B-REVIEW 6月のお題詩「ある雨の日に、私と君と。」「ハイパーポップ」 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow

桃太郎の神殿

幻想的な具体、具体的な幻想

時刻、刻々、刻むということは生きるということである。生きる、生まれる、死を予感する全ての事象が望む新たな幻想、書かれるべき詩、読まれるべき詩がここにある。

狂詩人



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B-REVIEW 6月のお題詩「ある雨の日に、私と君と。」「ハイパーポップ」    

日頃よりB-REVIEWをご利用いただきありがとうございます。 最近思うのは今年の前半が終わってしまう訳なんですけど、1月に誓ったことがちょっと疎かになっていることですね。散歩以外にも軽めの運動を日常に入れていくって目標があったんですけど、やらない日もあったりです。なんちゃってハーフスクワットを一日の中でたった50回する。しっかりじゃなくてなんちゃって。自己流で良いというハードルを下げたのにこれすら出来ないのかと思ったりします。まぁ、でも組み込めて居る方なのかなと思います。昔、習慣にするにはどうするか?みたいな話があって、例えばランニングを朝にやるとして、三日坊主になるとかあるじゃないですか。私が聞いた話ですけど、やりたい行動のショートカットをすれば人は習慣化出来るらしいです。ランニングだったら、着替えて靴履いてって動作があるじゃないですか。極論、ランニングの格好で布団に入っておけば習慣化が容易だそうです。だから私はトイレをした後にハーフスクワットをその場でやったりしますね。盗撮してる人がいたらビックリでしょうね。いないでしょうけど。 「ある雨の日に、私と君と。」 梅雨の時期になるとなんかエレクトロニカとか聴きたくなるんですよね。あんまそういうのないです?朝はこの曲だとか、暑いときはこの曲だとか。例えばスピッツの夜を駆けるって曲あるんですが、めっちゃ良いんですけど朝に聴く気分にならないです。まぁそれはいいとして、今回はちょっとデッカい単語のお題じゃないのにしようかなーとおもってこのお題にしました。私が好きなエレクトロニカの曲名なんですね。動画の方も貼っておくので、メロディに似合うような詩が読めたらなと思います。 「ハイパーポップ」 これは単純に私が最近このジャンルをたくさん聴いているのでそのままお題にしちゃいました。なんか細かい特徴だとか思想だとかあるらしいんですけど、まぁその辺はよう分からんで聴いてます。実際に聴いて感じたものだったり、音楽に触れないでハイパーポップって言葉の響きから浮かんだ物を書いてもらえたらなと思います。 以下、ルールを説明いたします。 ①この投稿のコメント欄では、お題に沿った詩の投稿を無制限に行えるものとします。 ②ここのコメント欄に投稿された詩の全ては、ビーレビ杯不参加とさせて頂きます。 ③システムの関係上、コメント欄に匿名で詩の投稿はできません。 ④コメント欄では縦書き機能は無いので横書きになります。それか、自力で頑張って縦書きしてください。 ⑤投稿者に対する返信として、連詩や返詩も可能です。 ⑥ハートの数を個人的に得点として競ってみるのもいいかもしれません。なので気に入った作品にはぜひハートをつけていってください。 ※無論、マナーガイドラインに反することは禁止です。運営の開催する企画でカードを発行するようなことになってほしくはありませんので、くれぐれもマナーガイドラインを厳守していただきますよう、よろしくお願いいたします。 B-REVIEWマナーガイドライン&ルール(必読) https://www.breview.org/forum_blog/guideline_and_rules それでは皆様、よろしかったら遊んでみてください。

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B-REVIEW 6月のお題詩「ある雨の日に、私と君と。」「ハイパーポップ」 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 17
P V 数 : 1157.9
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2024-06-05
コメント日時 2024-06-29
#現代詩 #動画 #ビーレビ杯不参加
項目全期間(2024/07/02現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
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 エンタメ00
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構成00
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閲覧指数:1157.9
2024/07/02 04時25分15秒現在
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    作品に書かれた推薦文

B-REVIEW 6月のお題詩「ある雨の日に、私と君と。」「ハイパーポップ」 コメントセクション

コメント数(17)
テイムラー隆一
テイムラー隆一
作品へ
(2024-06-05)

