターン」の語:鈴木歯車「藍色ドライ・シロップ」bungoku.jp/ebbs/20190122_393_11016p 「熱のなさ」:文学極道blog > 2019年1月分・月間選考雑感(Staff) http://bungoku.jp/blog/20190425-750.html 11016 : 藍色ドライ・シロップ  鈴木歯車 「(一)圧倒的熱のなさ。時代の一つの様態と云えばそうです。悪い意味とは限らず、青臭さ、現代の若者の感性も感じます。」 7 の「ノーフューチャー」:SEX PISTOLS - God Saves The Queenより. 「水色」(引用元では「みずいろ」と表記されている)「いまだ希望的に見られるのならば」:中田満帆「discard man」(みずから書き,みずから滅ぶってこと.) https://mitzho84.hatenablog.com/entry/2020/11/16/091521 8 の「奪うとか そこにあるもの」:Mr.Children - 名もなき詩「きっと奪うでも 与えるでもなくて 気が付けばそこにあるもの」を参考にした. (プール)

2021-02-14

春は大体不安定なもんです (春)

2021-01-02

お読みくださりありがとうございます。 (春)

2021-01-02

「濡れる」という語を入れ過ぎた気がしないでもないです。 (テレビ)

2020-10-04

 ミーム的な文体を組み合わせた作品。笑えるクソですね。めちゃくちゃ誉めてるんですよこれでも。ようやったと。  よう「大分むぎ焼酎、二階堂」でシメたわと。  とくに「クソが代」は特にツイッターで憂さ晴らしの替え歌として流行りましたね。  タイトルのINTERNETがすべて全角アルファベットであることに、まずVaporwaveの空気を感じずにはいられません。ネット上のミームもVaporwaveも、過去の姿は場所も無く、ときに匿名であり、歴史的・空間的に自由だからですね。2chのコピペを考えると分かりやすいんじゃないか?(歴史的・空間的に自由なのは、ネット上に落ちている『ネット詩』だって一緒)  これはインターネット上にある瀕死のミームをかき集めて、またインターネットに投げる、すなわち、ネット上にアーカイブされた過去のミームを掘り返して「自己反復」するような試みだと感じます。この性質はVaporwaveにも言えることで、河南琉莉はこのように表しています: 「ヴェイパーウェイブは、巻き返すことのできない時間の中でいつか行方不明になってしまった過去のマスターピースたちを執拗に掘り返し、サイバースペースの中で無限に復元させてやるという、亡霊たちのユートピアを築き上げてきたのだ」(ユリイカ2019年12月号、「加速主義の/減速的な美学」p95)  つまりこの作品は、ネット上でカラカラに干からびていたミームを拾い集め、また水で戻し、再度ネット上で天日干しにするという行為そのものなんですよね。手段と目的がウロボロスのようになってしまって、自己反復のループに差し掛かっているんです。    だからふじりゅう氏の「クソみたいな作品」という意見も分かるところはあるんですが、いや、ちょっと違うだろと。  あなたはなぜクソなのかが分かっていない!何ひとつ分かっていない 「文章を書いて何かを表現したり、表出したりすることそのものをバカにしていると思える内容」 とおっしゃってますが、これはネット上の素材の賞味期限が切れてたからに過ぎないんですよ。「国家をもじっている」のも、もとはツイッターで多くの人がやっていたものを、ほとぼりが過ぎてから再利用しただけです。  それに、ネット上にあるコピペとかミームって、時間が経つと、時の試練にこすられながら独り歩きするせいで、それの本当の面白さとか、それがどういう経緯で生み出されたのか、それがどこに位置付けられているのかなどが消滅してしまうわけです。(淫夢語録を誰がいつ、どういう経緯で言ったとかほとんど分かんないでしょ)すなわちミームだけが独立しているけど、なんか意味不明だな、という印象を抱くのは必然なんですよ。 「脳みそに湧いてきた意味不明な文面をゲロった」とおっしゃってますけど、これ脳みそで湧いてきたんじゃなくて、意味不明になってしまったミームをネットから拾って結合しただけなんですよね。これはそういうもんです。 (INTERNET)

