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pulitzer
つるし上げられ蹴飛ばされ 身籠るからだからすべりおちた果実が 地の上で踏んづけられ 地の下で育ちやがて芽を出した果実が 果実であるがため もぎ取られる 銃声とともに 号令がかかる朝 一斉に寝床から突っ走り ナチの前に整列するも 忘れた帽子は隣からひっつかみ 逃れ 直立不動 みなぎる喜悦に爆発する胸 銃声のうちに おおめくらたち おおつんぼたち おれたちそうだよ おおあおいそら おおきよいかぜ ころす ころす ころす 殺せ
pulitzer ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1037.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-10-05
コメント日時 2017-11-14
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
殺せとか死とか書かれているのを見ると途端に萎えてしまうのはさておき。 終始抽象的な描写の繰り返し、そして唐突な乱暴な語彙。げんなりしました。
0題名の持つ批評性というべきか・・・公民権運動の時期のアメリカの、吊るされたフルーツ、として描かれた悲惨・・・黒人への凄惨なリンチの取材であったり・・・現在のアメリカへの状況を思い合わせたりしながら読み始めて、二連目でナチが出て来る。いささか唐突感がありました。アメリカのネオナチ的な動きへの想いもあるのでしょうか・・・完備さんの鑑賞にも一理ありますが、ころす、の連呼を、そのままストレートに受け取るかどうか、という問題でもあるでしょう。殺せ、という強い文言が、果たして反転する意味を備えているのか、題名との連関も含めて(批評性を加味できているかどうか、という点も含めて)いまひとつ、つかみきれないような思いが残る作品でした。
0◆完備さんありがとうございます。げんなりしたぜなんて感想を頂いたことはこれが初めてかもしれません。申し訳ありません。かなり以前の二つをアレンジしましたが、最後の殺すは考えるべきかなと。甘いかと、あらためて思いました。当初から反人間、ヒューマニズム、生命主義の立場から今一度反転に異化をと、表現の上でいかに可能かと志向したものだったように思います。二連はもっと辛辣かつ直情のままといった内容だったかと記憶していますが。 ◆まりもさんありがとうございます。タイトルはピュリッツァー賞のそれからですね。 歴代の受章写真群等についてつらつらと書き進めたかと記憶します。果実や銃声、ナチといった単語、表現はありませんでしたが、わかりすいかと思い手を加えた箇所になりますね。しかし入れないほうがよかったかとは思います。いずれにしろ身籠るからだや果実等は表現を再考すべきかとあらためて思いました。 ピュリッツァー賞自体はアメリカ国内で発表された芸術作品や報道関連のものへと、そうした性質のもののようですね。二連目の唐突さといいますか、違和感。たしかにそうかもしれません。本来は三段組みでしたが、間一つ抜きまして。ナチの二連目はピュリッツァーとは関連なく別のもの、資料からのものでして、それをキャプションのような淡々としたもの、そうした意図からのものでした。ピュリッツァー群再編といった感じでしょうか。ですからネオナチ的な気運云々といったことは意図にあ りませんでした。そういう意味でも表現が甘くなったかと。
0書けるかただと思ってるのですこし忌憚のないところを言わせていただくと、この作品はすこし散らかってしまっていると思いました。力点が多すぎてフックとなるような情感が分散しているというか。なんとなく全体としての印象を思い返すときにうまく立ち上がってこないというか。もちろん僕がそういう見た目の良い物に貪欲なということもありますが。言わんとすることわかってくれると思います。もちろんただ僕が読めてないという可能性もあります。ただ一連目の上下のシーンの動きとか、湯煙さんらしい(こんな定義もインチキでしょうが)良さがあると思いました。素直な感想を書かせていただきました余計なことでしたら捨て置いてください。
0コーリャさん。ありがとうございます。文極にて作品共々よく拝見させて頂いていましたが。まさかコメントを頂くとは!という気持ちが。驚きましたが、投稿した甲斐がありました。 そうですね、元は別にある二編を強引に繋いだ次第です。なにかあるのかな?などと、そんな感じがしまして。やはり前半の二連のみにすべきかもしれませんでした。本来はもう一つを挟んだ三連構成のみを提示した淡白なものでしたが。先の米国での乱射事件を受け、emotionalなものに再編してみたいと、そんなところもありましたね。一連もまたかなり改稿がなされました。 いえいえ。こちらこそ遅ればせながら。申し訳ありませんでした。私用といいますか、やっつけ仕事が思いの外ありまして、なかなかまとまっての時間がとれなくなってしまい。と、言い訳させてもらいました。重ね重ねありがとうございました。
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