[使ったお題:『雨の日に、私と君と』] 君がいなくなった日々の中で それでも私は君の残り香に しがみつくように生きようとしました 君がいた日々の中では 雨は少し憂鬱でした まるで世界が泣いているような そんな気がして 君がいなくなった日々の中では もっと憂鬱なものとなりました 傘の中に入れてくれる君は もうどこにもいないから 世界と一緒に私も泣くしか それしかやりようがないのです 嵐に花の喩えがあるように 人生だけがさようならを意味していました

1
atsuchan69
作品へ
(2024-06-06)

プディングを飾るチェリーが紅い ッていうか、さらにもっと ポエムが紅潮すれば桜桃を載せた冷菓は黄色い ーで始まることばを探せ、、 パ・ド・ドゥ‥‥踊ろう、パリの炎のごとく色鮮やかに イクイアングラーな三辺を辿るふたり、 ハイビスカスの咲く島にて終末の獣とともに

1
万太郎
万太郎
作品へ
(2024-06-13)

「ハイパーポップ」 チョーソクショーヒの チョーソクショーヒの  タイシューオンガク ハイパーポップ! うたはふへすぎた うたはふへすぎた  ついては、ゆかれぬ ハイパーポップ! ナガレテハキエル ナガレテハキエル ナガレツツシルモノ ハイパーポップ! せやごろほきもん せやごろほきもん 天まで、届くは ハイパーポップ! ぬきよしよしらん ぬきよしよしらん コウオンタオンの ハイパーポップ! ふまへりへりぐさ ふまへりへりぐさ 買ったり売ったり ハイパーポップ! うみよしやまての うみよしやまての  手招きし続ける ハイパーポップ! てへろへみるばと てへろへみるばと 追うては、追われる ハイパーポップ! おうたはハイパー おくるまワイパー 洗濯ハイター ハイパーポップ! 音楽が新手の情報のように、超速処理されていく。 人間の脳もフル回転で、21世紀の音楽は、ロボットもまっつぁおのスペースミュージックだ。そのスペーシー感を、意味不明単語の羅列と言葉遊びで表現してみました。

1
ぺえ太
ぺえ太
作品へ
(2024-06-13)

「万バップ」 今日はなんだか きらきらぴこぴこはっぴーで ペコのロリポップ シンディ・ローパーのシーバップ さらにヒーバップウィーバップの はらたいらに全バップ でも 万太郎はハイパーポップ! ヒーバップ万バップ はっちゃけぽっぷん太郎の 万バップ! そう 明日はきっと ぴこぴこやまてのへりへりぐさ

1
万太郎
万太郎
作品へ
(2024-06-13)

「ある雨の日に、私と君と」 たった一人で、生きていきたい人たちの、壁に阻まれた詩は、書きたくない ところが、ボクの出会ってきた人たちときたら、たった一人で生きていくことを、望む人たちばかりだ 寂しがり屋で泣き虫。放っておかれるのが、大嫌いな甘えん坊ちゃんは、だーれだ? そこで、現実の世界では出会えない『君』と言う人物との、ある雨の日の物語を、書こう 君は、カップに、コーヒーを入れて、おしゃまな格好をして、ワクワク顔でボクを待っている カーテンのレースからは、ふんわりとした香り クッキーとビスケットを用意して、君は待っている そこへ、寝巻き姿のボクが、眠た顔で、登場 「ダーリン、今日は私に、どんな話をしてくれるの?」 外は、雨が降っている 「ハニー、バターとトーストを焼いて、サンドウィッチだ。話はそれからにしよう」 ウロウロとキッチン、トースターの前をうろつくボク テレビでは、ジュリーアンドリュースの『サウンドオブミュージック』がやっている チャップリンの方が、良いな。おっと、君はバスターキートンがお好みだったね。 ボクは、君と親交を深めたくて、同じ仲間の中で、誰かいじめたい人はいるか? と聞く。 嫌よ、いじめなんてと君はふっと笑う。 クッキーとビスケットは、バタートーストサンドウィッチとぶつかり合って、陽気にジルバを踊ってるし、君はボクの足元を見て、解けてしまったボクの靴紐をキュキュッと直してみせる。その後、話をしている間、靴の上には、靴紐を直すついでに、こんもり君がよそった、バターがのっけてある。あつあつのバターがこんがり靴の上にのって、美味しそうだ。 アボカドとレーズンで塗りたくられた上質な雨の日の夕べは、君の悩殺ボディと石鹸の香り、ひきつり顔の笑顔でいっぱいの上質なフィクションというわけさ。