2020-09-26

「ぼく」のなかから「君」が脱落する。それからしばらく、「君」の形をした空っぽの世界がぼくのなかに残る。 空白がうまれる、空白を感じるなどの表現は、一見、合理的でないけれども、失ったところに向き合うという点において、それが喪失感を効果的に表す方法だといえる。 文中に出てくる人物のうち、「君」だけが漢字であって、ひらがなではないところも、「ぼく」が「君」を特別視してきたという視覚的な主張を感じさせる。 (メモリのない世界)

2020-08-06

抒情以外のすべてのパワーを犠牲にして、いっそ抒情に踏み切る。そんな作品群を今までは書いていました。 この作品で試したような、ちょっとした方向転換が、あなたにとって効果的であったようです。 匿名が明けたときには、他の作品もご覧になってはいかかでしょうか。 (速さについて)

2020-05-13

ありがとうございます。張り紙といえば最近、営業中の店になぜか張り紙がされるようになりましたね。 (速さについて)

2020-05-13

この中での「速さ」の意味は物理学における意味と同じで、詩中、詩外にあるすべての物体の運動(動き)にかかわる量のことですね。 語り手も張り紙も、海鳥も速さを持っています。 (速さについて)

2020-05-13

「白河の清きに魚も住みかねてもとの濁りの田沼恋しき」という狂歌がある。 ここでは最新に最新を重ねたラジオが白河(松平定信。田沼意次とは打って変わってクリーンな政治を目指した)、旧式のラジオが田沼(汚職政治のシンボルとされた)か。 この作品や上の狂歌のように、「洗練されて新しいもの」を追い求めていたはずなのに、なぜかグルっと一周して、結局は古い煩雑なものを懐かしんでしまうのは、とくに珍しいことではない。 「時代は進歩しているのだから、新しいものこそいいものだ」 という盲信を 「良いものは時代で決まらないし、そもそも時代だって必ず進歩するとは限らない」 と皮肉り、諭す作品である。だから花緒氏の言う「寓話性」がまず表層として存在する。 (田舎のラジオたち)

2020-05-07

第一連の「絵の具」という語があるから、各連のそこかしこに色彩というイメージがあることを掴みやすいです。 そこからこの1行。 >お会いしましたか?歩いてきましたか これによる転調が浮いていて (そもそも転調は浮かすためにあるので、これはおおむね成功しているといえます) (しかし欲を言うならば、もうすこし前後の連との淡いつながりを持たせてほしかった) ゆるく繋がった第一連と第三連を横断する歩道橋の役割を果たしていると僕は考えています。 第三連では >からになった絵の具 >散らばった空のチューブを >しずかにしずかに積み上げながら この行が第一連と第三連を言語上つなぐ役割を担っているのではないでしょうか。 最終連でも「色」が出てきますが、その最終行で >育たない夢の切れ端が重なる と〆られます。これが >からになった絵の具 >散らばった空のチューブを >しずかにしずかに積み上げながら とイメージの上で繋がっていると(ぼくは)思います。 連鎖(繋がり)を基調とする詩には、ひとつは言語上での繋がり、もうひとつはイメージ同士での繋がりがあります。 この詩はその2つの繋がりがバランス良く成り立っていて、 つまり僕は何が言いたいかというと、こういうのが「良い現代詩」というのではないでしょうか。 (例えば鳥の教え)

2020-04-28

書いている途中で「これはもしかすると自分語りだな」という感を覚えましたが、良かったです。 (あるいは薬のように)

2020-04-17

自分の作品全体に言えることですが、ベースとして「諦念をどれだけオブラートに包むか」という目標があるのだと思います。 (きりん)

2020-04-14

才能が優れている将来有望な少年を表す言葉も「麒麟児」ですね。そんな人がそろそろ現れて欲しいものです。 (きりん)

