作品投稿掲示板 - B-REVIEW

みみみ


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背反を穿つ

2018-01-12

Rさん では「さん」でお呼びしますね 改めてよろしくお願いします! (背反を穿つ)

2018-01-14

Rさま いえいえ、とんでもないです.....! 作品として形になった以上作者の元を離れて色々な解釈をしたほうが楽しいと思います。 またコメント頂ければ幸いです! (背反を穿つ)

2018-01-14

Rさま くつずり ゆうさま 三浦さま はじめまして。 コメントありがとうございます。初投稿作品で不安でしたが感想をいただけてとても嬉しく思います。 全体の冷たい印象が後悔や後ろめたさ、無力感のようなものを感じさせます。 楔は物を割るためにも、圧迫固定して離れないようにするためにも使われるそうです。 この詩では、月は時間的、空間的な隔たりの象徴として登場させています。遠い地をあらわす「碧落」、昔を思い出す「偲ぶ」という言葉がこの象徴に繋がっていきます。 月の楔は、主人公が時間的、空間的に囚われていることの象徴であり、「記憶と追慕の石盤」に突き立てられているわけです。 砕けてしまえばその隔たりは永遠のものになってしまう、楔が打ち込まれ固定してくれるのを期待しても、終わりない雨に縫われてしまう。 それが後悔や後ろめたさ、無力感の源になっているのかもしれません。 言葉がまわりみちをして、核心に触れずに愛撫するような、美しい夜を薄衣で包んでいるような。 糸、雨、月、楔、と象徴的なものを多用して、主題がぼやけて捉えどころのない印象になるよう意図してつくりました。上に書いたような直接的で説明的な言い方もできることはできるのですが、それでは美しくないな、と。 琴線にふれるものがあったならとても嬉しいです。ありがとうございます。 永輪の再生を待っている このフレーズがとても好きです。 氷輪が再生する、は細い繊月が再び満月になることを表現しました。 透き通っているような言い回しにできたので私もとても気に入っています。 なるほど、迷路のような、というのは私には思いつけませんでした。上に書いたようなどうしようもない無力感がそのようなイメージに繋がっているのでしょうか。 (背反を穿つ)

2018-01-14