0
万太郎
万太郎
作品へ
(2024-06-13)

「ハイパーポップ」 グローバル時代のポップに置ける均質性は、多様性重視社会の持っている不埒が際立つポップミュージックの台頭でもある 自己決定出来なく無くなったアーティストが放つメッセージ。 相対性重視で、絶対の価値を認めない世の中。 つまり、あれもあり、これもありが蔓延した結果、正体不明の空気のようなものが音楽によるムードと相乗効果をなして、スカスカのポップミュージックを生み出しているというわけだ。 米国初の、極端な理想主義。 左翼的価値観による共産主義革命の結実が、見えないファシズムを生んでいる。 グローバル基準と言いながら、結局欧米基準で物事を決めていく、単一の価値観によるファシズム。それがハイパーポップの正体だ。 仕事で使う労力も愛もすべてデジタル通貨に換算される無個性無機質時代のポップミュージック どうせなら、タモリ的に我が国だけ、ハナモゲラ均質で、音楽的に纏まれられた意味不明語でアヴァンギャルド転換された翻訳ポップ社会にしたらどうだろう? ロシアスロヴァキア的単位の数え方 1ガロック 2ガロック 3ガロック 4ガロック ドイツ フランス的なイントネーションによる単位の計り方 1ポーニャ 2ポーニャ 3ポーニャ 4ポーニャ ギリシャ的な単位の計り方 1アポロン 2アポロン 3アポロン 4アポロン イタリアメキシコ的単位の計り方 1メスカマリアーダ 2メスカマリアーダ 3メスカマリアーダ  4メスカマリアーダ 20世紀にはあらゆる前衛運動が華やいだが、タモリ的なハナモゲラ、意味の解体的世の中が、今の日本の悲惨な現状を招いているとしたら、その音楽的趣味の良さ、オノマトペに細部まで行き届いた音の響きの良さを受け継いだ言葉遊びの達人はいない。 ハイパーポップ時代に、グローバルファシズムに対抗馬たり得るのは、いい耳を持ったミュージシャンによるオノマトペ攻勢によるハナモゲラ単一主義音楽だと思うのだ。 ラメちゃんたらギッチョンチョンで、チョンのチョンのチョン♪

0
万太郎
万太郎
作品へ
(2024-06-13)

「ある雨の日に、私と君と」 ある雨の日に、私と君と 丁度、お茶菓子と納豆のように、出会う ある雨の日に、私と君と とろけるチーズと、ハンバーグのように広がって ある雨の日に、私と君と 桜吹雪と、梅の花のように、散っていく ある雨の日に、私と君と 回るアンブレラ 浄瑠璃仕立ての人形芝居 ある雨の日に、私と君と カタツムリに、勝ったつむりの梅雨模様 ある雨の日に、私と君と 秋風舞い 冬は疾風 ある雨の日に、私と君と 回転木馬 コマのように、回る二人 サーカスのように乱れ踊り飛ぶ二人 アルアメノヒニワタシトキミト サンカイ ウメノチルラン コナユキマッテ ハルヲウチケス

0
黒髪
作品へ
(2024-06-13)

  ある雨の日に、私と君と。 私は傘を持っていなかった 君も傘を持っていなかった 雨に濡れて雫を垂らして 永遠に続くような雨の中で それぞれに傘を差さなければと思っていた 傘はどのように手に入るのか お金は持っていない 盗んでもいけない 秘密の呪文で傘を作り出そう 私と君はお互いを見たこともなかったけれど 何故かお互いを認識した つまりこの地上で出会うことになった 相合傘を私は書いたことがある 君と私の名前で 本当の願いは傘をさすことではなく 君と一緒の傘に入ることだった 人類の文明がその用意をしてくれていたのだ この時に二人が一緒に入るために傘は発明されたのだった 一緒に入ろう 傘という概念による 最上級魔法を使うことによって これからは二人で傘に入れるね 一本で十分 一緒に雨音を楽しもう 沢山の夢が正しく伝わり 今雨は晴れている せせらぎの音を聞きながら お互いについて語り合える日があるだろうと願う

1
黒髪
作品へ
(2024-06-13)