2020-04-13

第一行目が一番の好みです。言葉のつながりがスムーズすぎないので、その隙間に自分の想像いっぱい詰め込めるというか。 「詩は読者が作るもの」とはよく言ったものです。 (桜の雨)

2020-04-10

単語同士、連同士であまりつながらないようにしました。あえてのことです。 インスピレーションを受けたものに「詩マシン」があります。ご存じでしょうか。 (https://t.co/HyR1lrmlB7?amp=1) これは、マシンが学習で得た語彙をランダムに配列・表示して、短い詩(のようなもの)を繰り出すシートです。 機械が作ったものですから、支離滅裂で、つながりはほとんどありませんが、ときにハッとするほどの良作が生まれています。 (きりん)

2020-04-10

作風は意識して変えました。 (きりん)

2020-04-05

何かしらの葛藤は意識しました。 (きりん)

2020-04-03

コメントありがとうございます。 (リメンバー・ミー)

2020-03-04

あか さん、お読みくださりありがとうございます。 (失踪)

2020-01-08

帆場蔵人さん、左部右人さん、コメントありがとうございます。「ぼくが、自分が」から書き始めることが多いようです。 (作品ナンバーの増えない戦争)

2019-10-19

果凛さん、コメントありがとうございます。 (白い棟)

2019-10-14

つむぎさん、コメントありがとうございます。 (白い棟)

2019-10-13

つつみさん、ありがとうございます。 風景が違っててもいいのです。 夢うつつさん、ありがとうございます。 自閉的というのは、やはり作者と作品の距離が近すぎるということでもあるでしょう。 (白い棟)

2019-10-10

これはもうレベルが違います。期待の新人といったところでしょうか。 >傘が開いた回数は、今回でついに1兆を超えて、 おびただしい数の傘がバラバラバラッ……と開く、超広角のcolorfulな映像が浮かんできました。 例えばOK Go - I Won't Let You DownのPVのようだと言ったらシックリくるかもしれません。 だから1行目から、雨の中の花畑のような美しさを感じてしまいます。傘を指している人が傘を上から見ることができない。だから空の上から、神様だけが祝福できる、と読めました。のっけからこんなパワーワード、嫉妬してしまいますね。 >(たまに感じるんだ、内側に雨を。自分に、絶望するのは一番簡単な自殺で、そうやって骨が、一本、一本折れていくから 内側に雨を、として、自己の内面にネガティブなイメージであろう雨を伝わせることで、注目を第1行目の「傘」から「自分」へとシフトさせているのも見事。だから、折れていくのが傘の骨から自分の骨へと、違和感なく移ろってゆきます(それとも同期しているのか) 初見、フワっとした言葉だと思っていましたが、それは印象的なイメージを次々とカットインさせるためでもあったのかもしれません。(緊密な言葉ではノーカット・シームレスな映像が作れると考えています) 久しぶりに、手放しで誉めたい作品に出会いました。ありがとうございました。 (雨傘の詩)

