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幽霊の生き永らえる本棚と
田園の笛と朝の10時から神に祈る 電車の中で幸福そうに腹を撫ぜる 病院から中隊へ帰ると玉砕命令が出ていたから 私的な武装解除をして、友好部族の区域を目指す 戦争地帯においての判断は言葉を知っているかどうかと、 (つまり実際の呼気や重力を発揮している言葉) あるいは運、または 「何かしらの運命について語らないこと」 逃亡兵の運命は、 所属部隊や階級や登録氏名からなる三人称的自己と、 実力的目標物としての、三人称的他者からの逃亡 これは失念、最後にもう一つ最重要項目として 「帰り道を覚えていること」 歩行や跳躍あるいは落下か、浮上する。 辛いということは全くない ただ、恐ろしさがあって、 辛さはない、進む方が「わからなくなること」が怖い。 終点まで一人で座っている 絹地のように日光は乾いていて 客室のそとで寒そうに風が鳴る 人足が駅名を叫ぶ 雲間に光線が閃く
幽霊の生き永らえる本棚と ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 996.7
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ポイント数 : 0
作成日時 2022-03-06
コメント日時 2022-03-16
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
戦場において、あるいは修羅場においては良いことだけを考えろというセオリーがありますが、それを思い出しました。
0コメント、ありがとうございます 実体験や経験則を加味した見地からのコメントかと承りました。参考になりました。
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