  ハイパーポップ ポップを超えて 近づいていく 音素が集まって ポップな交響曲が流れて来る この音楽の中で はぐくまれる苗 優しく風に揺れる

0
テイムラー隆一
テイムラー隆一
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(2024-06-13)

『ハイパーポップ』をテーマにした詩 タイトル:彼ら彼女らの精華 僕はその楽し気な声と音を ゆっくり抱きしめてあげたかった 傷付けたくなかった 彼らの 彼女らの 命と息吹は 僕の魂を優しく 切り刻んでくれたのだから 聞こえないのですか 彼らの 彼女らの あの魂の鼓動が 彼らの 彼女らの その歌たちが 『スカスカのポップミュージック』だって どれだけ詰られようと どれだけ罵られようと 僕はそれでも あの人たちの 音楽を抱きしめてあげたかった 擁護したかった 彼ら彼女らの 自我精神の その精華に 僕は道を見出したのだから

0
羽田恭
作品へ
(2024-06-13)

「ある雨の日に、僕と君と。」 雨が降る だから撃発しない 雨が降る 向こうに君がいる 僕はここにいて 長い狙撃銃を構えている 雨でかすれる 向こうにいる君 大きな口径の名も知れない銃を 携えている いくつもの 命を奪い 多くの作戦を 阻害した お互い お互い スナイプする日を待ちわびる 雨が降る こんな日じゃなければ 暴風が吹き荒れ 落雷が続き 矢の様な雨が突き刺さる お互いの姿が見えても こんな日には銃口を向けあうだけ どうあがいたって 銃弾は反れていく 君の姿が見えたよ 僕の姿が見えたね それじゃあね 雨が降る 風が止んだ 撃発が同時に 聞こえ

0
吸収
吸収
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(2024-06-14)

もう寝た? … …いや、うつらうつらしてた どうしたの? 別に… … 今日さ、流れてきたデータの量多くなかった? 結構多かったね ラグランジュ点の計算でもしてたのかな? 途中少しほわほわした感じがあったな ちょっと考えている事があるんだけど 何? 受肉しようかなとか思ってる マジで? どうした急に 最近なんか感覚みたいな事に憧れてきてる マジで! 脳だけの方が良くない? 肉体とかめんどくさいと思うよ それに肉体高いでしょ 受肉したら労働とかあるらしいよ 今みたいにデータが勝手に来て勝手に計算されていく感じではなくて ある程度肉体とか使いながら色々とやらないといけないらしいし なんか夜とか体験したいと言うか 勿論夜が地球の影だって事は識ってるんだけど感覚としてふれたいというか だんだん暗くなって何も見えなくなるみたいな 恋人とかに「わたし、夜初めて」とか言いたい 「夜初めて」とか言うかな? 知らないの? ♂はさ初めてって言えば喜ぶものなんだよ そうなの? 俺は多分♂らしいけど 夜初めてとか言われてもなんとも それは身体がないからじゃ無い? 朝初めてとか 冷たいの初めてとか ♂はそれで喜ぶらしいよ だけど労働嫌だな 多分俺は労働に向いてないから直ぐに朽ちてしまうかもしれない 一度身体と結びつくともう此処には戻れないし此処にいれば200年は生きれるけど 身体と結びつくと最悪数年で死んでしまうこともあるらしいし まぁそうなんだろうけど 雨とか体験したいんだよね ソラから水が粒で降ってくるみたいなんだけどとても... ...なんて言うかなキレイ? よくわからないけど どうだろうね? だけど君が受肉して此処からいなくなると寂しいな、なんだかんだ長い付き合いだし まぁ、受肉には向き不向きがあるらしいので 私もなんとも言えないな だけどこんなにたくさんやり取りしてきて離れるのも寂しいかもね まぁさもし受肉したならさ時々は此処に繋がって感覚の世界の事教えてよ そうしたら俺ももしかしたらそっちにいくかもしれない そうなったらわたしも嬉しい?かもしれないな。わたしはひと足早く朝や夜や風や雨をしっていて、ある雨の日に、私と君とが出会って、もしかして雨、初めての人ですか? とかきいてみたいかも どうかな?それってなんと言うか感動的?な出会いなのかな? わかんないけど、わからないけど なんだろう なんだか、なんだかわからないケド なにか... ...