2019-10-09

Eneさんにはまず、私のフォーラム記事(https://www.breview.org/forum_blog/archives/522)を読んでいただければ大体分かると思いますが、あまりにも多すぎるポイント数というのはポイントの価値と作品の価値をボカしてしまうと考えています。作品の巧拙によらず、私が無制限なポイント付けに反対だというのが、この記事から分かっていただけると思います。 この作品に対する私のコメント、およびポイントについて、追加で何か言いたいことがあれば、私のフォーラム記事のコメント欄の方までお願いいたします。 まずは、フォーラムのコメント欄と作品のコメント欄で、作者のマナ氏に謝罪させていただきます。 >ひとつ思ったのですが、作品のクオリティに比べてポイント数があまりにも多すぎます。これは誰かによる悪質なイタズラではないでしょうか。 この行はまったくの憶測であり、邪推でした。この発言は撤回します。作者のマナ氏を傷つけるようなコメントをしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。 >その人はこの作品が良いと思ってポイントを押しただけで、それを悪質なイタズラと言うのはその人に対しても、作者の人に対しても非常に失礼だと思います。 >あなたの意見を言ってアドバイスをするのは良い事だと思いますが、悪質なイタズラなどと宣うのま正直クソみたいな事だと思います。 というこの箇所は真摯に受け止めてまいります。 しかし、あなたのコメントにも素直に頷けない箇所がありましたので、そこについても説明させていただきます。この箇所です: >作品をポイント数順に見た時にあなたの作品がこの作品の2つ下にあったのを見て思ったのですが、あなたが良いとは思わない作品があなたの作品のポイントを抜いたことの妬みからそんなことを言ったんじゃないですか? ぼくは妬みからこのようなコメントをしたのではありません。それはあなたの憶測であり邪推です。そもそもポイントの多さで作品の良さが決まるとは、ぼくは考えていません。 (廃棄物)

2019-10-06

七五調の定型詩は難しい領域です。 それに「ゴミ」という対象はすでに一般的に「価値のない物」あるいは「捨てられるもの」というイメージが植えられてあるので、このようにして捨てるまでの顛末をどうこうこねくり回そうにも、ぼくにとっては至極当たり前のことに思えて、ほとんど新しい発見は見受けられません。これは対象のまわりをグルグルと回っただけの作品といったところでしょうか。 ひとつ思ったのですが、作品のクオリティに比べてポイント数があまりにも多すぎます。これは誰かによる悪質なイタズラではないでしょうか。 (廃棄物)

2019-10-06

いまりさん、ありがとうございます。 大学生で、書き始めて3年になります。 (光の子)

2019-10-06

星空そとばさん、お読みくださりありがとうございます。イメージを重視しました。 (光の子)

2019-10-06

survofさん、「コメントするのが難しい」としているにもかかわらず、批評ありがとうございます。意見には同意です。 >作品と作者の距離が近すぎる >個人的にはそこにもっと俯瞰した距離が欲しくなる というのは、最近の自分が直面している課題です。こういう作品って作者の人間性が見えるから、ただ読んで共感するならいいけれど、そっからもう一歩踏み込んで、作品のみを切り取って批評するとなると、下手すればその人間性までいたずらにひっぺがすことになってしまいますから。 そんな作品を書かないようにする方法は、自我から離れるか、自我そのものを薄めるしか無いわけです。 不思議ですね。言葉でできた詩を、なぜか別の言葉が邪魔をすることがあるわけです。 (白い棟)

2019-10-06

藤 一紀さん、お読みくださりありがとうございます。他人に対しても自分に対しても、あやまりながら祈る時があると思います。 新染因循さん、お読みくださりありがとうございます。 日々とは祈りの連続で、祈りとは狂気のひとつだとぼくは思います。 (光の子)

2019-10-04

最終連、皺の影という身近で微小な黒さから、最終的に現代ではほとんど遭わない「夜の闇」にまで発想がなめらかに拡大している。全体的に縫い目が無くてスルスルと引き込まれた。 (九月の終わりを生きる)

2019-10-02

酷評します。決してあなた自身を否定するわけではありません。あくまで作品を否定するだけです。 この詩を書いたあなたは文脈を完璧にたどれてご満悦でしょうが、対して読者のぼくには想像の余地が残されていないので、窮屈でした。窮屈なのは、あなたの想像した情報量が、書いた文の情報量より少ないからだと考えています。なぜならこの詩は、言葉の意味を第一にして書かれたと思われるからです。言葉の方からアプローチしたのでしょうか。 逆にイメージから言葉を拾う方が、あなたのおっしゃる >この詩の言葉が届いたらいいな という願望を叶えることができるのではないでしょうか。 それに、何かしらの効果を狙って、ふつうカタカナで書かない箇所をあえてカタカナにしているのでしょうが、それについてはみうらさんがコメントで指摘しているとおりです。 最後に。詩を作った意図をコメント欄でレスすることには賛否両論あるでしょうが、ぼくはやや否定派です。少なくとも、こういうロー・コンテクストな作品について作者が理由・意図を表明するというのは、見え透いたマジックの種明かしを見せられているように感じられて、あまりいい気持ちはしませんでした。 (舞台「ガッコウ」)

