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長庚


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追悼

2017-02-21

>kuroifukumokanashmimomotazuni 訂正を入れます ↓ >>kuroifukumokanasimimomotazuni 後付けですが、補足いたします。 昔、友人から戴いた冊子の最後のページに、 『黒い服もかなしみももたず 雨を降らせて餞として』 という言葉が載せられていました。 その後何があったのかは分からないままその友人は死別しました。 まりもさんへ >全体に甘さに流れている傾向はないだろうか、というのが、今現在の印象です。 そうですね、読者を刺激する何らかの工夫が足りなかったように、自分でも思いますm(__)m 今までの経験が活かされていない、死んだような文章を投稿してしまい、大変失礼いたしました。m(__)m 三浦果実 さんへ >その終わりの情景に、新しいスタートのメッセージを込められている。素晴らしい。まるで、ジョン・レノンの「スターティング・オーバー」という曲を合わせみました。『雨は降り続く』の結末の言葉に、語り手の―終わらないことは何て素敵なことなんだろう―という気持ちをキャッチしました 奇抜な読みですね(笑) はじめにまりもさんからご指摘いただいた通り、これは私の、私らしさが出ないまま失敗した作品でありました。 終わらないことは素晴らしい。だけどいつかは終わらせたい。そして、終わりは始まりであります。終わらないままに始まることはないかもしれません。 ご批評ありがとうございます。 もとこさんへ >「悲しみの欠片」とは何なのか。写真やハガキ、それとも詩や愛の言葉を書き留めた紙片なのでしょうか。 プリントアウトとホチキス留めで作られている、詩が、寄せられた冊子です。 「kuroifukumokanashmimomotazuni,amewofurasetehanamuketositekudasai.」 >これは「君」の遺書とも読めます。だとすれば「君」は病死したのか、それとも自死なのか。筆者は文字通り「君」を追悼するために詩を書いている。そして、これを書き終えたら自分が詩を書く意味も失われてしまうかも知れないと言う。何という緊張感でしょうか。私には、とてもそんなテンションで詩を書くことはできません。 降り続く雨の音は喝采の音でもあります。それは人生の幕を下ろした「君」への喝采なのかも知れません。拍手の音はいつまでも鳴りやまず、悲しみの心は解放された「君」への祝福に包まれていく。私はそんな風に読みました。 鋭い読みをしてくださり感服いたしました。 ありがとうございます。 クヮン・アイ・ユウさんへ >はじめ、ローマ字が場面転換の為に仕掛けられた装置かと思われました。 再び読み返すと、それだけではないのかも知れないなと考えさせられて、面白かったです。 この羅列が、読者にゆっくりじっくり読ませる働きを持っているということ。 読みながら、頭の中で文字が変換されていきました。こういった体験の機会が、ある間隔で用意されているので、新鮮でした。 「読むという行為」についてや、「作者として、仕掛ける側としての表記の選択」について考えさせられる機会をいただきました。 本作に触れて、「人は変わりたいと願いながら、その実変わることを避けている(あるいは恐れている?)」という主旨の言葉を思い出しておりました。 この詩から、「悲しみからの解放、しかしそれにも伴う悲しみ」のようなものを感じておりました。 私がこの作品に添えました「悲しみ」は、解放されたがっているのだろうと思います。 私は友人の死から離れるときが来たのだろう、と感じました。 >仕掛け に気付いてくださりありがとうございます。 (追悼)

2017-02-26

初めまして。 前に読んだとき、そして今回もまた。特に6連の比喩が凄いな、と感じました。 そこに例えられているのは(湛えられているのは)去って行った人か、または『わたし』の気持ちか。 いずれ、海に浮かぶペットボトルの中にまた小さな海ができているかのような、延々続くカメラトリックを撃墜するように『ひねりつぶす』ただし、母なる海への思慕は残したままで。 ここは、書きすぎないことで、却って想像の余地が膨らまさせられた、個人的にいちばん好きな箇所でした。 (いちごシロップ)

2017-02-25