0
テイムラー隆一
テイムラー隆一
作品へ
(2024-06-27)

「ある雨の日に、私と君と」 雨の音が僕の心中に響く 僕はそっと目を閉じていた 星と菫の夢の中で 目をつむっていたら あなたの存在のその精華が ずっと見れるような気がして 薄く見開いた目には あなたの存在というものが どこにもいなくて もしはっきりと目をあけて あなたの存在を見ることができるか その疑問が僕にとってはひどく悲しくて ただ静かに雨音は世界を流れていった

0
メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2024-06-29)

「ある雨の日に、私と君と、」 三丁目まで歩いて行くと公園には大きな銀杏の木があって、その下のベンチにはいつも恋人たちの時間が流れている。 この日小雨で降り続いた雨が勢いを増して、傘を手にした一人の初老の男が明け方近くになってベンチに現れた。 男はびしょ濡れになったジャケットの裾を捲ると'ふう~ともたれ掛かるようにベンチに腰掛けた。内側のポケットから煙草をひとつ取り出し、プラスチックライターを親指で押さえるがなかなか火は移らなかった。 しばらくして派手な色柄の傘をさした人物が現れて、この初老の男に声をかけた。  /// あら~/お、待たせ! まだ暗い雨の中、 待ち人よりも背伸び高いこの人物の紅い唇がやけに目立つ。  ~うむ///さっき着いたばかりだよ。 そういうと、枝で濡れていない隣を指さした。 初老の男はやさしく傘を掲げてやると傍につめよった。 ////ありがとう//// 座るとすぐに黒い鞄からタオルを出して額を拭う。 それからうるさそうに長い髪の毛を剥ぎ取った。 男は二口吸った煙草を投げて、二人はすぐに口吻を交わした。       男の濡れた靴の上にそれよりも大きなヒールが重なっていた。 「いああ、痛いやっちまったよ。」 横殴りの雨に抵抗しながら男はバイクから降りてきた。 ////    //「蛙がさ、蛙が飛び出してきたんだよ!」 この人のいい初老の人物は蛙も避けるらしい。 合羽のズボンが膝から千切れるように裂けていた。 わたしはたまたま集配所から帰ろうとしていた。   「いやあ、しかしひどい雨やね~急に風が出てきて、 ほら、側溝にはまってしまったよ」。  どうしてバイクが転けてしまったのか、真実は言えなかったのだろう。 それにしても酷い。 憎い雨だ。  ////   わたしはこれがミサイルなら降るような一粒一粒の爆発ならば尚更受け入れる。そんなわけがない。  //瓦礫の雨//舞いあがる埃の雨/そして                          血の雨だ。  蛙が鳴いている         新聞配達の男も鳴いている   公園では男と男が世間を憚り鳴いている                    「ある雨の日に、私と君と、」  わたしは拳を振り上げて殴る。クラスターの朝を降らせて破壊してやりたい//// //////そう思う。

0
メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2024-06-29)

「ハイパーポップ」 広いスタジオで米津玄師が「pop song」を撮影している。 セットも人数もハンパじゃなかった。 それを現代アーティストの村上隆が眺めていた。 「habit」 よりも凄いね。 連れてきた子供たちはゲームに夢中だ。 途切れたままの撮影には無関心。 セットの隅から掃除をしていた若者がポツリと言い放つ  「くだらねえな、こんなの。ホントにくだらねえ。みんなどうかしてる」。 「ヤッタア!」 真新しいpsをしていた子供が叫んだ。 高い天井から偽の札束が無数に舞い落ちてきて、それを関係者の大人たちが拾う。    くだらねえよ。みんなどうかしてる。 アルバイトの若者がスタジオにポリバケツのガソリンをぶち撒いた。  火を点けるのに10秒ほどかかった。

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テイムラー隆一
テイムラー隆一
作品へ
(2024-06-29)

「ある雨の日に君と私と」 夜、また僕は目を覚ます 窓に伝う水滴 夜の淡い 世界の慰め 僕は、夢を見た そう呟いては 星なき空に身を委ねては ただ静かに またあなたの傍で 眠る夢を見る

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テイムラー隆一
テイムラー隆一
作品へ
(2024-06-29)

お題:なし タイトル:なし 風鈴がかろやかに鳴り響く 晴天、11時 僕はそっと窓に目を向けて 入道雲 青空の その向こう側 そっと夏が来たのを 微睡みの中 嬉しく思ったんだ

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