2019-09-24

ひとつの作品がさまざまな方法で改変されつつ広がっていく様は、かつて起こったニコ動での淫夢ブームとよく似ています。 特に日常会話MIXは、宮沢賢治の「あめゆじゅとてちてけんじゃ」を彷彿とさせています。 それにしても、ぼくは久々に、人が何かに完璧に勝利する瞬間を見ました。これはたぶんそういう作品だと思います。 (どいつもこいつもラファエロってる)

2019-09-17

追記:韻についても言及してくれてありがとうございます。 (光の子)

2019-09-17

コメントありがとうございます。 みうらさんのコメントで初めて、冒頭から最終連までの、数量についての関わりに気づかされました。そこは全く意識していなかった所でしたので、やはり「ネット掲示板では、良いコメントまでが作品である」ということが正しいという考えを深めることも出来ました。 (光の子)

2019-09-17

内容のわりに「宇宙」「天使」の単語がデカすぎると思った。 ぼくが中学2年生のときに書いたやつにとてもよく似ている。 (ラファエロ)

2019-09-13

第2、3連はいかがなものか。 それでも、第5連から最終連までの流れは美しい!傑作と感じました。 そして、第4連は必ずしも七五調にしなくても良かったのではないかと。 (夏の階に立ち)

2019-09-10

ふじりゅうさん、コメントありがとうございます。 ぼくがこの映画のストーリーを最後まで説明したのは、あくまでこれが存在しない映画だと考えたからです。架空の映画でモキュメンタリー的手法を追求するからには、あたかもリアルタイムで映画を鑑賞したかのような臨場感を与えねばならないと考えたのです。 想像力を刺激するような作品ならともかく、これはあくまでwikipedia的な、事実のみを追求するタイプのクリエイティブ・ライティングです。この書き方で、結末をぼかすというやり方は、あまりに無責任だと思い、最後まで書ききることにしました。 そして、ふじりゅうさんのおっしゃる通り、NHKに伏字を加えるべきではなかったと思います。というのは、あまり書きすぎると、名誉棄損の疑いも生まれないわけではないと思ったのです。 しかし考えてみれば、個人・法人をネタにする芸術は、つねに法律とのチキンレースでもあったわけです。それに怖気づいていては表現などままならないことを、あなたのコメントで思い出しました。 (チャイムを止めるな!(発表済み))

2019-09-10

記事の編集者と送信者はもしかすると犯人か、と思いました。事件からかなり年月が経って捜査本部が小規模になった時を狙って、事件の本当の経緯や犯人像とは異なる記事を「有名」にすることで、捜査の手から逃れ続けているのではと考えてしまいます。 ぼくはこういうモキュメンタリー方式が好きですが、もうちょっと体裁や文面に気を配ったらさらにクオリティが上がります。 まず引用元がひとつも無いのは、報告文として非常にマズい。こういうルポではどこかで「引用元と参考文献」を示すとリアリティと説得力が格段にあがります。wikipediaでいう「脚注」の項目ですね。テキトーな作者が書いたテキトーな題の本でも書いときましょう。 次に文体が惜しい。代表的な文をひとつ。 >女子Bはペンケースがペンギンの柄の入った可愛らしいものであり、髪型は触覚の入ったポニーテール、消しゴムは激落ちくんを採用していた。 「可愛らしい」は筆者の主観が入っていると判断できますから、事実のみを伝えるのであれば、ぶっちゃけ余計な修飾語です。 あと、送信する描写は正直要らないと感じました。メタいので。 (「有名」のすすめ)

2019-09-09

survofさん、コメントありがとうございます。 できるだけwikipediaを再現するために、あのサイト特有の文体と体裁にはかなりこだわりました。ビーレビにHTML編集の機能があればもっと正確に再現できましたが、今はまだこれが限界です。 ストーリーはあまり考えていません。結果的に入れ子(再帰?)構造になりました。 Android Paranoidが採用されればもっと青く失調していたかもしれませんが、それにしてもいい曲ですねこれ。True Love Waits(Band edition)を第2部に挿入しても良かったかもしれません。 (チャイムを止めるな!(発表済み))

2019-09-09

空白をうまく使いこなしていると感じた。「何も無い」ことを示す一番のやりかたは、やはり何も書かないことに尽きるだろう。 (白き空に)

2019-09-07

ふじりゅうさん、熱量のあるコメントありがとうございます。 登場人物の2人ともが異常性を抱えているところまでも読み取っていただけて、嬉しいです。 中島みゆきさんの「糸」という曲で 「縦の糸はあなた 横の糸はわたし 逢うべき糸に出逢えることを 人は仕合わせと呼びます」 という歌詞があります。ぼくはその歌詞からイメージを膨らませてこの詩を書きました。 そしてふじりゅうさんのおっしゃる通りですが、登場人物が恋仲であったことも考えて、釣り合いをとるために、性的な語句はあくまで人間的な情緒を抑えた、機械的な(あるいは動物的な)表現にとどめました。 (編み物)

2019-08-20

舞浜さん、コメントありがとうございます。なんとなく「狂気」を題材にしてはいたので、それを読み取っていただけて嬉しいです。 (編み物)

2019-08-19

ただ一切、ネガティブな言葉を書き散らしているように見えます。そこには詩情が無いといいますか、これは詩ではない、もっと他に言いようがあったろうと思います。 「メンヘラ ポエム」で画像検索すると同じようなものをよく見かけますね。 まとめて言うと、「気持ちは分かるが書き方に問題がある」、これに尽きます。 (からっぽ)

2019-08-18

ふじりゅうさん、感想ありがとうございます。 ぼくはこれをなにも考えずに、肩の力を抜きに抜いて、しかも番号をテキトーにふって書きました。つまりこの作品は、リキんで読解するだけ無駄なものなんです。後日ぼくはTwitterにこれを説明した画像を上げましたが、それらはすべて後付けのこじつけでしかありません。 しかし、そういう作品もまた詩であると、最近ぼくは感じています。 (花譜)

2019-07-25

>ワンテンポ >遅れて >ランダム >合流 >加速して、落ちる には、ふじりゅう氏のおっしゃる通り、ぼくも雨粒を連想しました。 >今まで何人てるてるぼうず殺したかな、 >わたし。 てるてるぼうずは首吊りに見えるので、これにはいけにえ(人柱)としての意味も感じました。 ただ欲を言うと、もうすこし長めの詩が読みたいです。 (雨粒)

2019-07-14

ふじりゅうさん、コメントありがとうございます。 おおかた自分が考えたのと同じ解釈です。 ただ、正直なところ、言葉のつながりが見え透いていて、短詩に盛り込むべきではなかったなと自分では思っています。 (盲目)

2019-06-12

帆場蔵人さん、コメントありがとうございます。 なるべく五感を重視したつもりです。 TwoRiversさん、はじめまして。コメントありがとうございます。 「繊細な傷は美しい」。その通りだと思います。 (盲目)

2019-06-02

独蛾姫 さん、コメントありがとうございます。ほめていただいて光栄です。 (盲目)

2019-06-01

最後の >きっと、昨日殺した気持ちが、 >しみになったままで。 がいいですね。 (みんな寝てる)

2019-06-01

思い悩んでいた時期の自分を重ねました。「どうして なんで」は答えを求めているのではなく、ただ地獄のような今に、一緒に居て欲しいんだと思います。最後の「誰かと 話したいな」で、大きく救われているような気がしました。発想にオリジナリティを感じます。 (どうして なんで)

2019-05-24

ふじりゅうさん、感想と解釈ありがとうございます。 「刃」と「間」の韻は、言われて初めて気付きました。まったくの偶然です。 「最初性的な詩かと考えた」とふじりゅうさんはおっしゃっていますが、性的な断片は確かに入れてあります。その断片というのは4連目の >君は血まみれの太ももで ここです。ふじりゅうさんはグロテスクだとおっしゃいますが、それでも構いません。性的なのもグロテスクなのも、どちらも大体一緒だとぼくは考えています。 あらためて、新鮮な解釈、ありがとうございました。 左部右人 さん、感想と批評ありがとうございます。 この詩には「青」と思うものをふんだんに入れました。たとえば、「水たまり」、「夜」、「不安」とか。「刃」も青白く見えます。 >うっすらと恐竜の影はスローモーションで >生まれては死んでゆくのだ ここは「熱っぽい夜」に見る夢を言葉でなんとか表そうと思ったのですが、なかなかうまい具合には当てはまりませんでした。 (熱っぽい夜の終わり)

2019-05-06

せいろんさん、コメントありがとうございます。 4・5連目はわりとストレートすぎたかなと思ったのですが、他の連がふわふわしていたので採用しました。 (透明度)

2019-04-19

はさみさん、ありがとうございます。 4から転調を狙ったつもりです。 (透明度)

2019-04-17

帆場蔵人さん、コメントありがとうございます。正直これは深く考えずに書いたので、うまく言葉にならないというのには、作者ですが同感します。 (透明度)

2019-04-16

安部公房の短編「赤い繭」を思い出しました。 なんというか、ミイラ男が包帯として解かれ尽くしたあとのはかない余韻を、ぼくは想像しました。死者のような、見えない感覚だけがそこにあって、もう誰からも見られることはないという。 (わたしがミイラ男だったころ)

2019-04-16

涼しい夏の夜を想わせてくれます。とくに「赤いマッチ」が花火を連想させました。これは儚さの象徴だと思いました。 >大体いつも >目の奥の方が熱くなって >涙があふれた これは戻らぬものに対しての心の動きを表しているのだと思いますが(読み違いならすいません)、それにしては少々ムダがあると思います。 「大体いつも」は「大体」か「いつも」のどちらかに限定したほうが、混乱しません。 あと「目の奥の方が熱くなって 涙があふれた」については、「の方」はいらないと思います。 そして、目の奥が熱くなったら、大体の人間は、涙が流れます。 つまり、この部分はすべて書かずとも「泣いているんだな」と、読者が想像で補える箇所です。 読者にある程度委ねるのもアリでしょう。 最初の連に戻りますが >青っぽくて >白くて透明な道 読み進めていくうちに「結局何色なんだ?」と首を傾げてしまいました。「青白く」と、ひとまとめにした方がいいのでは。 酷評失礼しました。 (わたしたちはいつも…)

2019-04-15

春の陽気らしい、穏やかな詩だと思った。ただ、もうちょっと感情のウネり(振り幅)が欲しい(これは僕の個人的な好みの問題だが)。 (『春の一日』)

2019-04-03

南雲 安晴 さん、感想ありがとうございます。 タイトルは確かに、自分もどうつけようか迷いました。 >ところで君 >ただ花を握って 歩いてきたんだね は、南雲さんのおっしゃったように、それまでのネガティブな詩句からの転調をねらったものです。 この転調と「熱っぽい夜」が終わることを考えてこのタイトルに決めました。 石村利勝 さん、感想ありがとうございます。 >ところで君 >ただ花を握って 歩いてきたんだね の部分は一番考えたところです。それが良い印象を与えたようで嬉しいです。 (熱っぽい夜の終わり)

2019-04-03

拝見しました。 繊細な言葉遣いにもかかわらず、読み込んでいくと「最高密度の青色(最果タヒ)」と、それに釣り合うような「イキイキとした炎」を感じました。赤い煙草の火を氷水にぶち込んだような新鮮味を、僕は感じます。 あるいは無声映画の印象的なワンシーンを繋ぎ合わせたような、上手くはいえないのですが。 >苦しみではかることができるなら >うつむいて歩く 五月 に心を持っていかれました。 (夜の庭)

2019-03-25

まりもさん、感想と批評ありがとうございます。 後から見ると、確かに場面が転換しすぎてますね。「これはオムニバス形式だ!」と言い張ってしまえばそれまででしょうが、それでは僕は「その形式しか書けない」とでも言っているようで、ちょっと情けない。ですから >粘り強さ(全体を緩やかに繋ぐための、潤滑油のような、通奏低音のようなもの) を持たせた詩もまた書こうと思います。 それにしても、この詩ではたしかに、根底にあるはずのモチーフは考えておらず、それをやすやすと見抜かれてしまいました感があります。 ありがとうございました。 (星の名前)

2019-03-25

きれいな詩だと思いました。とくに第1連で強い印象を残してくれていると感じました。 >この世界にじぶんが >在る、だけじゃどうしようもなく >さみしいってあなたは言う。 他者がいないと自分がここにいるのか不安になってさびしくなる。 (自転車)

2019-03-05

目を閉じていても、太陽は瞼の奥で赤く爆発しているのでしょうか。多分「あなた」は時空間のような、匂いのような、はたまた季節のような、人そのものではないような気がします。 (太陽)

2019-03-01

渡辺八畳@祝儀敷さま、ありがとうございます。コメントがしづらいのは予想外で驚きました(笑)。ポイント付けてくれるだけでもありがたいですが。 (午前8時半。田中。田中。田中。)

2019-02-18

ゼンメツさま、お褒めの言葉と感想ありがとうございます。確かに漢字がちょっと多いですね。 (午前8時半。田中。田中。田中。)

2019-02-17

かるべまさひろさん、ありがとうございます。フィクションなのですが僕も泣きながら書きました。 (午前8時半。田中。田中。田中。)

2019-02-16

「今日もまた犯罪者の名前が美しい」という書き出しには負けてしまいました。幻想的な眼病の物語アリだと思いました。 (眼病)

2019-02-16

そのままでもいいという優しさを感じました。 (罪)

2019-02-14

ishimuratoshi58さん,感想とお褒めの言葉ありがとうございます。図らずも谷川俊太郎のような印象を与えることができて嬉しく思います。 (水の処方箋)

2019-02-12

ishimuratoshi58さん,お褒めの言葉ありがとうございます。恐縮です。 (シェルター)

2019-02-12

環希さん,アドバイス(?)ありがとうございます。書き換えはちょっと思いつきませんでした。パズルのようでユニークだと思いました。 ふじりゅうさん感想ありがとうございます。冒頭を特に考えたので,ほめられるとうれしいです! (シェルター)

2019-02-12

拝読しました. 第2連 「まだらに入った気泡になんだかやすらぐ 必然性を含有していないからだろう 生物がいたことのないアクアリウム 地球みたいにぷるぷるゆれている」 目の前のスライムからのスケールの広げ方が素敵と思いました. 後半の2行でぼくはつい孤独な深海を想像します. (やわらかいおり ※)

2019-01-18

拝読しました. 第1連と最後の連の「僕はプルトニウムで 人間やめてしまいたいな」というフレーズが強く印象に残りました. 個人的には第4連が好きです.「死とSEX」をモチーフにしていた,初期のスピッツの匂いを感じます. (消化器の裏)

2019-01-18

渡辺さん,感想ありがとうございます! 強い言葉を初めと最後に入れたことを読み取っていただいて嬉しいです. しかし,かといって印象の差が付きすぎてもいけないみたいですね. 印象をコントロールできるように精進します. ありがとうございました. (シェルター)

2019-01-18